６０年代には重苦しい魔術的な音色と、特異なメロディで縦横に暴れまくったナミスウォフスキィ。７０年代に突入してからの本作では、アルトのみならずピアノを弾き、挙句チェロまで弾きまくる。エレキギターと錯覚するような激しい演奏である。ただし自国やバルカントラッドに影響された独特なメロディ感は相変わらず。ピアノ演奏もみずみずしい。なぜかドラムはバルトコウスキィではない。スカルスキィも随所で好演。

ポーランドの天才Ｚ．ナミスウォフスキの新作は何とスタンダード集！これまでオリジナルにこだわり続け、滅多に他人の曲を演奏しなかった彼が、スタンダードをどう料理するのか？・・・・・やっぱりやってくれました、変態アレンジの雨あられ。７拍子になった四月の思い出など、彼らしいちょっぴりユーモラスなシカケが満載です。Ｓ．ヤスクウケら若手メンバーもハイテンションな演奏で突っ走っています。

かのキャノンボールがフランク・ザッパと並べて「世界で最も優れたコンポーザーの一人」と評価した、ポーランドの天才ナミスウォフスキ。このアルバムは世界の民族ダンス音楽をテーマに彼の縦横無尽の創造力が炸裂しまくった大傑作！アコーディオンとヴァイオリン、イカれたキメやメロディがリスナーを70分間世界一周の旅へと誘う！

ポーランドの天才ナミスウォフスキ66年作。超絶速弾きピアニスト、アダム・マコーヴィチュやドラムのチェスワフ・バルトコフスキら名手揃い。とても四十年前のサウンドとは思えない作曲能力とドラム譜まで書き込まれたかと勘繰りたくなる精緻なキメで、独特のユニジャンルミュージックが眩い光を放っている。

ポーランドの鬼才ナミスウォフスキ、フュージョン時代に突入。しかし１曲目の組曲からただものではなく、15/8拍子で始まり８分音符３つをシャッフルの１拍ととっての５拍子への移行など、ザッパもやりそうな変態再分割。Ｗ．カロラクのヒップなキーボードや異様に録音がいいＣ．バルトコフスキのスカッとするドラムも最高だ。

天才ナミスウォフスキの作曲人生総決算とも言える、ワルシャワの名ライヴハウス「アクワリウム」における３夜連続のコンサート。当然全作編曲は彼。Ｋ．ヘルヂン、Ｏ．ヴァリツキ、Ｇ．グジプとの鉄壁のクァルテットを軸に、若手ペッターのＰ．ヴォイタシクやアコーディオンなどのゲストが参加。独特のユニジャンルな、万博パヴィリオン巡りの様な驚異のパノラマ的ヘンテコキッチュジャズは今日も行く。

ポーランドが生んだ超絶天才ナミスウォフスキの、海外デビュー盤。かの国のジャズメンの初の海外録音盤でもある。とにかく１曲目から天才が全開。あらゆるジャンルが再構築された、すらりとしたキッチュなジャズ。まさにポーランドが西側に送り込んだ最強の刺客。

ポーランドの超絶コンポーザー、ナミスウォフスキの91年ジャズジャンボリーにおけるライヴ盤。テクニカルかつユニジャンルな独特のジャズがワルシャワを震撼させる！チェザリィ・コンラドのバカテクドラムが凄い！

ポーランドの天才ナミスウォフスキの73年作。彼はサックスの他チェロにピアノにと大活躍。変拍子を駆使した独特のユニジャンルでキッチュなジャズが炸裂しています。ベースの録音の良さは驚愕もの！