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映画、柔らかい肌、映画に触る 金井美恵子エッセイ・コレクション 1964-2013

金井美恵子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582836332
ISBN 10 : 458283633X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2014
Japan

Content Description

伝説的映画本『映画、柔らかい肌』『愉しみはTVの彼方に』ほか、映画エッセイを集大成。幼年期の映画館の記憶から、男優=女優、愛する映画監督まで、「映画を見なかったら小説を書くこともなかった」作家による、言葉で撮られた、めくるめく「映画」エッセイ集。

目次 : 1 映画、柔らかい肌/ 2 愉しみはTVの彼方に、そして楽しみと日々/ 3 女優=男優/ 4 映画と批評のことば/ 5 映画から小説へ1―金井美恵子インタヴュー2014/ 6 映画から小説へ2/ 7 こうして本は作られた―金井久美子インタヴュー

【著者紹介】
金井美恵子 : 1947年、高崎市生まれ。小説家。1967年、19歳の時、「愛の生活」が太宰治賞候補作となり、作家デビュー。翌年、現代詩手帖賞受賞。その後、小説、エッセイ、評論など、刺激的で旺盛な執筆活動を続ける。小説に『プラトン的恋愛』(泉鏡花文学賞受賞)、『タマや』(女流文学賞受賞)、ほか多数。30冊近い数々のエッセイ集を刊行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 燃えつきた棒

    Filmarksという映画のレビューサイトに登録しているが、普段映画を観ても、めったに感想は書かない。 本を読んだ後のようには、すっと言葉が出てこないのだ。 そんな僕からみると、次から次へと泉のごとく湧き出てくる金井美恵子の映画にまつわる蘊蓄はすごい。 だが、あまりにも僕と趣味が違うので、思わず笑ってしまう。/ 【ーーよく、無人島に持っていく一冊の本は?という問いがあるでしょう。一本の映画といったら、何を持っていくか。(略)→

  • あ げ こ

    この巻が一番、金井美恵子の小説に近しい。金井美恵子自身が〈映画を見なかったら小説を書くこともなかった〉と言っている以上、それは不思議なことではなく、むしろ当然のことかもしれないのだが、他の何について語るよりも、例えば書くことや読むことを語るよりも、ここにある言葉、映画という魅惑を語る言葉こそが、最も金井美恵子の小説に近しいと思うのだ。ここにある言葉の多くを、自分は金井美恵子の小説の中で、小説を読むことで、快楽として喜びとして、或いはモラルとして、幾度となく体験して、幾度となく生き直して来たように思うのだ。

  • 金井美恵子にあっては、映画を観ることと書くことが強く結びついていて、たとえばあるシーンの描写をしはじめようものならそれはほとんど小説のようになり、実際そのように書かれたのが『柔らかい土をふんで、』なのだけれど、まあ金井の小説を読んでいようがいまいが、この本が映画への愛に満ち満ちた素晴らしい本であることは、感じられるだろうし、誰も金井美恵子のように書くことはできないのだから、それは他の誰にもできない愛しかたということなのではないか。それにしても、小学生でブレッソンの『スリ』に熱狂してたって早熟すぎます。

  • geromichi

    映画に関する散文を書かせたら、金井美恵子さんの右に出るものはいないかもしれません。

  • pon

    ウディアレンを貶してアキカウリスマキを褒めるところが、なんかいい。この本のおかげでけっこういい映画を観ることができた。中でもアルドリッチの「カリフォルニアドールズ」と「ロンゲストヤード」が好きでした。

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