継母という存在 真実と偏見のはざまで

W.マーティン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784762828980
ISBN 10 : 476282898X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
337p;21

内容詳細

年間に結婚するカップルの4組に1組が再婚の現代、子連れ再婚により生じるステップファミリーの数も増えている。自らも継母当事者で社会学者でもある著者が、社会学、社会生物学、文化人類学等多様な側面から継母の存在を考察すると共に、多くの継母はじめステップファミリー当事者やカウンセラーの声を取り上げ、家庭内の問題や葛藤を浮き彫りにする。継母当事者はもちろんのこと、ステップファミリー支援者や教育者、行政・司法関係者にとっても必読の書である。

目次 : 第1部 文献に見る継母(自分だけの壁―継母になるということ/ 「あいつは魔女だ!」―おとぎ話と継母に関する文献を紐解く)/ 第2部 子連れ再婚の現実(「あんたなんか母親じゃない!」―ステップファミリーの5つのジレンマ/ 「あんたなんか私の子どもじゃない!」―怒り、嫉妬、不満/ 彼―夫を理解する/ 結婚―再婚の歴史)/ 第3部 様々な観点から(社会生物学―鳥やハチに見る継母の姿/ 世界の継母―文化人類学と愛着と文脈)/ 第4部 リスクもあれば見返りもある?(継母の悲しみと憂鬱―リスク要因を理解する/ 成人継子との関係―「終身継母」からの教え)

【著者紹介】
ウェンズデー・マーティン : ミシガン大学卒(文化人類学)、イェール大学大学院卒(比較文学/文化研究)、博士。Psychology Todayオンライン版ライター。Today Show、CNN、NPR、NBCニュース、BBCニュースアワーなどのメディア出演歴あり

伊藤幸代 : 津田塾大学卒、イーストカロライナ大学大学院卒(英語教育)、修士。SAJ(ステップファミリー・アソシエーション・オブ・ジャパン)運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 木麻黄 さん

    ステップファミリーをいかに生き,育むか-うまくいくこと,いかないこと(パトリシア・ペーパーナウ)を読んでからの読了をお勧めします。著者のW.マーティンの専門が、文化人類学ということもあって、心理学的な側面については引用が多いです。ステファミを考察するにあたっては、基本的には心理学的知見が役に立つのでしょうが、その知見を文化人類学視点から再考することはとても意義深いものがあるように思えました。更に生物学的視点から、蜂や鳥の継親子問題のエビデンスが示されるのは、贅沢な内容と言ってよいでしょう。名著でした。

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