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Unify: 統合論理

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基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KICP1852
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

Japanese pressing features bonus material. Nexus. 2017.

内容詳細

正統派プログレ・ハードの担い手、ワールド・トレイドが奇跡の復活を果たして22年ぶりに放つ3rdスタジオ・アルバム。美しきメロディ、精緻に構築された絶妙なアレンジ、確かなテクニックと繊細な感性に裏打ちされた圧倒的な演奏力は健在だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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クリス・スクワイアが亡くなってから数ヶ月...

投稿日:2017/09/13 (水)

クリス・スクワイアが亡くなってから数ヶ月後、急遽イエスのベーシストを引き継ぐことになったビリー・シャーウッドのインタビューを読んだ。「ヘヴン&アース」のミキシングを担当して以来続いているイエス関連の仕事の他に、ソロアルバム「シチズン」やトニー・ケイとのバンド、サーカの新作「風車の谷の物語」など、常に4〜5つの仕事が同時進行で進んでいる多忙ぶりに驚いたが、その中でひょっこり出てきたのが「実はワールド・トレイドの新作も作っている」の一言。インタビューの聞き手もまだバンドがあったことに驚いていたが、それは読んでいる私も同感であった。その後ジョン・ウェットンもこの世を去り、彼はエイジアのツアーにも参加することになった。 それから約2年、無事完成したのが本作である。聴くといつものビリー関連の作品にありがちな重ったるさが薄く、いい意味でポップにこなれている。たぶんいつものようなプログレ界の大御所とのコラボではなく、勝手知ったる同年代の仲間とのレコーディングなので肩の力が抜けているのではないか。ビリー絡みの一連のアルバムの中でも出色の作品だし、なにより等身大のアルバムだと思う。もちろんもう一人のキーマンであるブルース・ゴーディをはじめとするビリー以外のメンバーのプレイや立ち位置も絶妙で、なんというか「いいバンド」なのだ。 メンバー全員がスタジオ・マンとして多忙なはずなので、次に集まれるのはいつの事になるやらという感じなのだとは思う。ビリーが亡き大御所の遺髪を継いでステージに立ってくれるのも嬉しいが、でもそれ以上にこのバンドでパーマネントに活動することが本当の意味で「プログレを継承する」ことのようにも思えてくる、そんなアルバムである。

c.g.ponn さん | 石川県 | 不明

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