タイトルは「Brand Xの紹介」を意図しているらしいが、ベストアルバム的な感じで2003年に出されたCD。Mark Pawellによる熱の入ったライナーノーツ（英語）を読めば、バンドのおおよその歴史が判る。買うには少々勇気の居る？デザインだが、もっと過激な写真が使われているbootleg盤も有りマス．．．。

再結成後のアルバム2枚と再結成前のライブアルバムを併せた簡易ボックスセットといった感じ。ライブは1979年で、Phil Collinsが参加しているバージョン。このバンドのライブ音源は少ないので、結構貴重と思う。

チックコリア率いるリターントゥーフォーエバーに似ていますな。が、ブランドXの方が英国っぽい湿気というかどんよりしたものを感じますな。 チックコリアやスタンリークラークの手癖ワンパターンフレーズもなく、メロディ的にもきれいな感じがします。 こういうテクニック重視の作品も私は好きです。