CD Import

Pierre Boulez: The Complete Columbia Album Collection

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
88843013332
Number of Discs
:
67
Format
:
CD
Other
:
Limited,Import

Product Description


ピエール・ブーレーズ
ザ・コンプリート・ソニー・クラシカル・アルバム・コレクション


ピエール・ブーレーズが1966年から1988年にかけて、ソニー・クラシカル(COLUMBIA/CBS/SONY CLASSICAL)でおこなった全録音をCD67枚組に集大成したセットが登場します。
 それぞれのディスクは、アメリカ盤初出LPデザインによる紙ジャケットに封入され、ほぼオリジナル・アルバムの発売順で、ハードカヴァーの解説書と共に、横25.5cm、縦14cm、高さ13.5cmのボックスに収められています。
 これまでにCD化されている音源に関しては、それぞれの最新・最良のリマスター音源を選択使用。1967年のベルク『アルテンベルク歌曲集』、ラヴェル『ダフニスとクロエ』第2組曲、1972年のベルク:7つの初期歌曲など、アナログ・マスターから最新リマスターされた音源もあります。

ベートーヴェンの交響曲第5番『運命』&『静かな海と楽しい航海』など、インターナショナルで初CD化される音源も含んでいます。

【作曲家から指揮者へ】
作曲家だったブーレーズが本格的に指揮を始めたのは1958年、ドイツのバーデン・バーデンでのこと。その後のヨーロッパでの活躍ぶりを知った巨匠ジョージ・セルの招きで、1965年にクリーヴランド管弦楽団を指揮してアメリカ・デビューを果たしています。
 1967年〜72年にかけては同団の首席客演指揮者およびミュージック・アドヴァイザーをつとめ、病弱なセルの補佐役を果たしつつ、セル亡き後はこのオーケストラを支え、次の音楽監督となったロリン・マゼールへと橋渡しをしました。
 1971年にはBBC交響楽団の首席指揮者、バーンスタインの後任としてニューヨーク・フィルの音楽監督に同時に就任し、名実ともに20世紀を代表する指揮者としての地位を築き上げました。

【ソニー・クラシカルとブーレーズ】
1966年、パリ・オペラ座におけるベルク『ヴォツェック』の衝撃的な上演と並行して行われた同曲の全曲録音でソニー・クラシカルへのデビューを果たし、それ以後、自作自演に加えて、ベルリオーズ、ワーグナー、ドビュッシー、ラヴェル、シェーンベルク、ベルク、ウェーベルン、バルトーク、ストラヴィンスキー、メシアン、ヴァレーズ、ベリオ、カーターらの主要オーケストラ作品を続々と録音していきます。
 グラミー賞を受賞した『ヴォツェック』、ニュー・フィルハーモニア管とのドビュッシー『海』(1966年)、ニューヨーク・フィルとのバルトーク『管弦楽のための協奏曲』(1973年)、ラヴェル『ダフニスとクロエ』(1975年)をはじめ、クリーヴランド管とのストラヴィンスキー『春の祭典』(1969年)、コヴェント・ガーデン王立歌劇場でのドビュッシー『ペレアスとメリザンド』(1970年)、BBC交響楽団とのバルトーク『青ひげ公の城』、シェーンベルク『モーゼとアロン』など、優れた演奏が目白押しです。
 これらに加えて、ヘンデル『水上の音楽』(ハーグ・フィルとのコンサート・ホール盤以来2度目)、ゆっくりしたテンポとスケルツォの繰り返しが話題となったベートーヴェン『運命』、ベルリオーズ『レリオ』のステレオ初録音、ワーグナー初期の合唱曲『使徒の愛餐』など、ブーレーズとしては比較的珍しいレパートリーが含まれているのも注目です。
 ちょうどこのブーレーズの録音が行われた1960年代〜1970年代にかけては、アナログ録音の技術が飛躍的に向上した時代でもあり、CBSの録音の特徴であったステレオのステージを左右いっぱいに展開し、オーケストラの各パートを鮮明に収録したサウンドは、ブーレーズの明晰・明快な音楽作りとこれ以上ないほどにマッチし、コンサートとは離れたところで音楽を味わう録音芸術としての各アルバムの価値を高め、録音アーティストとしてのブーレーズの魅力を際立たせています。

