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【中古:盤質A】 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 リヒテル、カラヤン&ウィーン響、他

Tchaikovsky / Rachmaninov

中古情報

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基本情報

ジャンル
カタログNo
UCCG4602
日本
フォーマット
CD

商品説明

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ザ・オリジナルス Special
アナログ時代の音源をハイ・ビット・リマスタリングで蘇らせたシリーズのリニューアル!(一部デジタル録音も含みます)
不滅の名盤がルビジウム・カッティングで更に蘇る!


チャイコフスキー&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲
スヴィヤトスラフ・リヒテル


巨匠ピアニストであるリヒテルがまだその素晴らしい芸術を旧西側で聴くことができなかった頃に発表されたこの2曲の協奏曲は、彼のピアニストとしての非凡さを証明するのには充分すぎるほどのインパクトを世界中の音楽ファンに与えました。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 作品18
 スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:スタニスラフ・ヴィスロツキ

 録音時期:1959年4月
 録音場所:ワルシャワ、フィルハーモニー・ホール
 録音方式:ステレオ(セッション)
 OIBP

・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 作品23
 スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 ウィーン交響楽団
 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン

 録音時期:1962年9月
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(セッション)
 OIBP

【OIBP(オリジナル・イメージ=ビット・プロセッシング)】
オリジナル・アナログ・マスターテープに詳細に記録されている録音データに基づき、DGが開発した最新のテクノロジー「オリジナル=イメージ・ビット=プロセッシング」(略してOIBP)による、録音テイクごと丁寧にバランスやアコースティックを調整して、演奏家が望んだであろう、そして、エンジニアが録ろうとしたであろう、オリジナル・サウンドをより鮮明に、より表現豊かに再現しています。1本のマスター・テープのために割く作業内容は、大変に神経のいるもので、出来上がるまでにかなりの時間を要します。このように制作されたアルバムは、また新たな感動をもって聴くことができます。(ユニバーサル ミュージック)

収録曲   

  • 01. ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 第1楽章: Moderato
  • 02. ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 第2楽章: Adagio Sostenuto
  • 03. ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 第3楽章: Allegro Scherzando
  • 04. ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23 第1楽章: Allegro Non Troppo E Maestoso-allegro Con Spirito
  • 05. ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23 第2楽章: Andantino Semplice-prestissimo-tempo @
  • 06. ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23 第3楽章: Allegro Con Fuoco

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本盤には、リヒテルによるラフマニノフのピ...

投稿日:2011/06/20 (月)

本盤には、リヒテルによるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番とチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番がおさめられている。このうち、ラフマニノフについては、初CD化の際には、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番とのカプリングであったと記憶している。というのも、バックが同じヴィスロツキ&ワルシャワ・フィルであるからであり、協奏曲の演奏はピアニストだけでなく、指揮者やオーケストラがあってこそ成り立つことに鑑みれば、いくら人気曲どうしのカプリングとは言え、本盤のようなカプリングについては若干の疑問を感じざるを得ないことを冒頭に付記しておきたい。演奏については、何と言ってもラフマニノフがダントツの超名演だ。今から50年以上も前の録音ではあるが、現在でも同曲演奏史上最高峰の名演の地位を譲っていないのは驚異的ですらある。本演奏では、とにかくリヒテルのピアノが素晴らしい。同曲はロシア風のメランコリックな抒情に満ち溢れた名旋律に彩られた楽曲であるが、リヒテルは豊かな情感を湛えつつ、いささかも哀嘆調には陥らず常に格調の高い演奏を繰り広げていると言える。超絶的な技量は当然のことであるが、強靭な打鍵から繊細なピアニッシモに至るまで表現力の幅は桁外れに広い。スケールも極めて雄大であり、その巨木のような雄渾さはあたかも悠久の大地ロシアを思わせるほどだ。ヴィスロツキ&ワルシャワ・フィルの演奏も、いささかも華美に走らない飾り気のない演奏を展開しているが、その質実剛健とも言うべき名演奏は、リヒテルの素晴らしいピアノを引き立てるのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。他方、チャイコフスキーについては、ラフマニノフのように同曲演奏史上最高の名演とまでは言い難いが、それでも名演との評価をするのにいささかの躊躇をするものではない。指揮はカラヤンであり、オーケストラはウィーン交響楽団。ベルリン・フィルではないのは残念であるが、これは契約の関係で致し方がなかったのかもしれない。いずれにしても、これは典型的な競争曲になっていると言える。リヒテルとカラヤンというとてつもない大物芸術家どうしが火花を散らし合う演奏。絢爛豪華なチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番だけに、実にスリリングで面白く聴くことが可能であると言える。カラヤンは、本盤のリヒテルのほか、ワイセンベルク、ベルマン、キーシンとともに同曲を録音しているが、ピアニストと対等な立場でいわゆる協奏曲の醍醐味とも評価し得る競争的な演奏を繰り広げたのは本演奏だけであったと言えるだろう。録音は、従来盤ではチャイコフスキーは比較的満足できる音質であったが、ラフマニノフはやや不満が残る音質であった。その後、SHM−CD盤が発売された際には、ラフマニノフもかなり音質改善がなされ、比較的満足できる音質になった。しかしながら、現在ではSHM−CD盤は入手難である。とりわけ、ラフマニノフについては同曲演奏史上最高の名演であり、今後SHM−CD盤の再発売、更には、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤での発売など、更なる高音質化を大いに望みたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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「ルビジウム・カッティング」により、従来...

投稿日:2010/02/11 (木)

「ルビジウム・カッティング」により、従来のCDでは得られなかった鮮明かつ自然な音を再現していると商品には記載されている。確かに、音自体はクリアにはなっているものの、音の伸びがなくなっており、またやせ細った音となっており、音楽として大事なものが、欠けてしまっている。大変残念なことである。これから新たに購入する方は、従来盤の方を購入することを薦める。

ジュン さん | 東京都 | 不明

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他盤HMVレビューにもあるように西側セッシ...

投稿日:2009/09/15 (火)

他盤HMVレビューにもあるように西側セッション録音で神秘と言われたリヒテルの当時天下を睥睨しつつあるカラヤンとのチャイコフスキー協奏曲共演舞台。曲自体派手な物なのにこの共演者は競争するというか時には攻撃的とも思われる場面も感ぜられ今となっては大時代的でもありましたが冒頭から面白く聴け名盤にカウントされていたのも肯けました(VSOも往時は元気!)。ラフマニノフは男っぽいリヒテルの骨太さが楽章により私の好みとマッチ、アンマッチを鮮明に感じた次第でトータル素晴らしい盤となってます。

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