CD

Pavane For A Dead Princess: 亡き王女のためのパヴァーヌ

Steve Kuhn (スティーブ・キューン)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TKCV35361
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

<演奏に関して>

マスタリングの関係で「音温度」がやや高い本作の演奏。トップに収録された“いつも虹を追いかけて”は、ロマンティックなジャズにピッタリな演奏。冒頭のこの曲だけでロマンティク・ジャズ愛好家はノックアウトされるだろう。このところの(5〜6年)キューンの好調ぶりは、かつての欧州での活躍を知るものには、ある意味での「転向」を感じさせる。しかし、その「転向」振りは、ピアノ・ファンにとっては逸材の演奏が「旬」を迎えているという意味では、より一層好ましく映っている。簡単に力が抜けた演奏というが、本当に力が抜けてしまっては演奏にメリハリがなくなってしまう。その意味でキューンは、“余計な”力が抜けた演奏を、ここ数年続けてきている。
本作でのキューンには、与えられた題材に必死に挑戦する姿が投影する。1960年の未発表演奏が予想外の反響を呼び、第二期黄金時代を迎えているスティーヴ・キューン。かつて、キューンを欧州に走らせた稀代の「ジャズ・ミュ−ズ」、モニカ・ゼタールンドも鬼籍に入ってしまったいま、スティーブ・キューンの脳裏に浮かぶのは、どんなロマンスなのだろうか?そんな思いを抱かせる作品。ジム・ホールをはじめ、多くのジャズミュージシャンの演奏でお馴染みのラヴェルのタイトル曲をはじめ、ショパンの哀愁を帯びた作品、そして、意外にはまってしまう、ラフマニノフのH、最後の“ララバイ”まで選曲もジャズでの演奏を十分に意識した、その場しのぎではない充実した11曲が収録され、クラシックをジャズで演奏しただけの作品とは違うキューらしいオリジナリティに溢れた出来上がりとなった。挟まれるソロはもちろん、バリバリのキューン節に溢れたスインギーなものだ。ないようジャケットともに優雅なピアノ・トリオ。

<ジャケット・デザイン>

今回もジャケット写真は、Jeanloup Sieff。亡くなった画家のアトリエをスタジオ代わりに使って、ここにある絵のようなポーズをしてくれないかとモデルに注文して撮影された作品。ジャンルー・シーフらしいもダニにズム溢れる写真。
本作はタイトル曲のほか全てがクラシックの著名な音楽家達の作品で埋められている。パリのこのアトリエはそうした「時代感」を見事に聴くものに伝えてくる秀逸なデザインとなっている。

Steve Kuhn(p) Davod Finck(b) Billy Drummond(ds) : Recorded at The Studio,NYC.,on August 18&19,2005

内容詳細

ベテランの白人ピアニストが、ショパン、チャイコフスキーら大作曲家が残した名作に挑んだ意欲作。クラシックならではの優美な旋律を際立たせつつ、オーソドックスなジャズの語法でアプローチすることで、ジャズとクラシック双方の魅力の再発見を促す。(Y)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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Tres bon disque de jazz. pour une fois l...

投稿日:2008/08/07 (木)

Tres bon disque de jazz. pour une fois la rencontre ”classique” ”jazz” est tres reussie. grand merci a Venus Records pour de tels enregistrements d’une rare qualite. A ecouter de preference sur un tres bon systeme haute fidelite.

Mundi さん | Reims en Champagne | 不明

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