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録音よし、演奏良し、歌よし、豪華な歌手陣と正当派アレンジの歌曲、 インストはそれよりちょっとひねったもの、と変化に富んでいて大変 楽しめます。いまをときめくダイアンクラール、ジェーンモンハイト、カサンドラウイルソンなど持ち味を生かしたアレンジでのバックはブラチャードの 才能を感じます。 眉にしわをよせないでリラックスして聞くには最右翼の盤です。

圧冠されました。Lionel loueke という方は、すばらしい方なんでしょうね。感謝致します。

一曲目、テレンスのミュートトランペットの切々たる音、スーッと入ってくるイヴァンの歌声。この瞬間だけで買いです！　ぞぞぞわーっと来ます。往々にして名の知れたジャズ関係者とボサの競演って「はいはいそうでしょうよ」ってな感じで可もなく不可もなく、まぁ星の一つもつけるけどね的なものに落ち着きがちですが、これは違う！　円熟のテレンスと大御所たるイヴァンの余裕の産物かも。