CD

Live At Montreaux

Sun Ra (サン・ラ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PCD22032
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

 1976年7月9日、スイス、「モントルー・ジャズ・フェステュヴァル」に現われたサンラ・アーケストラの、発売当時LP2枚組で発表されたライヴ演奏。
本盤発表時、最も大きなインパクトを与えたのはアーマッド・アブドゥラのトランペット・プレイだった。70年代中期多くのトランペッターが活躍した時代、ここに聴けるよなアプローチで、いわゆるトランペット・プレイ本来の持ち味と、サンラが持つ先見性、先鋭性を同時に満たすトランペッターは数少なかった。
ここには1964年の「ジャズの10月革命」以降のフリージャズ・サイドのコンセプトがほとんど包含され、「集団即興演奏」や「フリーリズム」、さらにセシル・テーラーに見られた「打楽器的なピアノ演奏」に加えて、オルガン、ムーグ/シンセサイザーを駆使した演奏まで、サンラの辞書に不可能はないとばかりの展開がされている。
「ビバップ・リヴァイヴァル」という名のジャズのメインストリームへの回帰の一方で、着々と進められたサン・ラによるジャズの先鋭化という意味では、純粋な音楽としてのジャズファンにとって最良の、そして、最も評価しやすいサンラの演奏の最右翼として推薦できる作品だ。
ラーという存在からの様々な啓示を含めてサン・ラの「活動」が音楽に止まらなかったことは周知のことだが、その実態はなかなか漏れてこない。その意味では湯浅氏の解説の意味は大きい。

総合評価

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サン・ラーの持つ太陽はとてつもなく黒い。音の...

投稿日:2006/06/07 (水)

サン・ラーの持つ太陽はとてつもなく黒い。音の中にアフリカからアメリカのド田舎までを持っている。フリージャズはわかりづらいが、サン・ラーの根底にあるのは音楽を音楽として慣れる事ではなく鳴らす事。土星からの使者と本人は言っているがそれなら私は土星のわっかになりたい。

暗黒舞踏おっさん さん | 千葉県 | 不明

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犬野郎、木星さんの意見と同じです。サンラ...

投稿日:2005/05/19 (木)

犬野郎、木星さんの意見と同じです。サンラのおいしい所が、すべてつまっています。一般的に難解と思われているサンラですが、このライヴはとっつきやすく、一枚目としては、最適だと思います。これでピンときた人は、サターンのスタジオ盤も是非聞いてみて下さい。dvdの”ジョイフル・ノイズ”もお勧めです。

しゅーねん さん | 神奈川県相模原市 | 不明

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凄い!サン・ラー・アーケストラの素晴らし...

投稿日:2004/12/05 (日)

凄い!サン・ラー・アーケストラの素晴らしいところが全て詰まっている。ビッグバンドの面白さ、土星人のピアノ、そして実験的と言えるシンセの攻撃的なソロ、「スタンダードも演りまっせ!」という内容・・・すべてが詰まったアルバムは少ないハズ。 最初の一枚目のライブ盤としては良いかと。音質も最高!

犬野郎 さん | 木星 | 不明

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人物・団体紹介

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Sun Ra

「俺の体には緑の血が流れている」「大気圏外は気持ちいいよ!」と語るサンラ。アーケストラを率いて世界各地に「巡礼」を続けるハーマン・ソニー・ブラント、ことサンラ。1930年代から自己のトリオを結成して活動を始め、1946−7年のフレッチャー・ヘンダーソン楽団でのピアニスト=アレンジャーとしての仕事で本格的にプロとして名を上げた。

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