CD Import

Stairway To The Stars

Denny Zeitlin

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SSC1380
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Live Recording,Import

Product Description

1938年生まれ、ベテラン・ピアニスト、デニー・ザイトリンの詩的感性が美しく結晶となった2001年の注目ライブ音源がCD化!

演奏曲目は、9曲(M-8 のイントロとなるM-7を含む) のスタンダードとザイトリンのオリジナルを合わせた10曲。スタンダード曲を奏でる3人の演奏が素晴らしいです。ビル・エヴァンスの世界を彷彿とさせるようなハーモニー感覚や、瑞々しいフレージングは、聴く人の心を溶かす美しさを湛えていると言えましょう。一方、ロリンズの「オレオ」のようなナンバーでは、トリオのエネルギーが漲り、ザイトリンのテクニックも光る演奏! いずれにせよ、時にはスウィンギーに、時には、スローで美しく、時には、エネルギッシュに、完成度の高い演奏を聴くことが出来ます。お薦めしたい一作です!

Denny Zeitlin (p)
Buster Williams (b)
Matt Wilson (ds)
2001年録音

Track List   

  • 01. There Will Never Another You
  • 02. You Don't Know What Love is
  • 03. I Could Have Told You
  • 04. Oleo
  • 05. Stairway To The Stars
  • 06. I'll Take Romance
  • 07. Bass Prelude to Deluge
  • 08. Deluge
  • 09. Spring is Here
  • 10. Out For A Stroll

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
大人による大人のためのライブアルバム。 ...

投稿日:2014/07/23 (水)

大人による大人のためのライブアルバム。 Denny Zeitlinは、1938年米国シカゴ生まれのピアニスト。そして、精神医学の教授でもあるというインテリです。 経歴が示す通り、知的な演奏が魅力のようで、1964年から最近まで、リーダー作だけでも20以上のアルバムを発表してきました。 この「Stairway To The Stars」は、2001年にカリフォルニアのカルバーシティで録音された、トリオによるライブアルバムです。 バックを務めるのは、Buster Williams (b) とMatt Wilson (ds)。演奏されている曲は、観客を意識してか、スタンダードが中心となっています。 1曲目「There Will Never Be Another You(Harry Warren )」から、リリカルで知的なピアノの響きに耳が引き寄せられます。軽いスイング感を伴い、曲はライブならではの盛り上がりを。終盤では、Chet Bakerの歌唱で聞き覚えのある愛らしいテーマが再び登場します。 2曲目「You Don’t Know What Love Is(Gene DePaul) 」も、良く知られたテーマを軸に、3者が対等に語り合うかのような演奏を聴かせてくれます。特に、Williamsのベースは雄弁。 メランコリックな想いが去来する3曲目の「I Could Have Told You(James Van Heusen)」。この辺りがZeitlinの真骨頂でしょうか? 4曲目「Oleo(Sonny Rollins)」は、一転して躍動感のある演奏を展開。3人の快調さが伝わってきます。短いアクセントの役目を果たしている曲だと思います。 5曲目「Stairway to the Stars(Matty Malneck / Frank Signorelli)」は、ピアノの鍵盤が階段のように星空へと続いてゆくジャケット通りのロマンチックな曲。 6曲目「I’ll Take Romance(Ben Oakland)」も、しっとり感満載の曲で、観客は息を凝らして聴きほれているかのようです。 7曲目「Bass Prelude to Deluge」は、Williamsのオリジナルで、2分程度のベースソロ。次の前奏曲でしょうか? 続く「Deluge(Wayne Shorter)」は、そのWilliamsのどっしりした4ビートに支えられた曲。3人の対話には、スリル感も滲んで、このステージ最大の盛り上がりを聴かせてくれます。ベースソロには遊び心も感じられます。そして、リリカルな響きを添えて曲を終わらせるところもZeitlinらしいと思います。 9曲目「Spring Is Here(Richard Rodgers)」は、親しみのあるメロディーをしっとりとピアノが歌います。 このアルバム、4曲目を除いては、ほぼこのしっとり系が基調となっており、客席も大人が占めていたのではと(拍手の雰囲気からも)想像できます。 ラストの「Out for a Stroll」は、Zeitlinのオリジナル。ミディアムテンポで軽めの演奏です。粋なセンスが漂うのも、Williamsの絶妙なベースプレイあってこそか?

hiro さん | 愛知県 | 不明

0

Modern Jazz Items Information

Recommend Items