【凝ったデザイン】
この時代のCOLUMBIA〜CBSのデザイン部門は、ヘンリエッタ・コンダックやジョン・バーグなどの優秀なアート・デイレクターを抱え、アルバムごとに非常に個性的なアートワークを作成していた時期にも当たります。
 ジャケットにブーレーズのアーティスト写真が使われていることはほとんどなく、むしろイラストの色彩感、フォルム、フォント、文字のレイアウトなどで構成され、収録されている音楽のイメージさえも喚起する見事なアートワークとなっています。
 今回、各ディスクはアメリカ初出盤のジャケット・デザインが使用された紙ジャケットに封入されており(レーベルも各時代のレーベル・デザインをもとに作られています)、これまでブーレーズの録音はオリジナル・ジャケットで再発売されることは比較的少なかっただけに、これらの個性的なジャケットが今回一気に復活するのは歓迎すべきことといえるでしょう。

【収録予定曲】

Disc1〜2
● ベルク:歌劇『ヴォツェック』全曲
 ヴァルター・ベリー(Br:ヴォツェック)
 イザベル・シュトラウス(Sp:マリー)
 フリッツ・ウール(T:鼓手長)
 カール・デンヒ(Bs:医師)、 他
 パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1966年、パリ

Disc3
● メシアン:『われ死者の復活を待ち望む』
● メシアン:『天の都市の色彩』
 イヴォンヌ・ロリオ(P)
 ストラスブール・パーカッション・グループ
 ドメーヌ・ミュジカル管弦楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1966年

Disc4
● ドビュッシー:『海』
● ドビュッシー:『牧神の午後への前奏曲』
● ドビュッシー:『遊戯』
 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1966年、ロンドン

Disc5
● ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
 ロンドン交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1967年、ロンドン

Disc6
● ベルリオーズ:叙情的独白劇『レリオ、または(生への回帰)』Op.14bis
 ピエール・ブーレーズ(指揮)ロンドン交響楽団
 ジャン=ルイ・バロー(ナレーション)
 ジョン・ミッチンソン(T)
 ジョン・シャーリー=カーク(Br)
 ロンドン・シンフォニー・コーラス
 録音:1967年、ロンドン

Disc7
● バルトーク:弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽 Sz.106
● ストラヴィンスキー:バレエ『火の鳥』組曲(1910年版)
 BBC交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1967年、ロンドン

Disc8
● ベルク:室内協奏曲
● ベルク:3つの管弦楽曲Op.6
● ベルク:アルテンベルク歌曲集Op.4
 ダニエル・バレンボイム(P)
 サシュコ・ガヴリーロフ(Vn)
 ハリーナ・ルコムスカ(Sp)
 BBC交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1967年、ロンドン

Disc9
● ドビュッシー:管弦楽のための『映像』
● ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
 アリス・シャリーフ(Hp)
 クリーヴランド管弦楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1967年、クリーヴランド

Disc10
● ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』(1947年版)
 クリーヴランド管弦楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1969年、クリーヴランド

Disc11
● マーラー:『嘆きの歌』
 エリザーベト・ゼーダーシュトレーム(Sp)
 イヴリン・リアー(Sp)
 グレース・ホフマン(Ms)
 エルンスト・ヘフリガー(T)
 スチュアート・バローズ(T)
 ゲルト・ニーンシュテット(Br)
 ロンドン・シンフォニー・コーラス
 ロンドン交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1969〜1970年、ロンドン

