GREAT 3 のベーシストとして活躍するjan とnaomi による話題のフォークデュオjan and naom(i ヤン・アンド・ナオミ)の初EP「jan,naomi are」が10 月29 日発売!
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人やモノや様々な事象が斜陽していく儚さに美しさを見いだす。あるいは、終わりゆく日々の一瞬のくすんだ輝きからロマンティシズムを炙り出し、恍惚とする自身の姿をシニカルに嘲笑する。そう、jan and naomi の音楽から感じ取れるのはそんな作業を讃える言わば終焉の美学だ。一聴するだけでは繊細で頼りなさげでオブスキュアなものかもしれない。だが、実際にはjan とnaomi 二人のそうした美学を静かに語る横顔が、寡黙な生命力を抱えながらクッキリと映し出されている。さあ、今こそ鳴らしてみよう。時刻は午前2時。深夜2時の深い闇の街の中にjan and naomi の音は蠢いている。
岡村詩野(音楽評論家)
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ヒス・ノイズの果てから聴こえてくる2人の男性によるウィスパー・ボイスとシンプルなギター……ささやきが混じり合い、ピックと弦が擦れ合うところから生まれるjan and naomi の世界は、生々しいバイオリンやグルービーなドラム、ドリーミーなエレクトリック・ピアノが加わることで、さらなる優美さを獲得した。触れれば壊れそうな、だけどしっかりとした芯のあるこの作品を、毎晩大切に愛でていたい。
國崎晋(サウンド&レコーディング・マガジン)
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「モーレツからビューティフルへ」 1970 年、今は亡きトノバン(加藤和彦)がヒッピー・ファッションで” ビューティフル” と口ずさみ銀座の街を揺れたTVCM が思わず蘇った。「成長重視から人間回帰へ」あれから四十年、なにも変わらない日本。違う。ビューティフルのビューティフルな子供たちはちゃんと生まれていた。もうパワーでは伝わらない。小さな声で、小さなメロディーで、小さな愛で、無数の小さな煌めきこそが私たちの未来を明るく照らす。jan and naomi ビューティフルな子供たちへ。
桑原 茂一(クラブキング)
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ヤンナオ(jan and naomi)の音楽は本当に気持ちいいですね!ファンタジーでそこには誰かへの甘い少年心とかみたいなものとか繊細な絵が浮かぶんです!この音楽は感情の繊細なところを掃除してくれるようです。
俊太郎(俳優/ メンズノンノモデル)
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GREAT 3 のベーシストであるjan と天性の歌声をもつnaomi によるデュオ、jan and naomi(ヤン・アンド・ナオミ)、初のEP「jan,naomi are」(ヤン・ナオミ・アー)。 二人の織りなす美しく儚い歌声を多種多様な音楽影響と共にアシッド/オルタナティブフォークに込めた独自の世界観を表現した待望の初EP「jan,naomi are」。サウンドプロデューサーには、Dr. Strange Love の長田進、レコーディング、マスターリングに清水 ”Shimmy” ひろたかを迎え、ゲスト・ミュージシャンには、GREAT3 の白根賢一、カメラ=万年筆の佐藤優介、nomad のTekko が参加!そして、この度公開されたジャケット・アートワークは、数々のアーティストのビジュアルを多岐に渡り手掛けるデザイン・チームILLDOZER の石黒景太氏によるもの。