DVD

Symphony No.8 : G.Wand / NDR Symphony Orchestra (2000)

Bruckner (1824-1896)

User Review :5.0
(6)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
COBO6191
Number of Discs
:
1
Label
:
Aspect
:
WideScreen
Color
:
Colour
Format
:
DVD

Product Description

ブルックナー:交響曲第8番(2000)
ギュンター・ヴァント&北ドイツ放送交響楽団

シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭ライヴ

ハンブルク、キール、リューベックといった都市を中心に、デンマークまでをも含めた北西ドイツの広い地域で催される夏の音楽祭、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭のハイライト、孤高の名匠ギュンター・ヴァントが指揮する北ドイツ放送響によるライヴ映像シリーズです。2012年に没後10年を迎えようとする今もなお絶大な人気を誇る20世紀最後の巨匠指揮者、ギュンター・ヴァントの晩年の至高の名演を余すところなく収めた映像は、かゆいところに手が届くようなカメラワークとともに、その美しい映像技術で不滅の価値を有する逸品です。(Columbia)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調[第2稿(ハース)]

 北ドイツ放送交響楽団
 ギュンター・ヴァント(指揮)

 収録時期:2000年7月9日
 収録場所:リューベック、コングレスハレ(ライヴ)
 収録時間:95分
 画面:カラー、16:9
 音声:リニアPCMステレオ
 NTSC
 旧品番:TDBA8077


【ギュンター・ヴァント Gunter Wand】
1912年1月7日、ドイツのエルバーフェルト(現ヴッパータール)に生まれる。1930年から31年の間に、ケルン大学で哲学・ドイツ文学、ミュンヘン音楽アカデミーでピアノ、ケルン国立音楽大学で指揮・作曲を学んだ後、32年にヴッパータール歌劇場のコレペティートアに就任。翌年ローベルト・シュトルツのオペレッタ《絹をまとったヴィーナス》で指揮者デビューを果す。34年、旧・東プロイセンのアレンシュタイン歌劇場の第2カペルマイスターに、38年には同歌劇場の第1カペルマイスターに就任。ここでの《魔笛》の成功が契機となり、39年ケルン歌劇場に採用され、同歌劇場のカペルマイスターとなる。非ナチ党員のヴァントだったが、劇場総監督の庇護の下、活動を続ける。44年、ケルン歌劇場の爆撃被災後、ザルツブルク州立歌劇場と契約を結ぶ。45年、州立歌劇場が閉鎖しナチス・ドイツが崩壊すると、アメリカ軍のためのジャズ・バンド演奏に携わる。同年10月にケルン市立歌劇場の音楽監督に就任、翌46年にケルン市の音楽総監督となり、47年にはギュルツェニヒ・カペルマイスターの称号も得て、この後、オペラおよびコンサートの両方を受け持つギュルツェニヒ管弦楽団との協働関係が約30年間続く。54年、旧東独・ベルリン国立歌劇場よりエーリヒ・クライバーの後任を打診されるも辞退。67年《コシ・ファン・トゥッテ》をもってケルンでのオペラ活動に終止符を打つ。68年、読売日響に客演し初めて来日。72年の《カルメン》(ベルン歌劇場)を最後に、これ以降、全活動をコンサートに限定するようになる。74年、ケルンの地位から引退。79年、NHK交響楽団に初登場。同楽団には82年、83年にも客演する。82年、北ドイツ放送交響楽団(ハンブルク)の首席指揮者に就任。87年には、同楽団の終身名誉指揮者となる。同年8月、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭に初登場。89/90年のシーズンをもって同楽団首席指揮者の座を降りるが、その後も同楽団との密接な協働関係が続く。90年、同楽団を率いてペンデレツキとともに来日。2000年、北ドイツ放送交響楽団と再度、今度は単独で来日。01年11月4日同楽団と行ったフランクフルト公演が生涯最後の指揮となる。2002年2月14日、スイス・ウルミツの自宅で永眠。享年90歳。(Columbia)

Track List   

  • 01. Opening
  • 02. Symphonie Nr.8 C-moll 1.allegro Moderato
  • 03. Symphonie Nr.8 C-moll 2.scherzo.allegro Moderato-trio.langsam
  • 04. Symphonie Nr.8 C-moll 3.adagio.feierlich Langsam; Doch Nicht Schleppend
  • 05. Symphonie Nr.8 C-moll 4.finale.feierlich.nicht Schnell
  • 06. Credit

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
5
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
ブルックナーは演奏様式が未だ確立しておら...

投稿日:2007/02/18 (日)

ブルックナーは演奏様式が未だ確立しておらず、その分指揮者の特徴能力方法論がストレートに出る。他の全ての指揮者はフレーズに合わせて個々の楽器の音量を調節してクレッシェンドを作るが、ヴァントは、楽器を普通に鳴らす比較的大きめの音量で入り、楽器が増えていく経過で全く自然なクレッシェンドを作る。彼の音楽では「曲の構成構造」が良く分かるとされる理由の一端だ。これほど自然体の音作りをする彼の音楽を、評論家は人工的と称する。ではこの音作りはどう説明するのか?ベクトルの変更だけで内声の厚みを引き出す技術は驚異的だ。

ラジオデイズ さん | 九島 | 不明

5
★
★
★
★
★
音の濁りのように聞こえるのは、楽器の振動...

投稿日:2007/02/18 (日)

音の濁りのように聞こえるのは、楽器の振動とうねりですね。「濁り」なら、◆POとの7、8や、某雑誌等で「うねっている」ということになっている最近の指揮者の録音に多いです。濁りとうねりを混同、もしくは取り違えて説明されているケースは多く、でもそれは専門家の責任だし、そうでなければ救えない演奏は多い。このような演奏は今後ますます貴重になると思う。

冬の夜に思う さん | もう春なのに | 不明

0
★
★
★
★
★
ティンパニの音が遠く(なのにハープが良く...

投稿日:2007/02/05 (月)

ティンパニの音が遠く(なのにハープが良く聞こえる)、強奏 では音がにごるのが玉に瑕です が、演奏は皆さんの仰るとおり素晴らしいです。本当に。

ガリ さん | 神奈川県 | 不明

0

Symphonies Items Information

Recommend Items