Disc12
● ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67
● ベートーヴェン:カンタータ『静かな海と楽しい航海』Op.112
 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1968年、ロンドン
● マーラー:交響曲第10番〜アダージョ
 ロンドン交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1970年、ロンドン

Disc13〜15
● ドビュッシー:歌劇『ペレアスとメリザンド』(全曲)
 ジョージ・シャーリー(T)
 エリザーベト・ゼーダーシュトレーム(Sp)
 イヴォンヌ・ミントン(A)
 ドナルド・マッキンタイア(Br)、他
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1970年、ロンドン

Disc16
● ブーレーズ:プリ・スロン・プリ
 ハリーナ・ルコムシュカ(Sp)
 BBC交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1969年、ロンドン

Disc17
● ドビュッシー:『夜想曲』
● ドビュッシー:『春』
● ドビュッシー:クラリネットのための第1狂詩曲
 ジェルヴァース・ドゥ・ペイエ(Cl)
 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1968年、ロンドン

Disc18
● ラヴェル:『ダフニスとクロエ』 第2組曲
● ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
● ラヴェル:スペイン狂詩曲
● ラヴェル:道化師の朝の歌
 クリーヴランド管弦楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1969〜1970年、クリーヴランド

Disc19
● ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1911年版)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1971年、ニューヨーク

Disc20
● バルトーク:『中国の不思議な役人』
● バルトーク:舞踏組曲
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1972年、ニューヨーク

Disc21
● ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
 フィリップ・アントルモン(P)
 フィラデルフィア管弦楽団
 ユージン・オーマンディ(指揮)
 録音:1964年、フィラデルフィア
● ラヴェル:左手のための協奏曲
 フィリップ・アントルモン(P)
 クリーヴランド管弦楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1970年、クリーヴランド

Disc22
● ベルリオーズ:歌劇『ベンヴェヌート・チェッリーニ』序曲
● ベルリオーズ:歌劇『トロイの人々』〜王の狩りと嵐
● ベルリオーズ:歌劇『ベアトリスとベネディクト』序曲と間奏曲(シシリエンヌ)
● ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1971〜1972年、ニューヨーク

Disc23
● ベルク:初期の7つの歌
 ヘザー・ハーパー(Sp)
 BBC交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1972年、ロンドン,
● ベルク:歌劇『ヴォツェック』より第3幕
 ヴァルター・ベリー(Br:ヴォツェック)
 イザベル・シュトラウス(Sp:マリー)
 フリッツ・ウール(T:鼓手長)
 カール・デンヒ(Bs:医師)、他
 パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1966年、パリ

Disc24
● ラヴェル:『海原の小舟』
● ラヴェル:『高雅で感傷的なワルツ』
● ラヴェル:組曲『クープランの墓』
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1973
1971年、ニューヨーク


Disc25
● ブーレーズ:『ル・マルトー・サン・メートル』
 イヴォンヌ・ミントン(Ms)
 アンサンブル・ミュジーク・ヴィヴァント
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1966年、パリ
● ブーレーズ:『弦楽のための本』
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1972年、ニューヨーク

Disc26
● ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
● ワーグナー:歌劇『タンホイザー』序曲
● ワーグナー:『ファウスト』序曲
● ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と愛の死
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1971〜1973年、ニューヨーク

Disc27
● バルトーク:管弦楽のための協奏曲
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1972年、ニューヨーク

Disc28
● ラヴェル:『ラ・ヴァルス』
● ラヴェル:『古風なメヌエット』
● ラヴェル:『マ・メール・ロワ』(全曲)
● ラヴェル:『ボレロ』
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1974年、ニューヨーク

