なんとブレンダン・オブライエンをプロデューサーに迎えての、Phish解散後初のソロ作品。その影響もあるのだろうけど、何だか吹っきれた感すらするほど、恥ずかしげもなく”ロック”しています。「らしい」作品ではありませんが、個人的にはこういう路線も気に入りました。日本盤にはライヴ音源盛りだくさんだし。

前作「shine」がproducerの選択ミス！大手レーベルの罠にかかったようで残念な出来だったが（２回も聴けなかった、、、。）今作はソロ１作目に迫る出来！となっている。やっぱりこの人、自由にやった方がいいんですよネ。 とにかく音がキモチいいです。

実はphish未体験だったのですが、ひょんなことでtreyを知りこのCDを購入しました。すると、ジャケの憂鬱そうな佇まいとは裏腹に果てしなく熱い演奏が・・・tower of power好きの私はtightでfunkyなgrooveに一曲目でノックアウトされました。しかし白眉はやはりM3.M11の長尺jam tuneでしょうか。M3の容赦なくビシバシきまるブラス、M11のtreyのfreakyなsoloなんか本当にシビレます。また、このCDの凄いとこは曲も（全曲！）いいところ。当初抱いていたjam band的なイメージよりはカッチリとしているという印象ですが、とにかく素晴らしいです。。これ