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French Suites Nos.1-6 : Murray Perahia(P)(2CD)

Bach (1685-1750)

User Review :4.5
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4796565
Number of Discs
:
2
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


バッハ:フランス組曲全曲(2CD)
マレイ・ペライア(ピアノ)
ドイツ・グラモフォン移籍第1弾!


ドイツ・グラモフォンが、現代の巨匠マレイ・ペライアと新たな契約を結びました。アメリカ生まれのピアニスト、マレイ・ペライアは、彼のレパートリーの中心をなす作品を今後ドイツ・グラモフォンに録音していく予定です。これらのレパートリーは、彼がデビューした1960年代なかばから、2017年4月で70歳を迎える現在にいたるまで、つねに輝きを放ち続けています。ペライアは詩情豊かな表現力、多彩な音色、精神的な深みなど、多くの芸術的な側面で称賛を受けてきました。
 5年ぶりの新録音、そしてグラモフォン移籍第1弾として選ばれたのは、J.S.バッハのフランス組曲。15歳でカザルス指揮による『マタイ受難曲』を聴いて強い衝撃を受けて以来、ペライアにとってバッハは折に触れて幾度となく演奏をし、常に身近にある作曲家でした。1990年代、病の為ピアノを弾くことも叶わなかった時期には、バッハの作品を勉強することが彼の支えとなりました。
「フランス組曲はバッハの作品の中でも最高峰に位置するもの。バッハの書いた音符は、一音たりとも深い意味が込められていない音は無く、それが私たちの魂の奥底を震わせるのです。」とペライアは語ります。
 今回の契約により、DGのカタログに芸術性あふれる至高の演奏が新たに加わることとなりました。今後の展開にもご注目ください。
「ドイツ・グラモフォンとの契約で、私が心から愛している作品の録音が実現できるのを、楽しみにしています」と、マレイ・ペライアは語っています。「録音は、同じ作品にもう一度新たに取り組む機会をあたえてくれます。作品についてあらためて考え、新たな気持ちで感じとる、それを通じて、ピアノ作品の傑作を自分の成長のあらゆる段階で探求することができるのです。バッハ、ベートーヴェン、モーツァルト、ショパン、ブラームスなどの作品と新たに向き合うことは、私にとってまさに特別な体験です。永遠に枯れることのない豊かさをもつ作品は、常にインスピレーションの源泉なのです。今回ドイツ・グラモフォンと結んだ新たな絆を通じて、世界中の音楽ファンの方々と素晴らしい音楽を共有できることに胸が高鳴っています。」
「マレイ・ペライアが大勢の忠実なファンに愛され続けているのは、彼には名声をえたアーティストにありがちな、「これ見よがし」なところが微塵もないためだ。その謙虚さは演奏にもにじみでている。彼はスタンドプレイとはまったく無縁であると同時に、そのさりげなさが崇高な美を生みだしている」〜フィナンシャルタイムズ/2015年6月付〜(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ:フランス組曲(全曲)


Disc1
● フランス組曲第1番ニ短調 BWV.812
● フランス組曲第2番ハ短調 BWV.813
● フランス組曲第3番ロ短調 BWV.814
Disc2
● フランス組曲第4番変ホ長調 BWV.815
● フランス組曲第5番ト長調 BWV.816
● フランス組曲第6番ホ長調 WV.817

 マレイ・ペライア(ピアノ)

 録音時期:2013年7月2-9日
 録音場所:ベルリン、フンクハウス・ナレーパシュトラッセ、ザール1
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Track List   

Disc   1

  • 01. Suite No. 1 in D minor BWV 812
  • 02. Suite No. 2 in C minor BWV 813
  • 03. Suite No. 3 in B minor BWV 814

Disc   2

  • 01. Suite No. 4 in E Flat Major BWV 815
  • 02. Suite No. 5 in G Major BWV 816
  • 03. Suite No. 6 in E Major BWV 817

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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若い頃に比べ随分落ち着きと大きさが出てき...

投稿日:2018/03/11 (日)

若い頃に比べ随分落ち着きと大きさが出てきたペライアでしたが、それがますます顕著になってきたと思います。DGになって録音も良い意味で緩んで聞き心地もよくなりました。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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Perahiaが10年前に録音したパルティータ全...

投稿日:2017/07/28 (金)

Perahiaが10年前に録音したパルティータ全集は、多彩な各曲にひとつひとつ向きあう誠実なアプローチと、厳しい自己抑制によって、モダン・ピアノによる演奏としては最上位に属するものであり、ゆえに今回非常に期待して聴きましたが、印象としてやや違和感の多いものでした。70歳になったPerahiaのこの人にしか無い美音は(パルティータ全集時より明らかに各所に緩みがみられますが)健在であり、その意味では大したものではあります。しかしながらフランス組曲は、Bachの鍵盤組曲中、最も柔和で美しい印象(モダンピアニストがよくアプローチするのはそのためでしょうが)とは裏腹に、ひょっとすると平均律に次ぐ位に、厳格な対位法と曲構造を有し、ともすると演奏外見の美しさは却って曲の感動を削ぐことになり兼ねません。Perahiaのこの美しい演奏、各所において、低音部旋律とそれに基づく曲の対位法構造が曖昧で、それを右手の旋律と美音がマスクして、きれいだけれど、全体としてもわっとした音楽に残念ながらなっています。その最も典型的なのは組曲2番のGigueで、Perahiaは上声部の一音一音を独立させず快速に一つの美しいフレーズとして弾きとばすために、低音部とのきわめて幾何学的で美しい対位法が全く提示されません。もちろん、5番、6番の各所など、これ以上ないくらいの美しい響もいっぱいあるのですが、現代、ピアノが美しいフランス組曲なら、実は山ほどあって、その中で、この曲集の深くて大きな構造もしっかり提示してくれる演奏は稀です。良演ですが、名ピアニストをしてもこのレベルにはまだ遠かったかな、というのが偽らざる感想でした。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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 ソニー時代の演奏から変わることなく、喜...

投稿日:2017/03/07 (火)

 ソニー時代の演奏から変わることなく、喜びと美しい歌に満ちたバッハがここにも表れています。感想はそれだけ。これで十分だと思います。聴いてみてほしい、多くの言葉を並べる必要がないことを解ってもらえるはずです。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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