Disc29〜30
● シェーンベルク:『グレの歌』
 ピエール・ブーレーズ(指揮)BBC交響楽団
 ジェス・トーマス(T:ヴァルデマール)
 マリタ・ネイピアー(Sp:トーヴェ)
 イヴォンヌ・ミントン(Ms:山鳩)
 ジークムント・ニムスゲルン(Bs:農民)
 ケネス・ボウエン(T:道化クラウス)
 ギュンター・ライヒ(語り)
 BBCシンガーズ
 BBCコーラル・ソサイエティ
 ゴールドスミス・コーラル・ユノン
 ロンドン・フィル合唱団の男声メンバー
 録音:1974年、ロンドン

Disc31
● ヘンデル:『水上の音楽』
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1974年、ニューヨーク

Disc32
● ストラヴィンスキー:バレエ音楽『火の鳥』全曲
● ストラヴィンスキー:『ナイチンゲールの歌』
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1975年、ニューヨーク

Disc33
● ラヴェル:『ダフニスとクロエ』全曲
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1975年、ニューヨーク

Disc34
● ベリオ:『ノウンズ』(1954)
 ロンドン交響楽団
 ルチアーノ・ベリオ(指揮)
 録音:1975年、ロンドン
● ベリオ:『アレルヤU』(1958)
 BBC交響楽団
 ルチアーノ・ベリオ&ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1974年、ロンドン
● ベリオ:『2台のピアノのための協奏曲』(1973)
 ブルーノ・カニーノ&アントニオ・バリスタ(P)
 ロンドン交響楽団
 ルチアーノ・ベリオ(指揮)
 録音:1975年、ロンドン

Disc35〜36
● シェーンベルク:歌劇『モーゼとアロン』(全曲)
 ピエール・ブーレーズ(指揮)BBC交響楽団
 ギュンター・ライヒ(Br:モーゼ)
 リチャード・キャシリー(T:アロン)
 フェリシティ・パーマー(Sp:少女)
 ジリアン・ナイト(Ms:病める女)
 ジョン・ウィンフィールド(T:若い男、裸の若者)
 ジョン・ノーブル(Br:もう一人の男)
 ローランド・ヘルマン(Br:エフライムの徒)
 リチャード・アンガス(Bs:祭司)、他
 BBCシンガーズ
 オルフェウス少年合唱団
 録音:1974年、ロンドン

Disc37
● ファリャ:『三角帽子』『クラヴサン協奏曲』
 イゴール・キプニス(Cemb)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1975年、ニューヨーク

Disc38
● バルトーク:歌劇『青ひげ公の城』全曲
 ジークムント・ニムスゲルン(Br:青ひげ)
 タティアナ・トロヤノス(Ms:ユディット)
 BBC交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1976年、ロンドン

Disc39
● デュカス:『ラ・ペリ』
● ルーセル:『交響曲第3番ト短調Op.42』
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1975年、ニューヨーク

Disc40
● バルトーク:バレエ音楽『木製の王子(かかし王子)』
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1975年、ニューヨーク

Disc41
● ヴァレーズ:『アメリカ』
● ヴァレーズ:『イオニザシオン』
● ヴァレーズ:『アルカナ』
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1975年、1977年、 ニューヨーク

Disc42
● ベルリオーズ:『夏の夜』
● ベルリオーズ:『クレオパトラの死』
 イヴォンヌ・ミントン(Ms)
 BBC交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1976年、ロンドン

Disc43
● ストラヴィンスキー:『プルチネッラ』
● ストラヴィンスキー:『幻想的スケルツォ』Op.3
● ストラヴィンスキー:管楽器のための交響曲
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1975年 ニューヨーク

Disc44
● シェーンベルク:『月に憑かれたピエロ』Op.21
 イヴォンヌ・ミントン(シュプレシシュティンメ)
 ダニエル・バレンボイム(P)
 ピンカス・ズッカーマン(Vn&Va)
 リン・ハレル(Vc)
 ミシェル・デボスト (Fl)
 アンソニー・ペイ(CL)
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1977年、パリ

