Sylvie Vartan (シルヴィ・ヴァルタン)

Sylvie Vartan (シルヴィ・ヴァルタン) プロフィール

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-シルビィ・ヴァルタン-とその名前を聞いただけであの可愛らしいブロンドにキュートな口元が浮かぶ....。そんな彼女こそ元祖アイドル、そしてロリータ(※1)と呼ぶに相応しい(”ロリータ・ヴォイス”とはちょっと違った歌声が魅力ですが)。’60年代前半に大活躍する歌手(ロリータ系)(※2)たちFrance Gal(フランス・ギャル)Francoise Hardy(フランソワ−ズ・アルディー) Sheila(シエラ)等彼女たちは16歳から17歳でデビューしソロとしてそれぞれに愛くるしい魅力を放っていた。同世代の男の子は勿論女の子たちはシルヴィーたちに夢中になり、女の子たちはこぞってファッションを真似たイエイエ・ブーム(※3)の到来である。

シルヴィ・ヴァルタンは1944年8/15、ブルガリアの首都、ソフィア生まれ、8歳の時に家族と共にパリへと移ってきたが当時はまだフランス語は話せなかったという。シルヴィには7歳年上の兄、Eddie(エディー)(※4)がいるが実は彼女よりも一足先にデビューを果たしておりエディーが彼女のデビューのきっかけを作ったというのも事実であります。’61年にRCAより”Panne d'ssence”にてEPデビュー、アルバムでは’61年の秋にリリースした”Tous Mes Copains"がファースト・アルバムとなっている。弟のエディーはジャズを好んでいたのに対してシルヴィーの方はBrenda Lee(ブレンダ・リー)bill Haley(ビル・ハ−レィ) 、そしてElvis Presley(エルヴィス・プレスリー)がお気に入りであったようで、あのキュートで愛らしいルックスとは裏腹に彼女はロックを好んで聞いていたようであります。またそれは彼女の人生そのものでもあるのですが....。プライヴェートな部分としてのシルヴィーについては’65年にフレンチ・エルビス(!)との呼び声も高かったJohnny Hallyday(ジョニ−・アリディ)とLoconvilleにて結婚し、翌年の8/15(なんとシルヴィーと同じ誕生日である!)にDavid(デビッド)(※5)が誕生する。やがて幸せであった日々にもジョニ−・アリディとの決別を迎える日が来るのであるが後にシルヴィーは’81年、東京音楽祭において知り合ったアメリカ人ディレクターのTony Scotti(トニ−・スコッティー)と出会い恋に落ちる事となるのである。

パリのオランピア劇場(L'Olympia)をメインに活動し、現在まで実に数多くのコンサートをこなし活動してきたシルヴィーであるが日本には過去’92年の6月、7月に東京、岡山、神戸、名古屋、大阪とツアーを、そして’99年には東京にあるジャズ・クラブにても来日公演を行っている。このページをよんで頂いている方々の中にもシルビー・ヴァルタンのコンサートを体験された方もおられる事と思いますが、ワイルドで優雅でコケティッシュな魅力に満ちたパフォーマンスはやはり最高にステキだと思います。マリリンマドンナも適わぬキャラでなのでは?

★銀幕の中のシルヴィー・ヴァルタン★
スクリーンにおいてもそのキュートなお姿を拝む事が出来ます。

(1963年)
○ Just For Fun
○D'ou Viens-Tu,Johnny?(ジョニ−・アリディーとの共演作)

(1964年)
○Cherchez L'idole/アイドルを探せ
ミシェル・ボワロン監督作品、、Charles Aznavour(シャルル・アズナヴール)Johnny Hallyday(ジョニ−・アリディー)共演〜これぞ彼女の代表作!ストーリーは5000万フランのダイアモンドを巡って若いカップルがフランス中を駆け巡るコメディーなのですが、この映画のテーマ曲としてシルヴィーはあの名曲「アイドルを探せ/La Plus Belle Pour Aller Danser」を歌い、日本でも一躍アイドルとなったのであります。「アイドルを探せ」と言えばAlain Resnais(アラン・レネ)監督作品、Jane Birkin(ジェーン・バーキン)出演の’97年の「恋するシャンソン」でこの曲が流れ、また効果的に活用されております....。

○Patate
(1967年)

○Les Poneyttes(1994年)

○L'Ange Noir
等の作品にご出演されていますのでチャンスがあればぜひチェックしてみて下さい。

’99年でのオランピアでのコンサートではジャン・ポール・ゴルチエのコスチュームがお似合いでした....近年益々セクシーなヴァルタン、シンガーとしては勿論、映画、テレビ(バラエティーを含む)に及んで’60年代の初頭より現在までアイドルからアーティストへと懸けぬけてきたシルヴィー、今もなおその美しいブロンドをなびかせファンを魅了し続けているのです。


(※1)Lolita(ロリータ)
1955年にロシアの亡命作家のウラジミール・ナボコフにより書かれた有名な小説が「ロリータ」すべてはそこから始まっている、穢れなき少女の代名詞であります。

(※2)ロリータ歌手・系
ここでヴァルタン以外フレンチ・ロリータ系をあげるとするならば、ジェーン・バーキン、Charlotte Gainsbourg(シャルロット・ゲンズブール)親子、Chantal Goya(シャンタル・ゴヤ) 、フランス・ギャル、フランソワ−ズ・アルディー、Sheila(シエラ) Elsa(エルザ)、cathy Claret(キャシー・クラレ) 、LIO(リオ)、リオの妹Helena Noguerra(エレーナ) Vanessa Paradis(ヴァネッサ・パラディー)等々がそのイメージ上にある事はある....。

(※3)YeYe(イエイエ)’60年代のロリータ系アイドルたち、このブームを称してこう呼ぶ。日本においては、昭和38年頃に和製のイエイエ現象とも言えるレナウンのCMソングで”ワンサカ娘”(小林亜星氏作曲)が大ヒット!(CMにはイカしたミニ・スカ−トにブーツのお姉さんが登場していたような...)空前のイエイエ・ブームが勃発。

(※4)Eddie(エディー)
Eddie Vartan(エディー・ヴァルタン)シルヴィーの実の兄。姉よりも一足先にデビューしバンドにて活躍していたらしい。Ria Bartok(ライア・バルトーク)というアイドルのバックを務めた時の録音もあるとか....。

(※5)David Hallyday(デビッド・アリディー)
シルヴィーとジョニ−・アリディーとの息子。現役のシンガーです。(お顔はどちらかといえば、シルヴィー似です)

(※6)L'Olympia(オランピア劇場)
パリはカプシーヌ通りを入った所にあるシャンソンの殿堂、ヨーロッパにて最高のミュージック・ホールとされている。1883年にこけらおとしされ、現在までにはEdith Piaf(エディット・ピアフ) Yves Montand(イブ・モンタン) 、Charles Aznavour(シャルル・アズナブール)、等のアーティストが公演している。’94年にはCeline Dion(セリーヌ・ディオン)も公演を行っている。また’97年には一度改装されGilbert Becaud(ジルベール・ベコー)の公演でリニューアル・オープンした。

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