クエンティン・ウィーラー

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新種の冒険 びっくり生きもの100種の図鑑

クエンティン・ウィーラー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784023313095
ISBN 10 : 4023313092
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
279p;22

内容詳細

今世紀になって発見された最も珍しい生物100種を、米国の生物種探査国際研究所が選定。体色を変えて身を守る美しいタツノオトシゴや、幅1センチほどの極小蘭など、へんな生き物の生態を貴重な写真とともに紹介する。

【目次】
第1章 ものすごく美しい新種
・江戸小紋を着たウミウシ
・鮮やかな玉虫色に光るハチ
・スキャンダルを招くほど美しいラン
・メタリックに青く輝くクモ
〜他〜
第2章 へんてこな見た目をした新種
・小さなフォークのような雲霧林に咲くラン
・鼻が木の葉のようなコウモリ
・X線写真が美しい円形のエイ
・カギ爪を2本もった深海平原のアンコウ
〜他〜
第3章 とっても小さい新種
・体のわりに尾が長い小さなヤマアラシ
・成熟しても高さ2センチに届かない極小のタケ
・鳴き声で新種とわかったフクロウ
・顕微鏡でないと姿を見られないエビ
〜他〜
第4章 記録的大きさの新種
・火山島の沖合で見つかった巨大コンブ
・深海で見つかったむっちりした腕の大クラゲ
・優美な動きに凶暴性を潜ませたエビ
・長い姿のまま生まれてくるカギムシ
〜他〜
第5章 化石になってるけど新種
・四足歩行もできたかもしれないコウモリ
・何億年もほとんど変化していないカブトガニ
・数少ない化石種のタツノオトシゴ
・人類最古の祖先かもしれない化石
〜他〜
第6章 絶滅が危ぶまれる新種
・5個体しか見つかってないザリガニ
・ダーウィンも見逃したイグアナ
・パナマ沖合の小さな島にしかいないナマケモノ
・唯一の生息地がダムに脅かされているナマズ
〜他〜
第7章 できれば出会いたくない新種
・重症なハンセン病を引き起こすバクテリア
・心臓発作の時に役立つかもしれない毒ガエル
・暗殺虫とも言われる吸血性カメムシ
〜他〜
第8章 過酷な環境で生きる新種
・洞窟の奥深くにいる大ハサミを持つカニムシ
・アリゾナ州のソノラ砂漠にだけいるカメ
・バイオ燃料の源になるかもしれない温泉中のバクテリア
〜他〜
第9章 何かに見間違えそうな新種
・有毒な海綿のふりをしたウミウシ
・他種の発光パターンをまねする蛍
・おいしくない他種になりきるチョウ
〜他〜
第10章 おもしろい名前がついた新種
・魔法使いのように現れる大きなリンドウ
・美しく魅力的な名前をもつクマムシ
・人の驚く様子がそのまま名前になったくらげ
・英国のコメディアンの名を冠するにふさわしいサル
ほか

【著者紹介】
クエンティン・ウィーラー : ニューヨーク州立大学環境科学・林学の学部長である。また、国際生物種探査研究所(International Institute for Species Exploration、IISE)に設立時から参画して会長を務めている。現職に就く以前は、アリゾナ州立大学で持続可能性・生命科学教授と世界持続可能性研究所上席研究員、コーネル大学で昆虫分類学教授、米国国立科学財団で環境生物学部門理事、ロンドン自然史博物館で学芸員及び昆虫学主任を務めてきた

サラ・ペナク : ワシントン大学で行政学の修士号を取得した。ワシントン大学、ペンシルベニア大学、アリゾナ州立大学に勤務して、公益分析、プログラム履行、リサーチデザイン、データ管理を専門に研究している。IISEでは一般向けのState of Observed Species、SOS(観察された種の現況)というレポートの発行と「新種トップテン」リストの作成に携わっている。また、アリゾナ州立大学の成人教育コースで、「スキャンダルと嘘と苦痛」というタイトルで行動科学における研究倫理の講義を定期的に行っている

西尾香苗 : 京都大学理学部(生物系)卒業、同大学院理学研究科修士課程修了、同博士課程中退。生物系翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    地球上に生息する様々な生き物を写真とともに紹介されています。10の分類に分けそれぞれ10種づつあるので全部で100種の今までにほとんど見たことのない生き物があるのを知りました。新たに発見されたものや既に標本となっているものからも出てきています。指の上に乗るようにカメレオンや2センチにも満たない竹などがあります。まだまだ地球上には発見されていないものが数多くあることを感じました。

  • fu さん

    新種の生物図鑑。表紙装丁の美しさから大真面目な図鑑のように見えるがアメリカ的ユーモア漂う内容。最終章で紹介されているのは、デビットボーイやマドンナ、ハリーポッターなどにちなんで名付けられた生物。論敵を攻撃するという目的で名付けられた学名もあったり、そんな学名を受理するなよと思うようなものもあるから驚きだ。そのまま直訳しただけでは意味不明と思われる箇所には訳注が付いており、この適切な訳注がなければ面白さが半減したことだろう。

  • 石油監査人 さん

    著者のクエンティン・ウィラーは、ニューヨーク州立大学環境科学・林学の学部長。この本では、今世紀になって発見された新種の生物の中から、珍しい生物を100種選んで紹介しています。どの写真もカラフルで美しいのですが、「ショッキングピンクのヤスデ」のような、インパクトが強い生物が多いので、頁を繰る際には心の準備が必要です。また、「DNA分析で初めて新種と判明したイルカ」などの例を見ると、既存種と見た目や生態が同じでも、今後、DNA分析によって新種と判明する生物が意外とたくさんいるかもしれないと感じました。

  • 鯖 さん

    180℃の熱水がわき出す深海に棲息するカレイ。アリに擬態するクモ。珊瑚に擬態するタツノオトシゴ。トガリネズミをも消化する巨大なウツボカヅラ。カラパイアなんかではおなじみのアリをゾンビ化して操る菌類にはどうしてそうなった…という感想しか出てこない。地球に生きるフレンズみんなすっごーい!こわーい!たーのしー!!

  • かつ さん

    写真がものすごくきれい。新種の生き物はたまたまかもしれないが、原色でまた変化に富んだものが多い。オオトカゲ、クモ、ヘビ、カエルなど。ホントにきれいで思わず見とれてしまいました。悲しいのは新種と見つかったばかりで、絶滅危惧種と言われてしまう生き物がいること。地球の歴史に比べて人間がこの世に出て来てまだ間もないのに、猛スピードで人間は絶滅種を作っていることを思わずにはいられない。

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ニューヨーク州立大学環境科学・林学の学部長である。また、国際生物種探査研究所(International Institute for Species Exploration、IISE)に設立時から参画して会長を務めている。現職に就く以前は、アリゾナ州立大学で持続可能性・生命科学教授と世界持続可能性研

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