宇多田ヒカルさんの声に誘われ、今いる世界から、別の世界にワープするような感覚になる！？曲です。

あの若さで、こんなに素晴らしい曲を歌えちゃうって、宇多田ヒカルさん、すごすぎます。宇多田ヒカルワールドにひきこまれます！

はじめて宇多田ヒカルの曲に出会った時は、このお洒落な音色と高い歌唱力とかっこいい歌詞と、とにかく衝撃を受けたことを当時小学生ながら覚えています。何年経っても、ふと聞きたくなるような曲ばかりで全く色褪せません。ずっとずっと大好きです。

兄弟が映画を観て宇多田ちゃんの曲が気に入ったらしくCDを買ってきました 一度聴いたら耳に残る曲で一日中頭の中でリピートするくらい素敵な曲です

Foryouは当時ピアノでも弾いたくらい好きでした。どうしてこんな歌が作れるのか、どの曲もぎゅっと胸に響くような切なさがあり才能に溢れていました。他にもタイムリミットやリスクなど他にはないメロディーがあり宇多田ヒカルの世界観がぎっしり詰まったアルバムだと思います。

久しぶりの宇多田ヒカルのアルバム。大人になった分、昔とは違い落ち着いた局長が多いイメージです。NHKの連ドラの主題歌となった花束を君には、聞けば聞くほど歌詞の意味を考えさせられるほど繰り返し聞いてた覚えがあります。当時の子供への想いなどを勝手に重ねて聞いてました。

宇多田ヒカルの歌では、詩、曲、声、そのどれもが欠くことのできない要素です。特に彼女の詩には、言葉遊びを交えた抽象的なセンテンスの中に魂の叫びのような切実な心情が現れる瞬間があり、どきりとさせられます。「完成させないで、もっと良くして。」（光）「少しだけでも、シャツの上でも、君に触れたいよ。」（Letters）その中で、１曲目の time will tell は、宇多田さんの後の作品と比べると少し異色です。ストレートで優しい言葉。「時間がたてばわかる。」「あせらなくたっていい。」最後、英語のセリフに交じって「雨に負けないで。」まっすぐな歌声も印象的です。もしかすると、彼女の歌の根底には time will tell の優しさが常にあって、これが彼女の歌を特別なものにしているのかもしれません。驚くような、本当に充実したベストアルバムです。

Single Collection Vol. 1 の作品に比べ、より実験的な作風へと変化が感じられます。私は、Disc 2 に収められている Goodbye Happiness が傑出しているように思いました。幻想とリアルを行き来する、遊んでいるような、それでいて真剣な詩は、人間の中で生じる感情の変化、特別だったはずの人（あるいは「こと」）と素直に関われなくなっている自分、に気づいた動揺、恐れ、切なさを美しく言語化しています。「あの頃へはもう戻れないね」から「あの頃へ戻りたいね」への表現の揺らぎにもハッとさせられます。この曲では「ありのままで生きていけたらいいよね、大事な時、もう一人の私が邪魔をするの。」と歌われますが、これは Single Collection Vol. 2 の作品に共通する一つのテーマであると感じました。一歩踏み出すこと。自分の自意識にからめとられず、自分の望みに素直に従うこと。聴き手である私は、自意識の壁に阻まれている自分の姿に気づき、狼狽しました。

ピアノから始まり、美しいメロディからのエレクトロサウンド。壮大な世界観で、めちゃくちゃかっこいいです。透明感や神秘性があります。

聴く度に、恋していた頃を思い出したり、独りの自分を切なく思ってみたり、歌詞を読み聞き返す度に新しい発見があります。