Books

西日本大震災に備えよ 日本列島大変動の時代 Php新書

鎌田浩毅

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569827841
ISBN 10 : 4569827845
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
November/2015
Japan

Content Description

「3.11が起こって、もう地震を起こすエネルギーは残っていないのではないか」と思っている人がいるが、現実は正反対。3.11が引き金となり、大地変動の時代が始まったといえる。東北・関東沖で再度の大地震が起こる可能性があり、首都直下地震に至ってはいつ発生しても全く不思議ではない。そして西日本大震災が、2040年までに確実に発生すると言わざるをえない。さらに3.11以降、約百年ぶりに日本列島の活火山が活発化しており、懸念される対象には富士山も含まれている。今後日本人は、こうした大災害を迎え撃つため具体的な方策を立てなければならない。

目次 : 第1章 大地変動の時代に入った日本列島/ 第2章 西日本大震災は必ず起きる/ 第3章 日本列島の火山は活動期に入った/ 第4章 巨大噴火―文明を滅ぼす激甚災害/ 第5章 ストックからフローへ/ 第6章 「大地変動の時代」に必要な生き方

【著者紹介】
鎌田浩毅 : 1955年、東京生まれ。東京大学理学部地学科卒業。通産省(現・経済産業省)を経て97年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。専門は火山学・地球科学・科学コミュニケーション。テレビ・ラジオ・雑誌・書籍で科学を明快に解説し、啓発と教育に熱心な「科学の伝道師」。京大の講義は毎年数百人を集める人気で教養科目1位の評価(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • きみたけ

    著者は京都大学大学院人間・環境学研究科教授の鎌田浩毅先生。火山学・地球科学・科学コミュニケーションが専門。東日本大震災が引き金となって大地変動の時代が始まりつつあるなか、今後高確率で発生するであろう首都直下地震や西日本大震災、また懸念される富士山の活発化など、大災害を迎え撃つための具体的な方策について語った一冊。最後の章では何故か京都の住み良さアピール?があって、本のタイトルから少し遠退く感じでした。大阪に住んでいるので南海トラフによる西日本大震災には備えたいところです。

  • ♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

    『西日本大震災に備えよ』というタイトルから、てっきり南海トラフ地震についての本だとおもっていたら、関東直下型地震や巨大噴火についてもわかり易く解説。さらに、後半では、人間が誰しも持っている野生の感性と感覚を呼び起こすような生き方も説く。まずは、著者が「生き抜く」ため持ち歩いている3点グッズであるペットボトルの水・ドライフルーツ・小型の懐中電灯をそろえよう。そして、この本で紹介されていた野口整体の「しなやかさ」を体に身につけるだけでなく、そういう生き方も目指してみたい。

  • 巨峰

    今後日本に起こりうる大災害のうち、唯一確実に来ると予測されている西日本大震災は2030年代とのこと。思うにこれほどの大震災に対する備えと救援は、和歌山県や高知県単独では無理ではないか。南海トラフ沿いの地域を含む地方だけでも、県を廃し州を置くべきだと思った。他に過去に九州の縄文人が絶滅した7000年に1度の巨大噴火も起きてもおかしくない件、さらに、富士箱根山噴火や首都直下型自身の脅威も説く。

  • Sakie

    3.11以降、日本列島は『「大地変動の時代」が始まってしまった』。2030年代に発生が予測されるM9級の南海トラフ巨大地震をはじめ、東日本に再度の大地震、それに誘発される直下型地震。これらの発生は地球科学の分野では既定路線だという。活動周期や地盤の沈下/隆起現象の解析などの具体的な根拠を読み、自分が生きているうちに必ず来ると知り、備えなければならないと思いつつも、正常性バイアスとは厄介なもので、困ったなあ、とただぼやいている。日本人古来のメンタリティなどに思いをはせている場合ではない。備えんか自分。

  • アセロラ

    陸地で起きる直下型地震、海域で起きる南海トラフ巨大地震、噴火。この3つを人生のスケジュールに入れる必要があります。正しい知識を持つことが、緊急時の合理的な行動に繋がります。著者がいつも持ち歩いているものは、水、ドライフルーツ(チョコや羊羹など)、ペンライト。やはりスマホのライト機能に頼るのではなく、ペンライトを持ち歩こうかと考えるきっかけになりました。それならいっそ、手ぶらで照らせるヘッドランプを持ち歩こうか。先日災害用にヘッドランプ買ったら、予想通りかなり便利なんです。そして軽い。短い災害と長い恵み。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items