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屑の刃 幻冬舎文庫

麻見和史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344422537
ISBN 10 : 4344422538
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中央区日本橋。男性の“損壊”遺体が発見された。腹部を切り裂かれ、煙草の吸い殻と空き缶が詰め込まれた死体の意味は?大手新聞社を辞めCS放送の報道記者として取材する早乙女綾香は、十年前の大阪での殺人事件との類似点に気づく。一方「山猫」と名乗る犯人から新聞社に“真相を書け”とメールが。屑に埋もれた真実を追う、緊迫の報道ミステリ。

【著者紹介】
麻見和史 : 1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • いつでも母さん

    大手新聞社を辞めCS放送の報道記者・早乙女綾香が取材するのは・・あら〜、麻見さん、又いいキャラの面白い女性を主役に持ってきましたね。新聞報道の在り方に少々疑問を持っている者としては面白く読みましたよ。しかも、旬のニュースを抜いた抜かれたって言うのではなく、しっかりと取材対象と向き合い、共に悩み考える事で問題の本質を理解する。CS放送ならではの目指す報道を、早乙女綾香、貴女に期待してみたい。野見山とコンビ結成なのかな。続編も楽しみだ。

  • KAZOO

    麻美さんのほかのシリーズ初読みです。やはり主人公は女性で、大手新聞社をやめて、犯罪ドキュメンタリー専門のCS放送の記者になっています。前の仕事のつてで警察や新聞社との関連もありますが、ある犯罪での事件からむかしの犯罪者(?)であった家族とか新聞記者とのやり取りなど最後まで飽かずに読ませてくれました。いつも感じるのですがこの作家の犯罪の原因はかなりきちんとしていて、今回も主人公やその関連の家族の幼児のころのトラウマなどをうまく使っています。

  • タックン

    淺見さん最新作にして最新シリーズ。事件を警察側からでなく報道目線で描いてるってことでなかなか斬新で面白かった。ヒロインのキャラ設定もいいし周りのキャラもいい。ただ猟奇的な殺人事件の割に始めのとこは丁寧だったけど解決編がさらりとしてて肩すかしだったかな・・・・・。犯人にももうちょっと頑張って欲しかった。後警察側の捜査過程もさらりと描いてほしかったな。読み終わってみて題名の(屑の刃)ってのが秀逸だとわかった。なかなか面白かったので次作が楽しみ。

  • papako

    また作者別シリーズ。これは楽しかった!新聞記者からテレビ制作会社に転職した早乙女ちゃん。子供の頃の経験から正しくあろうとする彼女が、被害者や加害者に寄り添って報道しようとする。またまた猟奇的な死体が発見され、過去の事件との共通点が。果たして犯人は?私は基本的に新聞とラジオの共同通信ニュースしか聞かない、本当に世間に疎いと思う。けど、いらない情報を見ることはない。実名報道とか知る権利とか、果たして何が正解なのかなぁ。被害者のプライバシーを知ったら何か事件が防げるの?ほんと疑問。早乙女ちゃん、がんばれ!

  • セウテス

    【報道記者 早乙女綾香】シリーズ第1弾。主人公早乙女綾香は、新聞記者からCS報道番組の記者に転職したばかり。最新の情報を追う事を主体とする新聞記者ではなく、ひとつの事件を最後まで掘り下げたいとの思いからである。物語は殺害された後に腹を切り裂かれ、空き缶やたばこの吸い殻などが入れられた死体が出る。彼女は記者時代の経験を活かし、以前にも同じ様な事件が在った事に辿り着く。アプローチの仕方が警察とは違う事が特徴ではあるが、報道に対する問題提起や社会問題もきっちり在り、何よりミステリとして推理し甲斐が在ると思う。

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