Franck, Cesar (1822-1890)

Violin Sonata: Mintz(Vn)Bronfman(P)+debussy, Ravel

User Review ：5.0

(1)

View review

Item Details

Genre

Classical

Catalogue Number

UCCG5284

Number of Discs

Label

Universal Music

Release Country

Japan

Format

Product Description

Japanese only release, part of the Deutsche Grammophon 'The Best 1200' series. 2012.

Track List

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

5.0

Write you own review

清涼感溢れる演奏だ。巷では、ﾌﾗﾝｸのｿﾅ...

投稿日：2014/01/03 (金)

清涼感溢れる演奏だ。巷では、ﾌﾗﾝｸのｿﾅﾀと言えば俄然ﾃﾞﾒｲ&ﾋﾟﾘｽ盤の評価が高い。しかし、難を言えば、ﾋﾟﾘｽのﾋﾟｱﾉにｺｼがなく、残響も多過ぎて輪郭がはっきりしないのが気に食わない。ﾋﾟﾘｽはﾌﾞﾗｰﾑｽのｿﾅﾀでも、ﾃﾞｭﾒｲのｳﾞｧｲｵﾘﾝに呑まれるようなﾅﾖﾅﾖとした演奏だった。それを“透明感溢れる演奏だ”などと評価する向きもあるようだが、僕は賛同し難い。そこで、明晰なるﾀｯﾁで定評のあるﾌﾞﾛﾝﾌﾏﾝがﾊﾞｯｸなら、無論不満はないだろう(ﾀﾞｼﾞｬﾚ!?)と思い、当盤をﾁｮｲｽ。買って正解！勿論、ｳﾞｧｲｵﾘﾆｽﾄが下手ではお話にならないが、さすがﾊﾟｶﾞﾆｰﾆで至高の名演を繰り広げたﾐﾝﾂだ。技術や情緒に些かの不足もなく、余分な肉付けを排したｷﾘﾘと引き締まった音色で聴かせてくれる。特に、二人の息がﾋﾟﾀﾘと合わないと出来ないであろう絶妙な“間”に惚れ惚れする。中でもﾌﾗﾝｸは絶品であり、有名なｶﾝﾄﾛﾌ盤に比肩するであろう内容だ。

遊悠音詩人さん | 埼玉県 | 不明

Recommend Items

Sell This Item