一般的にはオーヴァープロデュースで失敗作扱いされてるようですが、個人的には爽やかな楽曲と瑞々しい声の良質な佳作だと思ってます。買って損はないと思います。

まるで「ライ麦畑でつかまえて」そのまま。しかし、だれもが通過するモラトリアムの具象化としては右に出るものが無いのではないか？とにかくカナダ出身のＳＳＷは傑物が多い。余談だがあまり触れる方がいらっしゃらないけれどこのアルバム、じつは（原盤を聴いてみて）当時としてはミックスが非常に良いような気がするのですが。

こういう作品が紙ジャケ化され、リマスターされること自体に意味があります。 絶対絶対絶対後悔させない作品ですから、すぐ予約を（笑） 最初は、暗いと思うかもしれないけど、ここまでココロにしみわたる作品に、私は今まで一度も出遭った事ないです。 この人は他にも数枚出していますが、この奇跡の様なMAGICはこの盤にだけ存在します。

あったのか。これは問題作です。必須です。暗いけど良い。絶対に良い。若い人にこそ聞いて欲しい。 良いですよ。暗いけど。

1st「Processes」、2nd「Bad Girl Songs」、3rd「Consider The Heart」の繊細で孤独な世界に惹かれていた私としては、このCDの色彩感豊かでパワフル、そして幸福そうですらある内容に、最初は違和感を覚え、幾分幻滅さえ感じた。しかし、何度か聴くうちにその世界にも慣れてきて曲のよさに圧倒されるようになった。どの曲も魅力的だが、1.2.3.7.9は特に必聴。本当にすばらしい!! 名曲!! 3ではスティーリー・ダンの「リーリン・イン・ジ・イヤーズ」で個性的な名演を聴かせたあのエリオット・ランドールが、一聴して彼と分かる快演を聴かせてくれるの

カナダ（生まれはイギリス）という寒冷地の雰囲気そのままの、透き通るような歌声にしびれます。繊細で美しいメロディはもう心の琴線わしづかみといったところ。駄作なし文句無しの超名盤だと思います。CD化されたほかの2作とともにぜひ