初期の曲は有名どころしか知りませんでした。17年ぶりのアルバムとのことですが、とてもいい！素晴らしいアルバムです。過去のアルバムもじっくり聴きたくなりました。

ボーナストラック3曲となっていますが、実際にはボーナストラックは1曲しかありません。（星はこれに対する評価です） このアルバムについては、これはこれで良いとは思いますが80年代初期のTFFが好きな人には、物足りないかもしれません。

ミディアムで長めの曲が多く、前作に比べ大人っぽい仕上がりの印象で、ビートルズの影響もあり、普遍的な王道を狙ったのかなと思っていた。テーマやリリックも分かりやすい。AOR的にも良く出来たアルバムだと思います。1st、2ndのエレクトリックな要素は控え目です。「Advice for the Young at Heart 」が好きでしたね。

tears for fearsに駄作は無いと思います。特に1〜3枚目は名曲ばかりの名盤です。それ故にその３枚は何度も再発してどれを買えば良いか迷うと思います。このファーストアルバムは4曲のボーナストラックが入っているので、初めて買う人はちょうど良いかもしれません。内容は良いメロディが多いけど、少し暗い印象です。mad world、pale shelterを聴いてピンっときたらこのアルバムはお勧めします。

tears for fearsは、ベスト盤が多いのでこの作品はスルーしていましたが、良くチェックして良かったです。何故なら新曲(未発表曲？)が２曲も含まれていました。その内の１曲は実験的なサウンド過ぎてあまり聞きませんでしたが、もう１曲は気に入りました。他の収録曲はシングルカットされた曲で、有名な人気曲ばかりで、音もリマスター効果ばっちりで良い音なんで良く聞いています。ドライブしながら聞く、everybody wants to rule the worldは最高です。

このボックスセット、一部店舗では予約しても買えなかったみたいです。HMVさんはキチンと買えたようで、信頼度がアップしました。この作品、元々音質は良かったですが、今回のリマスターで更に数段UPしたと思います。目の前で演奏しているような生々しい音で聞けて最高でした。残念な点を一つ。ブルーレイにMVを収録していない事です。seeds of loveはbeatlesを連想させるメロディで素晴らしい曲なんですが、MVの映像が秀逸なんで未収録はがっかりしました。

「シャウト」がＣＭで流れたときは度肝を抜かれた。そして「ルール・ザ・ワールド」が全米でナンバー１ヒット。「ヘッド・オーヴァー・ヒールズ」もいい。彼らの時代が来たと思った。前作の「ペイル・シェルター」「マッド・ワールド」「チェンジ」で既に魅了されていた。アメリカでは不発だったから、当アルバムで世界的地位を築いたことになるだろう。是非「ハーティング」も紙ジャケで出して欲しい。

まさに往年の名盤。80年代〜90年代にかけてのあの頃の音楽を聴きたい、という人にはジャストでオススメの一枚。

やはり、今聴いても名盤中の名盤です！最初に聴いた時ははビートルズの影響が大きいと思いました。発売当時は２ｎｄのインパクトに負けていた感じがしましたが、何度も聴いているうちに段々とハマって行って今では２ｎｄより聴いてます。音質も良くなり２枚目のディスクにはシングル・バージョンやＢ面、インストが色々と盛り沢山で最高です！

今更ですが80sｼﾝｾﾎﾟｯﾌﾟﾛｯｸﾃﾞｭｵ、ﾃｨｱｰｽﾞﾌｫｰﾌｨｱｰｽﾞのﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑがSHMｽﾍﾟｯｸ盤で出ています！『ｼｬｳﾄ』もいいですが個人的に『ﾙｰﾙｻﾞﾜｰﾙﾄﾞ』『ｳｰﾏﾝｲﾝﾁｪｲﾝｽﾞ』が超名曲です！聴く価値ありですよ♪