Disc45
● ワーグナー:『使徒の愛餐』
● ワーグナー:『ジークフリート牧歌(オリジナル室内楽版)』
 イヴォンヌ・ミントン(Ms)
 ロンドン交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1975&1977年、ロンドン

Disc46
● ウェーベルン:管弦楽のためのパッサカリア Op.1
● ウェーベルン:『軽やかな小舟に乗って逃れよ』Op.2
● ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品 Op.6
● ウェーベルン:2つの歌曲 Op.8
● ウェーベルン:管弦楽のための5つの小品 Op.10
● ウェーベルン:4つの歌曲 Op.13
● ウェーベルン:6つの歌曲 Op.14
● ウェーベルン:5つの宗教的な歌 Op.15
● ウェーベルン:ラテン語のテキストによる5つのカノン Op.16
● ウェーベルン:3つの宗教的民謡 Op.17
● ウェーベルン:3つの歌曲 Op.18
● ウェーベルン:2つの歌曲 Op.19
 ヘザー・ハーパー(Sp)
 チャールズ・ローゼン(P)
 アイザック・スターン(Vn)
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 ジョン・ウィリアムス(G)、他
 ジュリアード弦楽四重奏団
 ジョン・オールディス合唱団
 ロンドン交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮&監修)
 録音:1967〜1969年、ロンドン

Disc47
● ウェーベルン:室内オーケストラのための交響曲 Op.21
● ウェーベルン:四重奏曲 Op.22
● ウェーベルン:9つの楽器のための協奏曲 Op.24
● ウェーベルン:『眼の光』 Op.26
● ウェーベルン:カンタータ第1番 Op.29
● ウェーベルン:カンタータ第2番 Op.31
● ウェーベルン:弦楽四重奏のための5つの楽章Op.5
● ウェーベルン:バッハ:『音楽の捧げもの』より6声のリチェルカーレのオーケストレーション
 ヘザー・ハーパー(Sp)
 チャールズ・ローゼン(P)
 アイザック・スターン(Vn)
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 ジョン・ウィリアムス(G), 他
 ジュリアード弦楽四重奏団
 ジョン・オールディス合唱団
 ロンドン交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮&監修)
 録音:1969年、ロンドン

Disc48
● シェーンベルク:『浄夜』Op.4(弦楽オーケストラ1943年版)
● ベルク:『抒情組曲』
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1973、1974年 ニューヨーク

Disc49
● ヘンデル:『王宮の花火の音楽』
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1973、1976年 ニューヨーク
● ヘンデル:歌劇『ベレニーチェ』より
 管弦楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1978年 ロンドン
● ヘンデル:二重協奏曲第3番 HWV.334
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1973、1976年 ニューヨーク

Disc50
● ベルク:『ルル』組曲
● ベルク:歌曲集『ワイン』
 ジュディス・ブレーゲン(Sp:ルル)
 ジェシー・ノーマン(Sp:ワイン)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1976, 1977年 ニューヨーク

Disc51
● カーター:3つのオーケストラのための交響曲
● カーター:『考える鏡』
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1977年 ニューヨーク

Disc52
● シェーンベルク:『ワルシャワの生き残り』Op.46
● シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲 Op.31
● シェーンベルク:5つの管弦楽曲 Op.16
 BBC交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1976年、ロンドン

Disc53
● ワーグナー:『ヴェーゼンドンクの5つの詩』
● ワーグナー:『リュッケルトによる5つの歌曲』
 イヴォンヌ・ミントン(Ms)
 ロンドン交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1979年、ロンドン

Disc54
● シェーンベルク:セレナーデ Op.24
● シェーンベルク:『グレの歌』〜「山鳩の歌」(室内楽版)
● シェーンベルク:『ナポレオンへの頌歌』Op.41
 ジョン・シャーリー=カーク(Bs-Br)
 ジェシー・ノーマン(Sp)
 デイヴィド・ウィルソン=ジョンソン(語り)
 アンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバー
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1979〜1980年 パリ

