CD

Cuban Jam Session: Under The Direcion Of Julio Gutierrez: Vol.1 & 2

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CRACD251
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
紙ジャケ, コレクション

商品説明

“ルーツ・オブ・デスカルガ”&“ルーツ・オブ・マンボ”
と称されるキューバ音楽史上屈指の名盤2枚を完全カップリング(2in1)。リマスターで蘇った!

1956年、キューバはハバナの有名なパナルトのスタジオ(あのブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの録音で使われ、映画でも録音シーンで登場したあのスタジオです)
に、名うてのミュージシャンたちが集まり、セッションを行いました。
メンバーは、当時U.S.A.などからの観光やカジノで煌びやかな夜の世界を創り上げていたハバナのナイト・クラブやキャバレー、バーなどで引っ張りだこだったミュージシャンたちばかり。彼らは、夜の仕事の後に気心が知れた仲間が集まり、毎夜のようにセッションを繰り広げ、日頃の仕事の演奏では発揮できないアイデアを出し合い、日頃の憂さをはらしていました。
そんなミュージシャンシップ溢れるセッションを、録音してしまおうとスタジオに集まったのです。腕利きのミュージシャンを束ねるのは、当時キューバ音楽にモダーンな感覚を持ち込み、アップテンポな音楽からフィーリンに至るまで、アレンジを振るっていたピアニストでもあるフリオ・グティエーレス。さらに同じくピアノで参加した名手ペルチンも何曲かでデレクションを担当。2人を中心に、フル・ブラスにフルート、ベースに各種ラテン・パーカッション、曲によってコロ(コーラス)や簡単なヴォーカルも付き、ワイワイガヤガヤ演奏しています。
そして、なんとフィーリンの2大巨匠の1人ホセ・アントニオ・メンデスが、エレキ・ギターで参加!フィーリン一派とアフロ・キューバン系のミュージシャンとの関係も垣間見られ興味深いところです。
どの曲もリズムやテーマとなるメロディを決め、そこからどんどん展開していくという、スリリングなもの。ポリリズムのグルーヴ感が最高に気持ちいいですが、しかし、キューバ特有な優雅さや余裕も随所に見せ、女性を中心としたコロが入る曲などキャッチーでまさに自由な雰囲気にみなぎっています。また、曲によってはほぼパーカッション・アンサンブルだけのものなどもあり、アフロ・キューバン的な高揚感もタップリ。

1940年代にU.S.A.のジャズのミュージシャンたちが、同じように仕事の後のセッション=アフター・アワー・セッションの中からビバップを誕生させたように、キューバでのこのようなジャム・セッションから、マンボが誕生しました(マンボの誕生には諸説ありますが、このジャム・セッション説も最有力な説)。
また、このアルバムの成功により、当時多くの名デスカルガ(ラテン、特にアフロ・キューバンを中心にしたジャム・セッション)・アルバムが発売され、その後現代に至るまで、デスカルガ・スタイルのアルバム制作やコンサートは地域を越えてラテン・アメリカ文化圏全域で今でも盛んです。サルサの誕生も、頻繁なデスカルガ・セッションの末に音楽的なベースが形作られたということはファンの間ではよく知られたことです。
まさに、“ルーツ・オブ・デスカルガ”&“ルーツ・オブ・マンボ”な名盤『Cuban Jam
Session(キューバン・ジャム・セッション)』の第1集と第2集の全曲をパッケージしたのが本製品です。
なお復刻にともない、アナログ音質の良さを生かしたマスタリングを施し、紙ジャケにパッケージングしました。
(メーカー・インフォメーションより)

内容詳細

録音自体は1956年。マンボが誕生したとされる40年代からだいぶ下っていたとはいうものの、首都ハバナでキューバ有数のミュージシャンたちがリズムに磨きをかけていく瞬間を捉えた名盤2作が、日本独自企画で2in1に。有名曲から次第にディープさを増していく構成がスリリングの一言。解説も得るところ大。★(真)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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