ただの私(あたし)講談社文庫

Yoko Ono (オノ・ヨーコ)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061847507
ISBN 10 : 4061847503
フォーマット
出版社
発行年月
1990年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,243p

商品説明

私はただ私でありたい、と思って生きてきただけ――。世界で1番多忙で有名な未亡人オノ・ヨーコが日本語で書き、語った正真正銘の1冊。亡き夫ジョンの思い出、愛息ショーン、そして世界中の子供たちへの熱いメッセージでもある。かつて、これほどまでも卒直に自分自身を語った人があるだろうか!!

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Y2K☮ さん

    全体主義はいつの時代にもある(テレビをつければわかることだ。いやわからない人が多いからこそか)。個で抗う勇敢な戦士もまた必ず現れる。策略と暴力と成果至上主義ですべてを肯定しがちな男性中心主義に抗い、2001年秋にはアメリカ在住でありながら反戦を訴えた。あとヨーコさんは男を支配したいわけでも家事をしたくないわけでもない。男には男の苦しみがあると理解したうえで、だったらこちらの事情にも想像が及ぶでしょと問い掛けている。フェミニズムという枠に押し込めず「ただの私」である彼女のメッセージをフラットに受け取りたい。

  • ochatomo さん

    15年ぶりの【再読】 1973年「婦人公論」掲載“日本男性沈没”はかなり過激であり実は女性をも皮肉る内容だが、当時どの程度受け入れられたのだろうか? 今読んでも全く古びていない 男女とも大変で『肩を揉み合うことを忘れたら、おしまい』と“母性社会の必然性”に書く 彼女のシングル「女性上位万歳」(Youtubeあり、B面がいい←懐かし過ぎ)の制作話もあり、ジョンは仕事をする彼女の苦労を見て、心の底から女性解放主義になったのだそう 『ロックは下積みの人間のもの』 『女の武器はセックスではなく、覚醒と団結だ』

  • akarick777 さん

    誰になんと言われようと、こんなに自分に正直に生きる人を見たことがない!ぶっ飛んだ人、と思ったけど、「明日また行くんだ」で触れたジョンとの思い出の話では愛する男性を亡くしたひとりの女性の感覚が描かれていて、なんだかじーんとした。

  • mako さん

    「私は美人で、頭も悪くないし、身体もいいし…」初めて読んだとき、冒頭のニ文に衝撃を受けオノヨーコみたいにザクザクとモノを言って(書いて)生きていかれたら、どんなに気持ち良いだろうと思った。10年ほどたち再読。間逆の感想。ヨーコにとってこの世界はどんなに生き辛い/辛かっただろう。「やりたいことをやる人間はエゴイストに思われるけれども、抑圧したエネルギーというものは、ちょうど沈殿した沼のように汚いもの」「だから女は、幸福になる責任がある、と私は思う。犠牲的精神なんていうものは、誰のためにもならない。」に共感

  • lanikai さん

    「私はパッショネイトに嫌われる」と本人も書いているが、僕も彼女を生理的に受け付けない。毎年のスーパーライブも彼女が呼びかけ人なので行く気すら起こらない。とはいえ四十も半ばを過ぎて八十の婆さん相手に大人げないこと言っててもアレなので、著作でも読んで理解を深めてみるかと手に取った。すると1行目から「私は美人で、頭も悪くないし…」ときた。何度も破り捨てたい気持ちを抑えなんとか読了。高貴な家柄で上品に孤独に育ちながら、若くして社会と対峙し前衛であり続けた凄みは感じた。共感は出来ないが。ジョンのライターの話は良い。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Yoko Onoに関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品