Vangelis

Vangelis レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

72件
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  •  リリースの予告があってから1年後、ようやく手元に...

    投稿日:2021/10/09

     リリースの予告があってから1年後、ようやく手元に届きました。サウンドは70年代と比較すると、楽器の進歩もあってか洗練されたシンセ音(90年代以降はずっとこんな感じかなぁ)。彼の集大成的な音と言ってしまえばそれまでですが、コンセプトがハッキリしているから聴き手もイメージしやすい作品です。古代を思わせるようなアコースティック(儀式的なティンパニも健在!)と宇宙空間を漂うような奥行きがブレンドされていて、ここ最近(映画を除く)の彼の作品としてはカラフルな感じがします。オープニングは一瞬ジャールか?と思わせるサウンドに驚かされましたが…  デラックス版は箱に収まって(ボックスはジャケット違いで見つめ合うゼウスとヘラの彫刻のコラージュ、中のブックレットではヴァンゲリスとゲオルギューのお二人の絡む姿はこれを真似たか?)、130ページぐらいのブックレットが入っていました。最近のヴァンゲリスの容姿は貫禄たっぷりで、まさにゼウス(ジュピターか?)ジュノ(ヘラ)役で声を聴かせてくれるゲオルギューとの絡みも、まるで神話の世界(笑)。そこには探査機ジュノーからツイートされた木星のクローズアップ写真がふんだんに盛られています(だったらアナログでも良かったか?)

    大樹ぱぱ さん

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  • 昔から前衛だった人でも前衛と違うことをやらざるを得...

    投稿日:2021/07/20

    昔から前衛だった人でも前衛と違うことをやらざるを得なかった時代の変わり目に、突然前衛に転向したかのごとき変なアルバム。パリの国立現代美術館に刺激されて突然に前衛化したようだ。結論から言えばこういう方向はヴァンゲリスには向いていない。やっている本人だけ面白がっている前衛音楽も困りものだが、このアルバムはやっている本人もどこか消化不良気味に聴こえる。ただ注意したいのは前衛「音楽」に刺激されて前衛化したのでなくて、前衛「美術」に触れて前衛化した点。やがて映像や大自然そのものに刺激を受けて音楽性を拡大していく、ある意味で転換点に立つアルバムといえるかもしれない。時代も前衛を求める雰囲気から程遠く、1回限りの「前衛ごっこ」で終わってしまった。もうひとつ前衛から距離をおいて、一種のファッションとしてやるには前衛の時代に近すぎる。その辺の微妙なスタンスを、懐古的・趣味的な作品としてでなく、精一杯がんばって世に問う問題作として提示してみせたヴァンゲリスの若さを評価したい。これが第一作だったらあとは行き詰まりしかなかったかもしれない。当時すでにそこそこ実績を積んだアーティストにしてこの実験(季節外れの前衛)だったからこそ、次のステージへとキャリアを展開できた。その意味でまさにこのアルバムはヴァンゲリスの「霊感の館」に他ならない。ヴァンゲリス番外編として好きな一枚だ。

    神宮る・BELL さん

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  • ベスト盤なので、てっきり炎のランナーのテーマが入っ...

    投稿日:2018/12/30

    ベスト盤なので、てっきり炎のランナーのテーマが入っていると思ったが、ここに収録されたのは1970年代の曲ばかり。もっとよく見るべきでした。ベスト盤にしては、ブックレットもお粗末。メジャーレーベルからの発売かと疑うほどチープ。

    k.k さん

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  • 大学生のころ、マイク・オールドフィールドの様な音楽...

    投稿日:2018/03/23

    大学生のころ、マイク・オールドフィールドの様な音楽がほかにないものか新宿の輸入盤店を渉猟していた中で出会った幸運の1枚。(アフロディス・チャイルドも知らず、ただ多重録音のロックというだけで値段の高い「新宿レコード」で一か八かで買った作品)。 それまで聞いたことのなかった地中海音楽の躍動感に引き込まれ気に入ったところに、A面の後半部分で、シンセサイザーの美しいシンフォニックなメロディが高まっていき、そのあとに続く「so Longago so clear」の神話のような世界。(ヴォーカルはご存知、ジョン・アンダーソン)。 そしてB面の、優しく包み込んでくれるかのような感動的なヴォーカリゼイションと、勇壮なプログレ節 の畳みかける展開に感激。当時の週刊FMという雑誌の投稿質問コーナーに、「パパサナシューの天国と地獄、堪能しました、次作の情報ないの?」と、投稿している女性がいて、かっこいいお姐さんがいるもんだ!、と田舎出の大学生はびっくりしたものでした。(そこでalbedoのリリース情報を知り、いつ入るかと新宿レコード通いしたものでした。

    nasso さん |60代

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  • 天国と地獄、反射率0.369、スパイラルと立て続けに、...

