The Complete Ref-O-Ree Recordings

遥かなりナッシュビル。この地にこだわった名シンガー、フレディー・ウォーターズを探訪するソウル・インヴェスティゲーション第2弾。歌うことに生涯を捧げた男のまぎれもない絶頂期が刻まれた名門Ref-O-Reeレーベル音源が完全版としてよみがえります。渾身のちからを込めて吹き込まれたシングルの一枚一枚が実に味わい深く胸に響く、もうひとつの名盤です。

ソウル界最後のメガレア盤『Just Enough To Get Me Cool - The Complete October Recordings』（KTIC-1001）復刻だけではフレディー・ウォーターズの世界は語り尽くせません。この名シンガーが本当に輝いていたのは1970年前後のRef-O-Ree時代。名プロデューサー、テッド・ジャレット率いるこのナッシュビル有数の名門ソウル・レーベルをサウンド面で支えたのがボブ・ホームズ。2人がもっとも信頼を寄せたシンガーがウォーターズです。数々のシングルに吹き込まれたナンバーはいずれもが粒ぞろい。南部の街ナッシュビルを大いに沸かせました。レアリティと内容で圧倒するシングル集が完成です。

レア・シングルとして世界的な人気を誇るM02「Don't Let It Get You Down」は胸がすくような力強い歌声が響くシャッフル・ナンバー。カーティス・メイフィールドのCurtomからもリリースされたM01「Singing A New Song」も同タイプの高揚感あふれるミディアム・ナンバーです。張りのあるハイトーン・ヴォイスがファンキィなバッキングに映えます。語りかけるようなメッセージソングM6「These Are My People」M13「This Is The Life」に込められた優しさ、ファンクM09「I Wish For A Miracle」の躍動感、バラードM15「Love Is A Two Way Thing」のしたたるような肌触り、すべてが珠玉。未発表2曲を含む17曲でお届けします。
（メーカー・インフォメーションより）