2nd発表後Geffenと契約し、米国盤も発売された名盤の誉れ高い3rd(1986年)。 躍動感と叙情性とが絶妙のバランスを醸し出し、楽曲やアレンジの進歩も目覚しい。メンバー4人の自信も伝わってくる、80’s 英国シーンを代表する1枚。 このまま行ったら間違いなくU2すら軽く超えるのでは．．と思ってたらマネジャーの死をきっかけにあえなく解散、生ける伝説となってしまう．．．

Manchester北部MiddletonのローカルバンドThe ClichesとYearsをルーツとするThe Chameleonsは、John Peelに認められ1981年にCBSから”In Shreds”で華々しくデビュー。しかしCBSの売れ線狙いの意向に背を向け、インディレーベルStatikと契約、1983年にリリースされたのが本作 1st。 2本のギターが紡ぎだす景色の中で、(決して上手いとはいえない)Markの歌がハーモニーを奏でる、という孤高のスタイルは既に確立されている。 霞がかったようなプロデュースワークの下、ライヴでの定番曲も数多く含む重要盤。まずはここから．．．

少年期〜青年期への移ろい、現代を生きる不安、そしてまだ見ぬ未来への微かな希望．．． 80’sど真ん中の年に、メランコリー全開で発表された2nd(1985年)。 ネオサイケ・バンドThe Chameleonsの最高傑作は間違いなく次の3rd “Strange Times”だが、これはWishbone AshやCamelなどにも通じる英国叙情派ロック・バンドとしてのThe Chameleonsの金字塔!!

とにかく聴くしかない、観るしかない！ 80’s残党達の魂の叫びを受けとめろ！！

叙情派ﾈｵｻｲｹの決定盤!この作品の後、残念ながらThe Sun ＆ The MoonとThe Reegsに分裂してしまうが、この作品を超える事はできていない。Chameleonsの最高傑作である事はもちろん、ﾈｵｻｲｹ(死語？)と呼ばれる中でも名盤です。