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排外主義を問いなおす フランスにおける排除・差別・参加

中野裕二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326602773
ISBN 10 : 4326602775
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

台頭する排外主義を乗り越えるために。移民・外国人に対する排外主義はいかに進みつつあるのか。断絶され、喪失した共同性を回復するフランスの取り組みを追う。

目次 : 第1部 排外主義の根源とその表出(「業績至上主義」が社会をバラバラにする/ 共生の理念から排除の道具へ―「フランス的統合」の変化の意味するもの/ フランスの福祉レジームと移民レジーム/ 「排除の空間」におけるソーシャル・ミックス政策の帰結―パリ郊外都市再生事業の事例から/ 「フランス共和国」におけるムスリムの社会教育と市民参加―リヨン大都市圏におけるムスリム青年連合のネットワーク ほか)/ 第2部 排外主義との闘い―地域レベルで民主主義を取りもどす(参加と反排除―ブルターニュにおける取り組み/ 異文化間共生および市民権に関するルーベ市委員会―進化を続ける参加型民主主義機関/ サン・パピエ支援とローカルな市民権―フランスのローカルネットワーク組織にみる実践の研究/ 「公衆衛生へのアクセス」から「政治参加」へ―パリにおける中国人セックスワーカー支援の変容)

【著者紹介】
中野裕二 : 駒澤大学法学部教授。九州大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)

森千香子 : 一橋大学大学院法学研究科准教授。フランス社会科学高等研究院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)

エレン・ルバイ : アンジェ高等商業科学大学EUアジア研究所准教授。パリ政治学院博士課程修了。政治学博士

浪岡新太郎 : 明治学院大学国際学部准教授。立教大学大学院法学研究科政治学専攻博士後期課程退学。法学修士(中央大学)

園山大祐 : 大阪大学大学院人間科学研究科准教授。九州大学大学院教育学研究科博士後期課程退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Em

    『移民の記憶』に関する課題のため購入。 最近は「外国人の」人権や社会的排斥に関して興味があるので課題目的以上に興味深い内容。 大学のフランス語の先生もコラム書いててびっくり。 フランスにおけるマグレブ移民は、フランスの時代ごとの政策下で様々に扱われてきた。 植民支配、フランス経済復興期の労働力としての呼び込み(アルジェリアのPUSH要員としては外貨の獲得と過剰労働)、アルジェリア戦争… 移民第二世世代に強いられたのは、アイデンティティーの葛藤。フランス式共和制(ライシテ)下で彼らがもがいた意義。

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