全体的に合唱の力強さを感じます。特に、ヘンデルのイタリア時代の作品、ディキシット・ドミヌスには感動しました。複雑な対位法がいりくんだ楽章でも、透明感を保ち、全体の効果を高めるようにして各声部が重なっていく様子は大変劇的な効果をあげています。いかんせん、独唱が弱いのが残念です。

ヴィヴァルディもヘンデルもすばらしい。濃い演奏だが，じっくりとそれぞれの曲の良さを堪能させてくれる。これを聞くと古楽器の演奏はやたらせかせかして聞こえる。リマスタリングで音も良くなったのも嬉しい。

素晴らしいです！残響音もほど良く、とても聞きやすいです。プレストン指揮のボーイ・ソプラノのものも大好きですが、このＣＤも愛聴盤です。

これは、東芝EMIから発売されている”「琴」ヴィヴァルディ-四季”の吹き替え版である。演奏団体や指揮者は同一だが、演奏者は違うようである。楽譜は同一と見られるが、英国での発売のためか、音がずれたり、タイミングが合わないまま録音され、発売されている。明らかに練習不足のまま録音したことが窺える。録音状態にも雲泥の差があり、到底納得できない出来のCDである。買って損したと思っている。琴の音色を知らない英国人は騙せても、日本人は騙せないぞ。東芝EMIとの間で著作権等の問題は発生しないのだろうか。今回ばかりは、ＨＭＶに騙さ