アクの強いフレージング、垣間見せる余裕に滲むユーモアのセンス、手数の多いDsにR.フリップ的Gがアグレッシブに絡む相当にテクニカルな応酬のシークエンス...。 Don Caballero, rumah sakit?sleeping people等よりは寧ろ、ahleuchatistas,teramelos辺りのサウンドに近いと言ったら、サウンドのニュアンスがお分かり頂けるだろうか。現在のシーンは、こうしたタフなライヴを重ねつつも地道に活動を続ける中堅バンドによって支えられている事を改めて実感させられる充実作。例えばbattlesの様な陽の目を浴びる事はこの先も決して無いだろうけど(笑)、行き方としては断乎コッチを支持、聴きごたえアリの5th。