    投稿日:2017/04/25

    天国と地獄、反射率0.369、スパイラルと立て続けに、抒情性とダイナミズムと抜群のメロディの横溢する傑作を発表してくれるヴァンゲリスの次作に飢えていたプログレ初心者のまえに登場した本作。大いに期待して(当時入荷は早いんだけど値段が高い)新宿レコードで購入。自宅アパートに帰ると、靴を脱ぐのももどかしい思いでターンテーブルに乗せ、さあ、また感動的で哲学的な音楽世界を聞かせてください!と耳をこらしたところに突如飛び込んできた無機質な音の羅列(?)に耳を疑い、もしかして、中身が違っていたかとレーベル面を確認。(輸入盤だから解説も無いし、。。。)チューブラベルズの発売直後に、あたかもマイクの作品のような帯でリリースされたデイヴィド・ベッドフォードの「スターズ・エンド」(ゴリゴリの現代音楽)を耳にした時と同じ感触。この音世界を理解できるようになるまでずいぶん時間がかかりました。もしかしたら本当にやりたい音楽はこちらの方なのかとも思います。(E・モリコーネが、映画音楽の創作にいそしむ傍らでシリアスミュージックに情熱を傾けているところと同じか。。。。)

    nasso さん |50代

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  • RCA時代の4枚からのチョイス。これをベスト盤としてLP...

    投稿日:2014/06/17

    RCA時代の4枚からのチョイス。これをベスト盤としてLP2枚分(CD2枚分)にするのはなかなか困難な作業だったと思う。 RCAからはもう1枚ベスト盤が出ているがそちらは日本盤も出ていたし、1枚ものなのでそれでも事は済む。そちらも一応おすすめしておく。 こうして曲順もばらばらにされると聴きなれた曲も、その良さや再発見もある。今の彼のようなオーケストラ的な壮大さとは違う、マルチプレーヤーとしてまた感情豊かなキーボードさばきを味わいたいならRCA時代だろう。 そういう意味では本作は悪くないチョイスだ。

    satosan さん

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  • 天国と地獄、Albed0.39に続くVANGELISの最高傑作3部作...

    投稿日:2014/03/08

    天国と地獄、Albed0.39に続くVANGELISの最高傑作3部作の掉尾を飾る名作。地中海音楽のテイストでどこまでも外に広がってゆくVAMGELISの真骨頂・美質が堪能できます。圧倒的な支持を受ける名曲「見知らぬ人へ」のシングルのみに収録された(当然日本未発売)のPart2がボーナストラックとして収録されていると聞いては、初発LP→日本版CD→紙ジャケット化→と買い続けてきたのですが、またしても買わざるを得ないことになりました。今はすっかり「芸術家」になってしまい、音楽家としての旬は終わった感じが有りますが、70年代中期の作品群の素晴らしさ、計算された無手勝流の凄さ、また、じっくり聞き直しましょう。

    nasso さん |50代

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  • ミュージックビデオ的なものを期待していたのですが、...

    投稿日:2013/12/07

    ミュージックビデオ的なものを期待していたのですが、内容としてはヴァンゲリスとその音楽と関わった人たちや映画などの作品に関してのインタビューなどがメインで、ヴァンゲリスの音楽を期待する人には少々物足りないかと。 ヴァンゲリスの足跡を知る為には一見の価値はあるが、音楽を聞きたいならあえて買う必要は無いかもしれない。 ただ本編中の一部で画質が荒れているのが気になった。 基本的にドキュメンタリーなので音楽や画質を追求するのはもしかしたら間違っているのかもしれないが、野生や天国と地獄の頃からのファンとしてはそういったところにも拘って欲しかった。 なので内容としてはほぼ満足しているけど星は3つ。 でもリージョンフリーでリリースされた事は評価したいですね。

    ぢゃむ さん

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  • 南極物語のテーマが入ってるから買った 素晴らしいタ...

    投稿日:2013/01/25

    南極物語のテーマが入ってるから買った 素晴らしいタロとジロ

    野良猫 さん

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  • まずジャケットの写真に目を引かれ、次にタイプライタ...

    投稿日:2013/01/17

    まずジャケットの写真に目を引かれ、次にタイプライターで打ったようなタイトル文字が気になり、さらに曲目内容が「ムーブメント1」〜「ムーブメント5」と表示されているだけの、全く内容がわからない不思議さに惹かれ購入しました。 購入当時は、国内盤(ポリドールジャパン)として発売されており、日本語タイトルは「大地の祭礼」となっていました。 演奏内容は、それぞれ同じようながリズムが淡々と繰り返され、それにストリングス的な音や、パーカッション的な音が時々加わり、単調な時間が流れていきます。曲の感じを表現すると「太古の地球にある日雨が降り、大地から小さな生命たちが誕生する。」と言う一種の環境音楽とでも言えるでしょうか?いや、音楽と言うよりは、音が鳴っていると言う感じです。 聴いているうちに、いつしか不思議な世界に入り込み、音が鳴っていることも忘れます。

    KO君 さん |60代

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ありがとうございました

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