ブラック・マシン・ミュージック ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ

野田努

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309278469
ISBN 10 : 4309278469
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
509p;20

内容詳細

2001年に刊行以来、巨大な影響を与えてきた名著が復活。デトロイト・テクノの創成にブラックカルチャーの可能性と普遍性を見つめながら時代の絶望と希望をうたう不滅の一冊。

【著者紹介】
野田努 : 1963年静岡県静岡市七間町の歓楽街に生まれる。2010年にオンラインマガジンとして『ele‐king』を復刊させて編集人になる。現在はP‐VINE/ele‐king booksにて単行本を編集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ザフー さん

    日本語で読めるクラブミュージックの歴史として必読の本に相違ないのでは。当事者との交流や調査に基づいてディスコ、ハウス、テクノのジャンル分化とそこにあるゲイやブラックの抵抗逃走の物語が、当事者との交流や調査に基き引用発言もふんだんに交え力強く描き出される。黒と音楽の間に挿さる機械。伝統を宇宙に置換したデトロイトテクノ。アフロ・フューチャリズムの流れには自分の固定観念を知らされた。前読椹木野衣本の観念性を浮き彫りにするリアリティが心地よいが、逆に言えば著者ロマン的バイアスもなくはないかも(でも圧倒的に面白い)

  • チネモリ さん

     ホワンアトキンスやURなどのいわゆるデトロイト・テクノだけでなく、そのルーツとなるディスコやPファンクなども取上げることによって本書はこの音楽の奥深さを伝えることに成功している。デトロイト・テクノは未来的である一方「自分は何者か」を理解している。と同時にこの音楽は「黒人」や「労働者」として街で生きる人たちの汗のにおいや息遣いを表現する。本書は差別から生まれた社会システム、資本主義そして巨大な音楽産業に抗いながら自らを誇る人々の物語である。本書に登場する音源を聴きながら読むのがおススメである。

  • 今を生きる さん

    DJカルチャー誕生についての1章が面白い。アンチディスコ時のロックからのこき下ろしは悲しい、ハウス誕生、性のエネルギー、快楽主義もそれはそれでよいと思う。 3章からはデトロイトについて。ムーディーマンについて面白かったので知れて良かった。 アンダーグラウンドの信念。 宇宙に向かうアフロフューチャリズム、民族性や地域性をどう扱うかという視点。

  • sigdfeco さん

    10年ぶりの再読。読了まで2ヶ月かかってしまった。最近はyoutubeで手軽に原曲を聴けるのでいい時代になった。

  • f/k/a 上海 さん

    このジャンルの音楽はほとんど知らなかったところにいきなり物凄い情報量をブチ込まれて目眩がする(笑。 ディスコカルチャーは世界平和なんかを歌うヒッピームーブメントへのアンチテーゼとして極めて個人的な快楽主義として登場し(ゲイの楽園になり)、故に弾圧された、みたいな話から始まり、クラブシーンやDJの起源など、初めて2枚のレコードをミックスしたのはこいつで最初のハウスのレコードはこれ、みたいに全部具体的にわかってるという。 アメリカの文化史は面白いが、いちいちめんどくせーなアメ公、とも思うw

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野田努

1963年静岡県静岡市七間町の歓楽街に生まれる。2010年にオンラインマガジンとして『ele‐king』を復刊させて編集人になる。現在はP‐VINE/ele‐king booksにて単行本を編集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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