Symphony No.3, Haydn Variations : Barbirolli / Vienna Philharmonic (180g)

ブラームス:交響曲第3番、ハイドン変奏曲
ジョン・バルビローリ&ウィーン・フィル

1967年、ウィーン、ムジークフェラインザールでのEMIによるステレオ録音。交響曲第３番の特徴でもある“強→弱”という流れを、バルビローリは“弱”の部分に徹底的にこだわって独特の美の世界を示すことに成功。『ハイドンの主題による変奏曲』も遅いテンポでじっくりと抒情的に描きあげたユニークな演奏で、バルビローリのブラームス観がよく伝わる内容となっています。
　バルビローリといえば、つわもの揃いのベルリン・フィルを感激させた逸話が大変に有名ですが、ウィーン・フィルもまたその個性的な音楽に魅了された団体のひとつ。風変わりなリハーサルに戸惑いながらも、「フルトヴェングラーとはまた違った、神がかり的な指揮者」と、共演の思い出を語った楽員も多かったと言います。(HMV)

【収録情報】
ブラームス:
● 交響曲第3番ヘ長調 op.90
● ハイドンの主題による変奏曲 op.56a

　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
　サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

　録音時期:1967年12月
　録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
　録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

　180 gram Vinyl
　All Analogue Mastering at Abbey Road from the Original Analogue Master Tapes