HMV Review
『The New Boss Guitar』(1964年)でアルバム・デビューして約半世紀。『Breezin'』(1976年)の大ヒットによってスターダムにのしあがり、豊かな音楽性と無類のギター・プレイによってこれまで10ものグラミー賞を受賞するなど、“キング・オブ・ジャズ・ポップ”の地位に君臨しているギタリスト=ジョージ・ベンソンの2009年『SONGS & STORIES』以来2年ぶりの最新作がLPフォーマットで登場!
本作はジャズとポップ・スタンダード、ソロ・ギターとコンボのセットを織り交ぜた12曲で構成、ベンソンならではのソウルフルかつ気持ちのいい爽快なサウンドを展開。参加アーティストもJoe Sample,David Garfield,Ben Williams,Harvey Masonなどヴェテランから注目の若手までをフィーチャー。FourplayのレギュラーであるMasonは『Breezin'』以来ずっとBensonのスタジオ録音に参加してきている。ギターのみならず、ベンソンの大ヒット曲には彼のヴォーカルもつきものだが、本作ではあのStevie Wonderの大ヒット曲“My Cherie Amour”でヴォーカルを披露。しかしながらアルバム・タイトルが示すとおり、これまで30作以上に及ぶ録音作の中でもベンソンのギター・プレイに最も圧倒される出来の作品。しかも今回の録音にあたっては“オールド・スクール”的アプローチでほとんどリハーサルせず、ベストのエネルギーを出せるようにほぼ1発録りで臨み、それがうまくいったという。
伝説のジャズ・ルーツを保ちながらさまざまなスタイルとセッティングのギターを聴かせてくれるギター・マスター、Side-Aオープニングではソロでそのテクを披露、 Side-A2曲目ではベンソンのナイロン弦ギターと共にGarfield(p) guitarists Paul Jackson Jr.(g) Ray Fuller(g) Freddie Washington(b) Oscar Seaton, Jr.(ds) Charlie Bisharat(vln); and flutist/clarinetist Dan Higgins(fl,cl)が参加でシンプルな初期ビートルズ・ナンバーの新鮮なカヴァーに驚くはず。ほかにも熱くて楽しいセッションが想像できる“Tequila”や甘いヴォーカルと16-bar solo jazz guitarのイントロから始まるバラード “My One and Only Love,” さらにカルテットで取り組んだスタンダード名曲 “Paper Moon”や世界中誰もがおなじみのトラッド “Danny Boy”など分かりやすい曲が満載!「人々はジャンルなど何でもカテゴライズしたがるけどそれは自分の棚に入れる順番とか決めたいからさ。でも僕にとってはジャズでもポップスでも全てが音楽。アメリカで昔に大ヒットしたポップ・チューンはバックではジャズのミュージシャンたちが演奏してきたわけでMotownものなんかデトロイトに住んでいたジャズ・ミュージシャンたちが仕事でMotownに呼ばれて素晴らしい録音をしたのさ。僕もそういったものと同じように素晴らしい音を作りたいんだ。それは僕にとってはとても自然なこと、というのは世の中いい音楽と悪い音楽の2つしかないのさ。その間のものっていうのもたくさんあるけれど、最終的にはいいか悪いかのどちらかに決められるものだよ。」とベンソン。さすがの発言、ジャズ・ファン、ポップス・ファンも大納得のいく傑作!!!
(メーカー資料より)
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