SACD

Beethoven Symphony No, 5, Sibelius Symphony No, 2, : Szell / Concertgebouw Orchestra (Single Layer)

Beethoven / Sibelius

User Review :5.0
(6)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCGD9008
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Limited

Product Description

Japanese only SACD/SHM pressing. Universal. 2010.

Track List   

  • 01. Symphony No.5 In C Minor. Op.67 1: Allegro Con Brio
  • 02. Symphony No.5 In C Minor. Op.67 2: Andante Con Moto
  • 03. Symphony No.5 In C Minor. Op.67 3: Allegro
  • 04. Symphony No.5 In C Minor. Op.67 4: Allegro
  • 05. Symphony No.2 In D Major. Op.43 1: Allegretto-poco Allegro-tranquillo.ma Poco A Poco Ravvivando Il
  • 06. Symphony No.2 In D Major. Op.43 2: Tempo Andante.ma Rubato-andante Sostenuto
  • 07. Symphony No.2 In D Major. Op.43 3: Vivacissimo-lento E Suave-largamente
  • 08. Symphony No.2 In D Major. Op.43 4: Finale.allegro Moderato

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セルと言えばクリーヴランド・オーケストラ...

投稿日:2012/08/20 (月)

セルと言えばクリーヴランド・オーケストラ(CLO)を使っての楽器間の音の配合にきっちりと神経を巡らせた諸演奏盤がお馴染みなのですが時折ヨーロッパのオーケストラに客演しこれ又伝説的な素晴らしい演奏を残しております。本盤我々の世代ではある意味でレコードライブラリー常備盤にもなっていた懐かしい演奏盤ですね。本盤ももう何回もLP時代から「お勤め」したACOを指揮した演奏で先ず1966年録音ベートーヴェン交響曲第5番「運命」の方ですがタイムが@7’36A10’13B5’35C8’43と彼のこの曲での他の演奏・・・1955年CLO(モノラル、タイム@7’35A10’06B5’26C8’20)、1963年CLC(@7’31A10’01B5’30C8’32)、1969年VPO(ライブ@7’40A10’09B5’35C8’35)といった演奏とそう軸足は狂ってはおりません(軸足が余り変わらないのはセルを尊敬していたカラヤンもでしたね)。彼の演奏は例の如く明確な造型バランスに基づいた見通しの良い運びが特徴となっておりそういう先入観だとサプライズはありません。マァ、音色が心もちACO特性での「くすみ」なのか虚飾を排したセルの取り組み方とのブレンド具合が素晴らしく最終楽章での「片付け方」での整合性の取り様が映えております。もう一曲は1964年録音のシベリウス交響曲第2番でタイムは@9’28A12’40B5’46C13’42とややテンポを速めに進めての演奏でセル(当時67歳)の割りには生々しい演奏となっております。管楽器アンサンブルに少し粗さも聴かれますがこの曲での曲趣ととらえれば特に気にはなりませんでした。なお、セルのシベリウス交響曲第2番は本盤演奏以外には万博記念でCLOを率いて来日した時の1970年ライブ演奏分(タイム@9’19A12’54B5’50C14’24)がある様です(セルはこの来日数ヶ月後亡くなってしまいました・・・)。セルとシベリウスは取り合わせとしては珍しい感じなのですが、珍しい取り合わせと言えばヘンデルの「水上の音楽」「王宮の花火の音楽」を指揮したLSO演奏盤なども結構曲趣の核心に迫った名演だった事もあり本盤でもやはり名指揮者たる事を確認した次第であります。高品質仕様盤での音質も期待されますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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この音源が本シリーズに選ばれたのにはちょ...

投稿日:2011/01/29 (土)

この音源が本シリーズに選ばれたのにはちょっと驚いたが(必ずしも有名盤ではないので)、セル愛好家としては大変嬉しい。セルのシベリウスはその昔、フィリップスの廉価盤レコード(確か黄色いジャケットのシリーズ)で購入し、いささかくぐもった録音にがっかりしたことを覚えている。同じ廉価盤でソニーからはオーマンディの輝かしい音質のもの(ブリューゲルの雪中の狩人がジャケットを飾っていた)があり、どうしてもそちらを聴く機会が増えていったものである。しかしその後、英国盤LPを聴くに及んでこの演奏の真の素晴らしさに目覚めた。このシングルレイヤーSACDはその音質と同等、あるいはそれ以上である。もはや高価なアナログレコードは不要であろう。ただ、セルのシベ2といえば驚愕の東京ライブSACDもあり、それに比べると本演奏はいささか影が薄くなった感がある。しかしファンならどちらも手元に置くべきだろう。

ゆりぞう さん | 兵庫県 | 不明

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SHM−CD仕様のSACDシングルレイヤ...

投稿日:2010/12/25 (土)

SHM−CD仕様のSACDシングルレイヤー盤は、本年の夏頃よりシリーズ化され、既に相当の点数が発売されてきた。長らくSACDから撤退していたユニバーサルが、このようなシリーズを開催したのは、本年のレコード業界の最高の快挙と言ってもいいところであり、発売されたいずれのCDも、従来発売のCDを凌駕する素晴らしい高音質CDに仕上がっていた。その中でも、最も音質向上効果が著しいのは、本盤ではないだろうか。それくらい、従来盤とは次元が異なる素晴らしい音場が展開される。かつて発売されていたSACDハイブリッド盤は、録音の古さが目立ち、とてもSACDの実力を発揮したものには仕上がっていないだけに、その音質の差は歴然としたものがある。これが1960年代の録音とは信じられないほどであり、あたかも最新の録音であるかのように感じられるほどだ。セルは、デッドな録音のCDで聴くと、その解釈も相まって、血も涙もない冷徹な指揮をするかのように考えられてしまうが、本盤のような高音質CDで聴くと、確かに全体的な造型構築への厳しい姿勢は当然のことであるが、その構築された造型の中で、緩急自在のテンポ設定を行うなど、きわめてフレキシブルに曲想を展開し、正に血も涙もある非常に情感豊かな指揮をする指揮者であったことを再認識させられる。指揮者の実力を再認識させるという意味においても、このような高音質CDの企画は大きな意義があると考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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