ケミカルのベスト盤からのまさかの２枚目の国内盤シングルカット！！１ｓｔ『ゴールデン・パス』も良かったですが、全く雰囲気が異なるヒップホップライクな仕上がり、オマケにブルース・リーの映像などをコラージュしたＰＶまで収録と、贅沢なＥＰ！

ダンスミュージックではありますがとても芸術的でもあり、椅子に座ってゆっくり聴くことが出来ます。国内盤の帯にもあるように、宇宙空間を想像させるような音をしています。レコーディング事情は全く詳しくありませんが、サウンドが複雑なので難しいことをやってるんだろうなということは何となく予想出来ます。

２０２０年にもなってケミカルブラザーズを聴いてるとは思わなかったがダンスミュージックのカテゴリーではいまだにトップクラスなのも事実。しょぼいEDM聴くくらいなら圧倒的にこっちですね〜日本語ラップもあり。

今をときめくシアーシャ・ローナンと悪役のケイト・ブランシェット(とてもかっこいいです)、その他の登場人物のやり合いのバックでこのかっこいい音楽が流れていてとてもいいです。ハードボイルドなのに音楽がよすぎるので作品が妙にかっこよくなっています。音楽だけで聴いてもやる気がでてオススメです。

当時、初めて聞いた私の衝撃はなかなかのものでした。その後ずっとアルバムを買って聴いていますが、なんか思い出と共にこのアルバムへ戻ってきます。なんか割とシンプルだけどケミカルだという感じで、なんせ長年の個人的な思い入れでしょうか。一番すきかな、と。

FUJI ROCK FESTIVAL2011のBEST ACTをDVD化した作品。 現場でこのライブを体験しましたが、その興奮をそのままパッケージ。この年は東日本大震災なんかもあって、ケミカルもオーディエンスも本気で音楽を楽しんでいる印象でした。

１曲目から脳内をビンビン刺激する、音がウネりとなって押し寄せる。個人的にはケミカル・ブラザーズ作品でトップクラスの完成度！

今作はいままでのケミカルの、地に足の着いたゾクゾクするような攻撃的サウンドではなく、サイケでフワフワとした浮遊感のあるサウンド！

ケミカル節は健在で、ビルドアップ感が最高です。 なんだかんだでやっぱり安定してますね。

最近ではNINのレズナーが「ソーシャルネットワーク」を手がけたり、ダフトパンクが「トロン」を手がけたりと、テクノやロック系のアーティストが映画音楽を担当する事が増えている。そんな中テクノ界の大御所ケミカルブラザーズがサントラを作ったとなると聴かない訳にはいきません。映画のストーリーとケミカルの音楽が意外な相性を見せて、またケミカルの違った魅力を体感した。