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ザ・ビートルズ 解散の真実

ピーター・ドゲット

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781612720
ISBN 10 : 4781612725
Format
Books
Release Date
December/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

夢の再結成はなぜ潰えたのか。ビートルズの闇を描いた巨艦ノンフィクション!

脱退を最初に口にしたのは、誰だったのか――。

レコーディング・スタジオにいつづけるヨーコ、
マネージャーの死を機に巨額の利権のみを求めてきた人々の争い、
そこにポールの義理の父と兄が参戦したことで生じた他の三人とポールの溝……。
ビートルズの四人にできた亀裂はいつしか修復不可能になる。

それでも解散後も一部のメンバーは共にレコーディングやセッションをし、
ジョンとポールのコラボレーションもありえるかに思えた。
それが潰えたのはなぜだったのか。そして、ポールがジョンに求めたつづけたものは……。

天文学的な数字が飛び交う訴訟につぐ訴訟、メンバーのふところ事情など
これまで描かれなかった金銭問題も含め、
解散の真実と、解散後の四人の活動と葛藤と交流を徹底的に描く!

すぐそこに彼らがいるかのように感じられる一冊。

◆日本版特別付録:1967年~2014年のディスコグラフィー(主なツアー、プライベートイベントを含む)

「ジョンがポールを『おまえオレの知り合いだったっけ?』と言わんばかりの顔で見つめたのは、その瞬間のことだった。そしてその瞬間に、すべてが終わった。まったく完全に終わってしまったのだ」(本文より)

「ああ確かにオレは書類をパクッたさ! でもイーストマンとマッカートニーだって、オレたちの知らないところでノーザン・ソングスの株を買収していたじゃないか」(本文より)
著者について
ピーター・ドゲット Peter Doggett
イギリスの音楽ジャーナリスト。1980年代から90年代にかけて「レコード・コレクター」誌の編集者を務め、1999年からフリーランスに。以来、音楽評論に社会史、文化史を織り交ぜた数々の著作を執筆している。最新作は"The Man Who Sold The World: David Bowie & the 1970s"。邦訳に『ルー・リード:ワイルド・サイドを歩け』、『ジョン・レノン大百科』(ジョン・ロバートソン名義)がある。

奥田祐士 Yuji Okuda
1958年、広島生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。雑誌編集者をへて翻訳家に。主な訳書に『ザ・ビートルズ・サウンド最後の真実』、『フィル・スペクター 甦る伝説』、『バート・バカラック自伝』、『トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代』がある。

【著者紹介】
ピーター・ドゲット : イギリスの音楽ジャーナリスト。1980年代から90年代にかけて「レコード・コレクター」誌の編集者を務め、1999年からフリーランスに。以来、音楽評論に社会史、文化史を織り交ぜた数々の著作を執筆している

奥田祐士 : 1958年、広島県生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。雑誌編集者をへて翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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解散間際の話は正直あまり聞きたくはないの...

投稿日:2014/12/24 (水)

解散間際の話は正直あまり聞きたくはないのですが・・・しかし、本当の姿がどのようであったのか?目をそらしてはいけないのかもしれない。LET IT BEのDVD正規版の発売を願いながら、この本を読みたいと思う。

purple panda さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キクマル

    来年、ビートルズを初めて聴いてから40年を迎えます。今年の来日公演を含めてポール・マッカートニーのライブに4回、リンゴは1回、エリック・クラプトンと共演でしたがジョージも1回行っています。今でもビートルズは大好きですが本書を読んでいる内にイライラしてきました…金と訴訟の話ばかりなのです!!解散後の話は大体分かっているつもりですが、さすがにウンザリしました…個人的にオノ・ヨーコは嫌いです。

  • mawaji

    ビートルズ解散に至る経過が数多くの関係者の証言を交えて赤裸々に描かれています。いろんな伝記を読んできて断片的に得られていた情報が私の頭の中でようやく統合した感じがしました。ジェフ・エメリックを読むと音楽的にはジョージ・マーティンが第5のビートルズですが、本書を読むとグループとしてビートルズたらしめていたのはニール・アスピノールだったんですねぇ。そんな裏事情なんか知らずに無批判にビートルズの音楽を受け入れていた頃を懐かしく思い起こしました。ちょっと搾取のにおいがする古い音源の出し直しはもうそろそろいいかも。

  • すいか

    思っていた以上に再結成の機会はあったんだということに驚き残念に思う。ビジネス上の問題の解決に時間がかかったのがすごく残念。もう少しジョンが長く生きていたら再結成はあっただろうし、ライブも生で見ることができただろうに。訴訟の話は、私はもう少し内容を詳しく知りたかった。

  • kaz

    邦題から解散前後に絞った内容を想像していたが、解散直前から解散を経て、メンバーのソロ活動、ジョンの死、ジョージの死を経て、ほぼ現在に至るまでの軌跡が、金銭と権利にまつわる訴訟などの揉め事を主にかなり詳しく記述されている。ビートルズの関連本は山のように存在するが、活動初期から中期にかけてのものは、読んでいても楽しいものが多いが、本編は読んでいて非常につらい思いがした。筆者は、各メンバーおよびパートナーそれぞれ平等な扱いになるよう心がけているおかげで、なお更、表現が辛らつになってしまったように感じる。

  • hironob

    1969年から現在(2009年)までにビートルズに何が起こったかを描いた本。 4人のメンバーとメンバーを取り巻く人々の諍いとささやかな和解や別離を描いている。 解散にあたってアラン・クレインがもたらした影響ビジネス上の問題がかなり細かく描かれていてよく理解できた。 映画ゲットバックのその後として読むと解像度も上がりとても味わい深い

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