Product Details
ISBN 10 : 4416715358
Content Description
漆芸の基本となる技法を、わかりやすく丁寧に解説した本。
・初心者でも、この本を見ながら、実際に様々な漆の塗り方をマスターできる。基礎から応用編まで学べる内容で、熟練者にも大いに参考にしてもらえる。
・数百枚に及ぶ工程説明や道具などの写真を掲載。ビジュアル面を重視しながら、丁寧な解説を展開。
・塗りの工程紹介だけではなく、漆の特性や歴史、下地や塗りの種類と違い、修理方法、漆用語の解説、漆かぶれの予防法に至るまで紹介。
・講師役は木漆工芸家として活躍されている、十時啓悦さんと工藤茂喜さん。長年の経験を生かして漆芸の本質を押さえながら、初心者でも取りつきやすい方法なども指導。
・紹介した主な技法:拭き漆(摺り漆)、木地呂塗り、本堅地黒塗り、本堅地朱塗り、本堅地朱溜塗り、目はじき塗り、蒔地黒塗り、根来塗、変わり塗り(錆塗り、布目塗り、石目塗り、マーベリング)、加飾(箔絵、卵殻、螺鈿、簡単な平蒔絵、簡単な蒟?)、脱活乾漆、金継ぎ、安価で入手しやすい素材を使って木地づくりから漆仕上げ(津軽塗技法を用いた折敷、呂色仕上げした小箱)、など
・漆器の修理も紹介:割れた漆器、拭き漆がはげてきた椀、縁が欠けてきた盆
[著者紹介]
十時 啓悦:1950年生まれ。木漆工芸家、武蔵野美術大学工芸工業学科(クラフトデザインコース)主任教授、日本文化財漆協会常任理事。東京芸術大学大学院漆芸専攻修了。大学で学生の指導を行いながら、各地で個展やグループ展を開催。共著に『木工-樹をデザインする』(武蔵野美術大学出版局)など。
工藤 茂喜:1958年生まれ。木漆工芸家。東京芸術大学大学院漆芸専攻修了。86年より、京都・西本願寺などの寺院を中心とした建築漆工の仕事に携わる。98年より作家としての活動を始める。現在、主にヒノキと漆を素材にした「へぎ」の器、箱などを製作。日本橋高島屋などで個展開催。
西川 栄明:1955年生まれ。森林や木材から木工芸に至るまで、木に関することを主なテーマにして、編集や執筆活動を行っている。著書に『一生ものの木の家具と器』『手づくりする木の器』『木の匠たち』『日本の森と木の職人』『増補改訂 名作椅子の由来図典』など。共著に『原色 木材加工面がわかる樹種事典』『ウィンザーチェア大全』など。
【著者紹介】
十時啓悦 : 1950年生まれ。木漆工芸家、武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科主任教授(クラフトデザイン担当)、日本文化財漆協会常任理事。東京芸術大学大学院漆芸専攻修了。大学で学生の指導を行いながら、各地で個展やグループ展を開催
工藤茂喜 : 1958年生まれ。木漆工芸家。東京芸術大学大学院漆芸専攻修了。86年より、京都・西本願寺などの寺院を中心とした建築漆工の仕事に携わる。98年より作家としての活動を始める。現在、主にヒノキと漆を素材にした「へぎ」の器、箱、筒、指物などを製作。日本橋高島屋などで個展を開催。長年、播与漆工芸教室で講師を務める
西川栄明 : 1955年生まれ。森林や木材から木工芸や木製家具に至るまで、木に関することを主なテーマにして編集や執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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アズル
読了日:2021/03/16
ゆきのしん
読了日:2020/06/23
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