Disc55
● シェーンベルク:オラトリオ『ヤコブの梯子』
 ジークムント・ニムスゲルン(ガブリエル)
 ケネス・ボウエン
 イアン・パートリッジ
 ポール・ハドソン
 ジョン・シャーリー=カーク
 アンソニー・ロルフ・ジョンソン
 オルトルン・ヴェンケル
 マディ・メスプレ
 BBC交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1980年、ロンドン
● シェーンベルク:モノドラマ『期待』Op.17
 ジャニス・マーティ(Sp)
 BBC交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1977年、ロンドン

Disc56
● シェーンベルク:音楽劇『幸福の手』Op.18
 ジークムント・ニムスゲルン(バリトン)
 BBC交響楽団&合唱団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1981年、ロンドン
● シェーンベルク:室内交響曲第1番ホ長調 Op.9
 アンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバー
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1979年、パリ
● シェーンベルク:室内管弦楽のための3つの小品
 アンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバー
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1979年、パリ
● シェーンベルク:4つの歌曲 Op.22
 イヴォンヌ・ミントン(Ms)
 BBC交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1981年、ロンドン

Disc57
● ブーレーズ:『エクラ』
● ブーレーズ『ミュルティプル』
 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1981年、パリ
● ブーレーズ『典礼』(ブルーノ・マデルナの追憶)
 BBC交響楽団
 録音:1976年、ロンドン
 ピエール・ブーレーズ(指揮)

Disc58
● ヴァレーズ:『エクアトリアル』
● ヴァレーズ:『砂漠』
● ヴァレーズ:『インテグラル』
● ヴァレーズ:『ハイパープリズム』
● ヴァレーズ:『オクタンドレ』
● ヴァレーズ:『オフランド』
 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1979、1983年、パリ

Disc59
● ラヴェル:『シェエラザード』
 ヘザー・ハーバー(Sp)
 BBC交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1983年、ロンドン
● ラヴェル:『ステファヌ・マラルメの3つの詩』
 ジル・ゴメス(Sp)
 BBC交響楽団
 ピエール・ブーレーズ (指揮)
 録音:1977年、ロンドン
● ラヴェル:『マダカスカル島の歌』
 ジェシー・ノーマン(Sp)
 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音: 1979年、パリ
● ラヴェル:『ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ』
 ジョセ・ファン・ダム(Br)
 BBC交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1977年、ロンドン

Disc60
● シェーンベルク:『組曲』Op.29
● シェーンベルク:『浄夜』Op.4(六重奏版)
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 録音:1982、1983年、パリ

Disc61
● ベルク:ヴァイオリン協奏曲
● ベルク:管弦楽のための3つの小品
 ピンカス・ズッカーマン(Vn)
 ロンドン交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1984年、ロンドン

Disc62
● ブーレーズ:『ル・マルトー・サン・メートル』
● ブーレーズ:ピアノのためのノタシオン第2番
● ブーレーズ:ストリュクチュール第2巻第2章
 チェン・ピ=シェン(P)
 ベルンハルト・ヴァンバッハ(P)
 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1985年, バーデン=バーデンでのライヴ

Disc63
● シェーンベルク:『地には平和を』Op.13
● シェーンベルク:『コル・ニドライ』Op.39
● シェーンベルク:3つのドイツ民謡 Op.49
● シェーンベルク:2つのカノン
● シェーンベルク:混声合唱のために編曲した3つのドイツ民謡
 BBCシンガーズ
 BBC交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1984、1986年、ロンドン

Disc64
● シェーンベルク:4つの混声合唱曲 Op.27
● シェーンベルク:3つの諷刺 Op.28
● シェーンベルク:6つの無伴奏男声合唱曲 Op.35
● シェーンベルク:『千年を三たび』 Op.50a
● シェーンベルク:詩篇第130番『深き淵より』Op.50b
● シェーンベルク:現代詩篇 Op.50c
 BBCシンガーズ
 ロンドン・シンフォニエッタのメンバー
 BBCコーラス
 BBC交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1984、1982年、ロンドン

