日本盤にはカナディアンホールオブフェイム等の出演クリップに字幕が付くことを期待したのですが、残念ながら字幕はありませんでした(これでは輸入版より高いお金を出す意味が無い様に思うのですが。まあ日本盤が出るだけありがたいとも思うのですが)。ベスト盤としてはまあ無難な選曲だとは思いますが、私にとってのこのベスト盤の価値はDVDにつきます。World of Fantasy(CD本編も含めこの曲は外してほしくなかった)やSay Goodbyeのクリップが入っていない等の不満が無いわけではないのですが、それでも彼らのクリップがこれだけ見れるのはうれしい限りです(シングルメインなので彼らのハードな面については密度が薄く食い足りなくはありますが)。ホールオブフェイムの場面では彼らが和解したところが見られてうれしく思いました。個人的にはトライアンフの魅力の多くはリックの曲/ギターによるところが大きいのですが、ギルがVoの曲はメタリックな曲が多く(Allied ForcesやToo Much Thinking、等)、アルバムの中でアクセントになっているので(ギルがVoの曲がなかったら物足りなく感じるように思います)、やはりこの3人がそろってこそのトライアンフだと痛感します(マイクはKey等のバックアップのイメージかな)。ロクラホマ等海外のフェスではリユニオンのステージが実現しておりますが、日本でも見れないものかと切に思います。