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プラシド・ドミンゴ/いつも私の心に〜ラテン・アルバム・コレクション(8CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88843031612
組み枚数
:
8
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


プラシド・ドミンゴ/ラテン・アルバム・コレクション(8CD)

ドミンゴの第2の故郷メキシコの音楽を中心に、ラテン・アルバムをまとめた8枚組ボックスがSONYから登場。親しみやすく情感豊かな旋律の数々を、情熱的に心を込めて歌い上げたアルバムを手軽に楽しめるセットです。

【ドミンゴとメキシコ】
プラシド・ドミンゴは、1941年マドリードの生まれ。生家は、歌手の両親がスぺインの民俗オペラであるサルスエラの劇団を運営するという環境でした。
 ドミンゴ8歳の1949年、両親の一座と共にフランコ独裁政権下のスペインから、近代化によって景気が良くなってきていたメキシコに移住し、ドミンゴは同地で子役としてサルスエラ経験を重ねる一方、ピアノも学んで、14歳からはメキシコシティの国立音楽院でピアノに加えて指揮なども学んでいます。
 ドミンゴは最初バリトン歌手として歌っており、舞台デビューは16歳のときの両親の一座でのサルスエラ公演で、同時期に『マイ・フェア・レディ』の副指揮者やコーチも務めるなど、すでに多彩な才能を見せてもいました。
 その後、18歳でテノールに転向し、メキシコ国立歌劇場に歌手兼コーチとして雇われ、1961年、20歳のときに『椿姫』のアルフレードで主役デビューを飾ることになります。
 ほどなくアメリカに進出し、国際的な活動を展開することになるのですが、ドミンゴが8歳から20歳までの重要な時期を過ごしたメキシコ、ラテン・アメリカへの強い思いは、ドミンゴの生涯を貫くもので、そのことは折を見て制作されてきたラテン・アルバムの多さからも十分にうかがうことができます。

【8枚のラテン・アルバム】
今回、SONYから登場するセットは、1981年から2002年にかけて制作されたアルバム8枚を集めたもので、内訳は、SONYが4枚、EMIが4枚となっています。このうち、EMIの4タイトルについては、現在原盤契約切れのため生産中止となっているので、SONYボックスへの収録は歓迎されるところです。
 メキシコの作曲家アグスティン・ララの有名曲のほか、マリアッチ、フォーク・ソング、ポップ・ソングに加え、キューバの作曲家、エルネスト・レクオーナの有名曲、:スペインの作曲家マヌエル・アレハンドロの有名曲なども収録した内容。
 楽しい歌から物悲しい歌、リズムの良いダンス・チューンまで、直接的で濃い感情表現が魅力的な内容です。ラテン・バンドの雰囲気豊かな伴奏も聴きものとなっています。(HMV)

【収録情報】

Disc1:エルネスト・レクオーナを歌う
『シボネイ』
『青い夜』
『アンダルシア』
『ポル・エソ・テ・キエロ(それゆえに君を愛す)』
『いつも私の心の中に』
『マリア・ラ・オ』
『カント・カラバリ』
『青春』
『マラゲーニャ』
『魅惑のお嬢さん』
『ラ・コンパルサ』

Disc2:Adoro
『Adoro』
『Un Viejo Amor』
『Serenata Tapatia』
『Adios Mariquita Linda』
『La Negra Noche』
『Las Mananitas A La Virgen』
『El Triste』
『Rayando El Sol』
『Noche Plateada』
『China』
『Maria Bonita』

Disc3:スペインへの想い
『ラテン・アメリカの叫び』
『私が彼だったなら』
『スペインへの想い』
『初めての人』
『セビリャ』
『女王のための歌』
『救いを求めて』
『愛し合っているふたり』
 withフリオ・イグレシアス(Vo), パコ・デ・ルシア(G)