Disc65
● ベリオ:『スノヴィデーニアへの回帰』
● ベリオ:『シュマン第2番(セクエンツァ6による)』
● ベリオ:『シュマン第4番(セクエンツァ7による)』
● ベリオ:『コラール(セクエンツァ8による)』
● ベリオ:『カーヴで見出す点』
 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1989年、パリ

Disc66
● ベルク:『初期の7つの歌』
● ベルク:アルテンベルク歌曲集』
● ベルク:『若き日の歌』より11曲
● ベルク:『2つの歌』
● ベルク:『花咲く春は短いと彼は嘆く』
 ジェシー・ノーマン(Sp)
 ロンドン交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1984〜1988年、ロンドン

Disc67
● スクリャービン:交響曲第4番Op.54『法悦の詩』
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1972年 ニューヨーク
● バルトーク:4つの管弦楽曲Op.12
● バルトーク:『田舎の情景』
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1977年 ニューヨーク
● ストラヴィンスキー:小管弦楽のための組曲第1番
● ストラヴィンスキー:小管弦楽のための組曲第2番
 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 録音:1980年

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
8
★
★
★
★
☆
 
3
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
たたかれようと何であっても、わたしは思う...

投稿日:2018/01/31 (水)

たたかれようと何であっても、わたしは思う。 わたしソニーに遺した演奏も好きです。でも、グラモフォンに遺した録音も好きです。グラモフォンの録音は 年老いた、好々爺とか言われる。ソニーは詳細が分かると言われる。 どちらも ブーレースらしい演奏です。ブーレースはいつの時代でも冷静です。そして、ブーレースの考える美しい演奏をしました。 だから、このコレクション「も」座右の名盤です。だから、このコレクションは買いです。 わたしは、ブーレースの演奏はそのように評価されるべきだと思う。それくらい大きな芸術家だと思うんです。

おかぽん さん | 島根県 | 不明

1
★
★
★
★
★
67枚もあるのでずいぶんと時間がかかったが...

投稿日:2016/07/23 (土)

67枚もあるのでずいぶんと時間がかかったが、全部聴いた。DGの録音ではずいぶんと丸くなったが、このRCAで録音していた頃のブーレーズは前衛の闘志としてクラシック音楽の最前線を引っ張っていた。シャープで現代音楽とのつながりを強く感じさせるドビッシー、名演揃いのストラビンスキーとバルトーク、冷たいくらいの鋭利さと美しさを備えたラベル、新ウイーン楽派は今でも第一級の演奏だし、ベルリオーズも凄い。声楽や合唱曲がいいのは結構発見だった。意外にヘンデルも面白い。もうこんな演奏家は出ないだろう。稀有な記録である。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

3
★
★
★
★
★
待ちに待ったボックスセットです。何のため...

投稿日:2015/01/23 (金)

待ちに待ったボックスセットです。何のためらいもなく購入しました。ボックスも中のオリジナルジャケットもなんて美しいんでしょう。眺めているだけで幸せな気分になります。以前に購入した味も素っ気もない11セットは処分する事にします。そこに入っていなかった「運命」や「水上の音楽」もちゃんと入っています。ただウェーベルン全集は1枚分カットされた2枚組なのが残念ですが、LPを持っているからまあいいや。ブーレーズはこの頃の演奏が好きで、音に厚みがなく魅力の薄いドイツグラモフォンのCDは全部手放しました。薄味の録音はドビュッシーの管弦楽曲を聴き比べしてみると良くわかります。後はエラートに録音したシェーンベルクやストラヴィンスキーなどがありますが、これも2015年には発売されるので今から楽しみにしています。

マッドハッター さん | 栃木県 | 不明

5

Recommend Items