Virgin Vs レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

5件
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  • ニューウェイブと一言で言っても、実はその幅は意外と...

    投稿日:2021/05/17

    ニューウェイブと一言で言っても、実はその幅は意外と広い。いわゆるポストパンク的な流れを汲んでいるものもあれば、エレクトロニックサウンドに寄せたニューロマンティックスもその仲間と言える。ただ、ヴァージンVSはそれらとも少し違う、独特な範疇のニューウェイブ・バンドだったと言ってもいいだろう。そもそも、このバンドはいわゆるニュー・フォークと言われた、ちょっと王道フォークからは道を外したグループと目されていた、あがた森魚が中心となって結成したバンドだ。だからこそ、ヴァージンVSはパンクロックにもテクノにも近くないニューウェイブ・バンドの色合いを見せていた。牧歌的でありながら、ポップであり、なんとなくシュールさも漂うテイストは日本版トーキングヘッズとでも言うべきか…。どうしても、テクノポップの影響を強く受けていた日本のニューウェイブ界にあって、彼らのような存在はまさに異彩を放っていたとも言えよう。せっかくスペシャルプライス版が出るので、聴いたことがない人はぜひ、この中毒性のある世界を体験していただきたい。大ヒットアニメ「うる星やつら」のテーマソングを聴くだけのために買っても損はしないし。

    u.f.o.313 さん

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  • '81年発表。ねじめ正一のようなグラサンをかけた、A児と名...

    投稿日:2007/10/06

    '81年発表。ねじめ正一のようなグラサンをかけた、A児と名乗るフロントマンの正体はあがた森魚。ソロ「乗物図鑑」の半分の曲をレパートリーに、クラフトワークとピストルズに影響を受けてテクノ化を宣言。オーディションでメンバーが集められたのが通称ヴィズだが、当時メンバーの大半があがた森魚の正体を知らなかったとか。ブリキの自発団の久保田さちおらが在籍したが、最大の功績は、エイドリアン・ブリューのような超絶ソロが凄かったライオン・メリィの起用だろう。サウンドは「サントワ・マミー」に象徴される「越路吹雪・ミーツ・ニュー・ウェーブ。「ラジオ・スターの悲劇」を換骨奪胎した「ロンリー・ローラー」は名曲。

    乗物図鑑 さん

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  • '82年発表。古いタバコ箱風のジャケや稲垣足穂の詩の引用な...

    投稿日:2007/10/06

    '82年発表。古いタバコ箱風のジャケや稲垣足穂の詩の引用など、2作目にして匿名路線からあがた森魚趣味ワールドが顕在化。いくつかの曲は未発表だったソロ「永遠の遠国」からも転用している。まるでアイドル風なひかる&リッツの歌も重要なレパートリーと化し、あがた森魚以外の面々もソロ・ボーカルを受け持つなど、グループ面を強化。「トランシルヴァニア」ほか、トム・トム・クラブなどの当時のエスノ・ポップの流行を採り入れ、前作と一転したデッドなサウンドが新局面を見せた。ラジオ賛歌「夢のラジオシティ」など独自の近未来ビジョンも。「コズミック・サイクラー」は歌詞をリミックスして、アニメ主題歌として大ヒット。

    乗物図鑑 さん

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  • '87年発表。盟友・鈴木慶一をプロデューサーに迎え83年に制作...

    投稿日:2007/10/06

    '87年発表。盟友・鈴木慶一をプロデューサーに迎え83年に制作されたが、オクラ入りになり、4年後のあがた森魚ソロ「バンドネオンの豹」リリース時に発掘された幻のアルバム。鈴木慶一が舞台監督を務めたピエール・バルーのバックで、ムーンライダーズが使っていたような玩具の楽器などが大挙導入されており、リン・ドラムとシモンズ中心の乾いたリズム隊のアコースティック・ファンク路線は、「アマチュア・アカデミー」に先駆けているもの。貫田顕勇による民生機MC-202のシークエンスなど、ハンドメイドなテクノポップ感が楽しい。「恋のダイヤモンド・リング」のキラキラしたシロフォンのトリムは、パレ・シャンブルグみたい。

    Star Crazy さん

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  • この「詩集」は’89年にCDオンリーの企画でリリースされたもの...

    投稿日:2007/08/07

    この「詩集」は’89年にCDオンリーの企画でリリースされたもの。すなわち、今回が「初紙ジャケ化」な訳で、そこがミソです。分かるかな?これはA児=あがた森魚氏のセレクションによるベストですが、メリーさんや久保田さんが選ぶセレクションも聴いてみたい気がしますね。

    はまなす博士 さん

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ありがとうございました

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