Accentuate The Possitive

Al Jarreau (vo) Keith Anderson (Sax=1,6)Larry Williams (kb,Arr.=1,2,4〜10)Russell Ferrante (p=11)Larry Goldings (Hammond B3=3)Tollak Ollestad (Hca=5)Anthony Wilson (g)Christian McBride (b=1,2,5,6,8〜10)Dave Carpenter (b=4,7,11)Mark Simmons (ds=1,5,6)Peter Erskine (ds-2〜4,7〜11)Luis Conte (perc=1,4,6,10)
というメンバーで録音された「トミー・リピューマ・プロデュース」による、2004年発表のジャロー作品。西海岸きってのギタリストとなったアンソニー・ウイルソンとクリスチャン・マクブライド、ピーター・アースキンというトリオを基本としながら曲によって、アレンジを加えた作品。
　近年のリピューマ作品に共通である、「意外にジャズ」な路線が引き継がれており、選曲のきわどい部分でジャズのメインストリームを外さないリピューマならではのプロデュースは見事！デヴィッド・サンボーンのセクシー過ぎるアルトサックスの印象が強い作品、“Lotus"は、本作最高の出来物！アルの声がデヴィッド・カーペンターのソリッド・ベース（？と、思います）とあいまって見事な揺れを作り出していく。カーペンターも相当上手いです。