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Symphony No.4 : Georges Pretre / Stuttgart Radio Symphony Orchestra (1995)

Bruckner (1824-1896)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SSS0203
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


ブルックナー:交響曲第4番『ロマンティック』
プレートル&シュトゥットガルト放送交響楽団
プレートルが生前、許諾を出した録音!
1995年リンツ国際ブルックナー・フェスティヴァル・ライヴ!


新年早々に惜しくも没した巨匠プレートルが生前に許諾を出していた『ロマンティック』がついに発売。しかもブルックナーの眠るリンツにシュトゥットガルト放送響を率いて客演したライヴです。言わずと知れたシュトゥットガルト放送響はチェリビダッケに薫陶を受けたブルックナー・オーケストラ。録音はブルックナー・サウンドを知り尽くしたORFリンツが行いました。万全の音質も非常に良好です。
 颯爽としたテンポが採用され、瑞々しい歌心、打楽器の追加も目立つアグレッシヴな演奏です。存命ならばこの3月にミラノ・スカラ・フィルとコンサートが予定されておりましたプレートルを追悼します。WEITBLICKは他社に先駆けてプレートルの最新の凄演を世に問うてきましたが、ブルックナーも第8番、第7番に続きこれで3曲目。第5番はシャルク改訂版で演奏していることが確認されております。今後もこの超個性的な至芸を発掘して参ります。(輸入元情報)

【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』


 I. Allegro (18:40)
 II. Andante quasi Allegretto (15:16)
 III. Scherzo. Sehr schnell; Trio. Im gleichen Tempo (10:30)
 IV. Finale. Allegro moderato (21:09)

 シュトゥットガルト放送交響楽団
 ジョルジュ・プレートル(指揮)

 録音時期:1995年9月22,23日
 録音場所:リンツ、ブルックナーハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

 リンツ国際ブルックナーフェスティヴァル1995
 音源提供:ORF LINZ

【プロフィール】
1924年8月14日に誕生。8歳で地元のドゥエー音楽院に入学してピアノを勉強、11歳でパリ音楽院に進学してトランペットと指揮を学んだほか、高名なモーリス・デュリュフレに作曲も師事していました。在学中、ジャズ・トランペッターとしても活躍し、ピアフやモンタンとも共演。ちなみに指揮の師はアンドレ・クリュイタンスやピエール・デルヴォーでした。

卒業後、1946年にマルセイユ歌劇場でラロの『イスの王様』を指揮して本格的に指揮キャリアをスタート、しばらくはトゥールーズやリヨンなど主にフランスのお地方劇場で指揮をおこない、1956年にパリに進出、オペラ・コミーク座でリヒャルト・シュトラウスの『カプリッチョ』のパリ初演をおこないました。これを機にオペラ・コミーク座と1959年まで契約を結び、1960年にはパリ・オペラ座にも出演、以後、プーランク作品などでたびたび指揮をおこなって名声を高めていきます。その間、1958年にはシカゴのリリック・オペラでアメリカ・デビュー、1959年にはプーランク『人間の声』初演でプーランクから絶賛され、お気に入り指揮者に認定、1961年にはマリア・カラスに気に入られてレコーディングやコンサートに起用され、その後1965年のカラスのオペラ引退まで4年間に渡って共演することとなります。

こうしたことからプレ−トルといえばプーランクのスペシャリストで、カラスに気に入られた指揮者というイメージが広まっていますが、実際のプレートルのレパートリーは幅広く、早くからコンサート分野でも高い評価を獲得、EMIやRCA、TELDECなどに数多くのレコーディングをおこなっていました。(HMV)

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颯爽と陽光の下を歩むブルックナー 明晰に...

投稿日:2017/04/22 (土)

颯爽と陽光の下を歩むブルックナー 明晰にしてスコアの美彩を見事に紡ぎ出した快演 ”第7””第8”もそうだったが プレートル&シュトゥットガルトRSOのブルックナーは音彩が明るい これがブルックナー演奏には好環境となる テンポは早めと見られるがあくまでテンポ変化はスコアの指示通りに運ぶ 急いたり追い立てられるような様相は全く見られない ブルックナーの意図を完全に汲み出している 楽曲後半が殊の外見事だ スケルツォのキレの良さは随一だろう ただサクサク弾むばかりではない 練習記号E・FやTRIOでテンポを落とすことが音楽の表情変化となり胸を打つ FINALEではその表情表現がより綿密になり聞きどころを外さない味わいに富んだ音楽となった ライヴで終演後拍手が入るが客席の何か戸惑ったような反応が面白い 重厚豪快なブルックナーを期待していたのかもしれない 馬鹿げたことだ ブルックナーは生きる感謝と希望を歌う音楽なのだ 春たけなわのよく晴れた日に聴くことをお奨めする      

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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