Vladimir Shafranov

Vladimir Shafranov (ウラジミール・シャフラノフ) プロフィール

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ウラジミール・シャフラノフは、1948年レニングラード(現在のサンクト・ペテルブルグ)に生まれ、4歳の時からピアノとヴァイオリンの練習を始め、10年後に「リムスキー・コルザコフ音楽院」を卒業している。

 1973年イスラエルに移住し、シャフラノフは市民権を得ている。一年後にフィンランド人の妻と結婚した彼は、1980年、今度はフィンランドの国籍を得ている。

 地元の大物イーロ・コイヴィストイネンと共演したのち、1983年、シャフラノフはニューヨークへ移り、ジャズの本場で活躍を始めた。ロン・カーターエディ・ゴメスアル・フォスターといった超一流のジャズメンたちとの共演が彼を次第にトップミュージシャンに引き上げて行った。この当時のシャフラノフは自作曲に加えてロシアの民謡なども採り上げていた。

 こうした時期に録音されたのが、ジョージ・ムラーツ、アル・フォスターとの共演盤White Nightsで、初めアメリカのレコード会社から発売され、カルト的な人気を呼んだものの、1999年日本の「澤野商会」から発売されるや爆発的な人気を呼び、日本におけるシャフラノフの人気を不動のものにした。

 フィンランドへの行き来を盛んにしたシャフラノフは、Reino Laine、Pekka Sarmantoとのトリオで演奏を行い、さらに一方でドゥエイン・バーノ、グレゴリー・ハッチンソンとの「ニューヨーク・トリオ」でも演奏、「ブルーノート・クラブ」のコンペティションでは次席に輝いた。

 その後、前述の澤野商会と契約、ユキス・ウオティラ〜ペル・オラ・ガッドとのトリオで、自らの愛称“ヴォーヴァ”をタイトルにつけたMovin' Vova!をリリースした。現在はフィンランドの孤島に住み軽快なフットワークで音楽活動を展開しながら、遠く日本での人気に応えるべく演奏活動を維持している。2002年1月発売されたPortrait In Musicは、ジャズファン、クラブ系ファンのあっという的な支持を持ってヒットチャートにたった。

 いずれにしても、日本における「ヨーロッパ・ピアノ」の認識に最も大きな影響を与えたピアニストであり、演奏スタイルは完全なアメリカン・スイングをベースに置きつつも、北欧の哀愁漂うメロディは日本人の琴線に触れるものだ。

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