以前に「TOMORROW WILL BE TOO LONG」と題したコンピ・アルバムに1st「STRANGE BOUTIQUE」とともにこの2nd「LOVE ZOMBIES」も入っていましたが、待ちに待ったオリジナルジャケットで登場の単体アルバムですね。 柔らかなビドのヴォーカル、捻りの効いた流れるようなメロディーラインに酔いしれます。 LP時代のA面とB面の最終曲がインストとなっているのがこのバンドの特徴ですね。 1stや名盤「ELIGIBLE BACHELORS」ももちろん良いですが、この2ndが一番好きです。

なんといっても、記念すべき1stシングル「ALPHAVILLE」と2ndシングル「EINE SYMPHONIE DES GRAUENS」が収録されているのが聴きどころ。Rough Trade時代が懐かしく想い出されます。他の曲は、アルバムとは別ヴァージョンのセッションレコーディングが多いです。

モノクロームセットの貴重な映像集。どことなくシュールで、けっこう陰鬱な映像も多いのだが、不思議とユーモアたっぷりの雰囲気もある。時折、ライブ映像も挟まれていて、彼らの妖しげで無国籍な魅力が味わえる。この手のインディーバンドものは画質は決してよくないが、音だけでは感じられない点も合わせて星４つ。

他の人も書いていますが、80年代ＵＫネオアコギターバンドの中でも唯一無二のバンドと思う。聴いていると、どこか洒落た無国籍な映画を見た気分にさせられます。ディンディスク時代の作品も（1st,2nd)復刻再発してほしいですね！

捏造されたエキゾチズムが今聴いても新鮮で心地よいです。作品はこれ以外でも結構あったと思うので、全部再発してほしい。

3rdの完成されたﾎﾟｯﾌﾟ･ｿﾝｸﾞも素晴らしいが、初期の独特のｴｷｿﾞﾃｨｯｸなﾎﾟｯﾌﾟ･ｾﾝｽこそが彼らの魅力。ちなみにこれは1stと2ndの2in1です。

これはもう、ひねくれ者には堪らない一枚！とくに２曲目なんかもう！妖しすぎ！はじめて聴いたときは何なんだこれは！てな感じだけど、何度も聴くたびにそのフインキにハマること間違いなし！

モノクローム・セットの最高傑作。�@、�A,�D、�Fと名曲が揃っているし、何よりいわゆるネオ・アコとはちょっと違った何かスレた雰囲気がメチャクチャ格好いい！！沢山のギター・ポップバンドが今でもいるけど、彼らのような存在って今、本当にいないような気がする。