Disc4:わがラテンの魂 第1集
『グリーン・アイズ』
『ニッケの花/だれも私の悩みを知らない(群衆)/アマラディート』
『ノソトロス/あなたと一緒に/あなたなしでは』
『メキシコからブエノス・アイレスに』
『私をまた忘れたら』
『エル・ウマウアケーニョ(花祭り)/カバージョ・ピエホ(バンボレオ)/モリエンド・カフェ(コーヒー・ルンバ)』
『デリリオ(うわごと)/アルマ・ジャネラ(平原の魂)』
『ソラメンテ・ウナ・ベス/ベラクルス/ノーチェ・デ・ロンダ(ロンダの夜)』
『カーニバルの朝(黒いオルフェ)/ブラジル』
『私が愛しているのが判る』
『アルフォンシーナと海/人生よありがとう』
『ボリンケンの哀歌/南国の小道』
『きのうのように』
『ペルフィディア(パーフィディア)/フレネシー/最後の夜』
『アディオス』
『愛のために/あなたが捜しているように/黒い瞳を』

Disc5:わがラテンの魂 第2集
『サボッレ・アミ』
『ラ・パロマ』
『アレリのつぼみ』
『太陽はもえている』
『グアンタナメラ』
『クェ・ダリア』
『ラテン魂』
『ヴォルヴァ・ヴォルヴァ』
『ペルドン』
『恋の執念』
『マリア・エレーナ』
『コラソン・コラソン』
『フィナ・エスタンパム』
『バイヤ』
『コパカバーナ』
『プリンセシータ』
『アイ・アイ・アイ』

Disc6:ララ作品集
『グラナダ』
『セビリャのカーネーション』
『若き闘牛士(マリア・テレサ・ララ)』
『ムルシア』
『わがギターの弦』
『マドリード』
『フェルミン』
『セビリャ』
『スペインぶり』
『バレンシア』
『シルベリオ』
『トレド』

Disc7:わがラテンの魂 第3集
『可愛い鳩』
『マラゲーニャ』
『この一年』
『君をどうして忘れよう』
『忘れたくても』
『テキーラはレモンで』
『ラ・ロンダージャ』
『彼女』
『わたしより強い』
『ハリスコ』
『馬上の人』
『ふたりでできるなら』
『月よ、昇れ』
『メヒカーノ(メキシコ人)』
『夜明けのくちづけ』
『花市場』

Disc8:キエレメ・ムーチョ
『キエレメ・ムーチョ(たくさん愛して)』
『セーロス(嫉妬)〜ウステー(あなた)』
『アザレアの花〜そんなにわたしを愛さないで〜シナモンの肌』
『ミーア(わたしのもの)』
『君がいなくて淋しい〜シーゲメ(わたしについてきて)』
『コクーラ』
『3倍も君を愛す』
『セニョーラ(奥さん)』
『君に慣れてしまったわたし〜遠くても君といっしょ』
『神よ助け給え』
『君のいないわたし』
『3つの言葉〜セニーサス(灰)』
『破れた心〜行ってしまった彼女〜叫べ、荒野の石』
『アシー(こんな風に)』
『イ(そして)』
『フリーオ・フリーオ(寒さ)』
『トタル(結局)』

 プラシド・ドミンゴ(T)

 録音時期
 Disc1:1983年(Sony), Disc2:1981年(Sony), Disc3:1989年(Sony), Disc4:1994年(EMI Latin), Disc5:1997年(EMI Latin), Disc6:1996年(Sony), Disc7:1999年(EMI Latin), Disc8:2002年(EMI Latin)

ユーザーレビュー

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ラテン音楽のファンには贅沢な贈り物だろう...

投稿日:2014/11/19 (水)

ラテン音楽のファンには贅沢な贈り物だろう。 オーケストラが伴奏に入っているが、エレクトリック・ベースやエレクトリック・ギター、ドラムによる単純なコードやリズムの繰り返しが単調に感じられる。 ポップスのアルバムでもアコースティックの楽器を用いた編曲にすればドミンゴの声もより引き立つはずだ。 電気的な楽器を使うとどうしても安っぽく聴こえてしまう。 アルバムによってはラテン音楽らしくトランペットやアコースティック・ギターが入っているが、伝統的なラテン音楽の伴奏楽器だけの演奏の方がオーケストラを用いるより良いと思う。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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