CD

The Feast of the Muses : Shin'ichiro Nakano(Cemb)/ Hibiki Strings of Japan

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ALCD9124
Number of Discs
:
1
Format
:
CD

Product Description

女神(ミューズ)たちの饗宴〜18世紀ロココの宮廷を彩った音楽
中野振一郎、響ホール室内合奏団


北九州市立響ホールを拠点に活動する弦楽アンサンブル「響ホール室内合奏団」のデビュー盤。人生の甘美に彩られた18世紀ロココ時代の宮廷人が当時の一流作曲家に作曲させたオーケストラ作品を集め、中野振一郎の指揮のもと卓抜したアンサンブルの妙味を聴かせます。ヨーロッパ宮廷文化が生んだ「華麗なるたいくつ」の音楽は、しかし、耳をまったく飽きさせません。比類なく豊かなロココ宮廷文化の絢爛たる音の宴が生き生きと芽吹く一枚。(ALM)

【収録情報】
1. ルクレール:歌劇『スキュラとグラウコス』序曲イ長調
2. ヘンデル:合奏協奏曲イ長調 Op.6-11, HWV329
3. ハッセ:歌劇『エウリュステウス』序曲ニ長調
4. ハイドン:ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲ヘ長調 Hob.XVIII:6
5. グレトリ:交響曲 ニ長調

 響ホール室内合奏団
  コンサートマスター:上野美科
  ソロ:上野美科(ヴァイオリン:2,4)
  加来洋子(ヴァイオリン:2)
  関原弘二(チェロ:2)
 中野振一郎(指揮、チェンバロ)

 使用チェンバロ:堀栄蔵製作、1992年フレンチ式(タスカン製作1760年に基づく) a'=415Hz

 録音時期:2012年4月17-19日
 録音場所:北九州市立響ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【中野振一郎(チェンバロ&指揮)】
京都生まれ。1986年桐朋学園大学音楽学部の演奏学科(古楽器専攻)を卒業。1990年に大阪で開いた4回連続の独奏会「ヨーロッパ・チェンバロ音楽の旅」により「大阪文化祭金賞」等を受賞。翌年7月にはフランスの「ヴェルサイユ古楽フェスティバル」のクープラン・サイクルに出演。ケネス・ギルバートやボブ・ファン・アスペレンら欧米を代表する名手と肩を並べ「世界の9人のチェンバリスト」の一人に選ばれる。1992年「バークレー古楽フェスティバル」へ最年少の独奏家として招かれる。1993年ロンドンの独奏会場ウィグモア・ホールのデビュー・リサイタルを開き、「日本人には珍しいパーソナリティーを持っている。」という評価を得る。
 1999年には「ゴルトベルク変奏曲」をCD収録し、同時に東京・名古屋・大阪にて公演(CDはレコード・アカデミー賞を受賞)。「各変奏が持つ世界を可能な限り忠実に描出しようとする真摯な姿勢には心を打たれる」「先人たちの遺産を鑑み、大地をしっかり踏まえた中野の解釈の方が説得力が大きい」「この基本的な解釈にさらなる年輪が刻まれるのを見守っていきたい」(音楽評論家・岡本稔氏=1999年11月9日付日本経済新聞・夕刊)と絶賛された。
 2003年「バッハ・フェスティバル ライプツィヒ 2003」に出演。「ゴルトベルク変奏曲」のほか、コレギウム・ムジクム・テレマンとともにC. P. E. バッハ「チェンバロ協奏曲」Wq.1の世界初演を行う。この様子はNHK教育テレビ「芸術劇場」にて放映され国内でも話題を呼んだ。2004年ドイツでリサイタルツアーを行う。地元紙から「“例外”のチェンバリスト」、「耳のご馳走」など絶賛された。また同年「平成16年度文化庁芸術祭・大賞」を受賞。2008年チェコ共和国への演奏旅行を行なう。2009年にリリースしたパーセルのCDは2009年度「第47回レコード・アカデミー賞」を受賞している。2010年チェンバロ演奏のための手引書「チェンバロをひこう」(音楽之友社)を出版し、後進の指導と更なるチェンバロの普及に努めようとしている。(ALM)

【特定非営利活動法人 響ホール室内合奏団(弦楽合奏団)】
 北九州市の音楽専用ホール・響ホールの初代館長の“地元の演奏家を育てていきたい”という熱意から1998年に結成された。
 2003年からミュージック・アドヴァイザーにヴァイオリニストでもある澤和樹氏(東京藝術大学教授)が、2004年からはアソシエート・コンポーザーに作曲家の松下功氏(東京藝術大学教授)が就任。
 本拠地である響ホール以外にも、2003年には創立5周年を記念して英国公演を行い、ロンドンを始め英国4か所での演奏会では大変な好評を博した。2004年に再渡英し、5回の公演を行う。2006年には韓国国際音楽祭に招騁され、チェロのヤン・ソン=ウォン氏や人間国宝の尺八奏者、山本邦山氏とも共演している。2008年には創立10周年を記念して、北九州(響ホール)・和歌山(県民文化会館)・東京(紀尾井ホール)にて公演を行い各地で絶賛された。
 2011年には、韓国ソウルアートセンター室内楽ホールのこけら落とし公演に出演。
 今までに早川正昭氏、ゲルハルト・ボッセ氏、有田正広氏、豊島泰嗣氏、漆原啓子氏、篠崎史紀氏、堀正文氏、双紙正哉氏、篠崎史子氏、吉野直子氏、小山実稚恵氏、瀬尾和紀氏、ガイ・ジョンストン氏、古川展生氏、野村四郎氏など著名なゲストと多数共演している。2010年からはチェンバロの中野振一郎氏とバロックシリーズを始め、好評を得ている。
 2003年北九州市文化奨励賞受賞。(ALM)

【上野美科(ヴァイオリン/コンサートマスター)】
響ホール室内合奏団コンサートマスター。クラシカル・プレイヤーズ東京、チパンゴ・コンソート、メンバー。山口県芸術文化振興奨励賞受賞。ニチオー・ミュージック所属・協力アーティスト。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学卒業。
 澤和樹、有田正広、中野振一郎各氏らと、協奏曲や室内楽など共演。A.コックス、A.スコチッチ、G.ハルトマン各氏らと室内楽共演。有田正広・千代子氏らとNHK名曲アルバム収録。浜松楽器博物館コレクションシリーズ37『デュフリ全集U』を中野振一郎氏と収録、レコード芸術準特選。宇部市民オケと共演。福岡古楽音楽祭などに出演。(ALM)

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