Sound & Recording Magazine編集部

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Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン)2017年 10月号

Sound & Recording Magazine編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
040191017
フォーマット
発売日
2017年08月25日
日本
共著・訳者・掲載人物など
:

内容詳細

鍵を握るのは"ビット・チューン"……来るべきソロ・アルバムの行方を占う

■巻頭インタビュー
中田ヤスタカ

2016年10月号でソロ名義でのアーティスト活動を宣言した中田ヤスタカ。それ以降、Perfume/きゃりーぱみゅぱみゅ/三戸なつめらのプロデュースと並行して、「NANIMONO(feat. 米津玄師)」「Crazy Crazy(feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu)」「Love Don't Lie(Ultra Music Festival Anthem)(feat. ROSII)」といったソロ楽曲をリリース。それらに共通するキーワードは"ポストEDM"。さまざまなジャンルを飲み込んだジャンル定義不可なダンス・ミュージックとして、次なるシーンの行方を予見させるサウンドだ。そんな中田のソロ・アルバムのリリースが何となく見えてきたということで、彼は今どんな未来をイメージして活動しているのか、クリエイターのあるべき姿、そしてこれからの新しい音楽についてじっくり持論を語ってもらった。カルヴィン・ハリスの新作に関する鋭い洞察も中田ならでは。

■約60P!総力特集
「ポストEDM」先端サウンド論考
〜ビッグ・ルーム、バウンス、フューチャー・ベース、トロピカルの次を探る〜

テン年代の音楽シーンを席巻するEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)。もともとはクラブ・ミュージックの世界で発生したものだが、"ULTRA"に代表されるフェスティバルが急速に規模を拡大したり、影響力を持ったアーティスト/DJたちが登場する中で、ポップ・ミュージックとして浸透するまでに至った。また同時にアンダーグラウンドでの新しい試み/異種交配も続いており、これまでにビッグ・ルームやバウンス、フューチャー・ベース、トロピカル・ハウスなど、さまざまなスタイルが誕生。早耳のアーティストらがオーバーグラウンドにそれらを持ち込む事例も散見されるが、一方でシーンの現状がつかみづらくなっているのも事実である。本特集では、そのようなEDM勃興以降="ポストEDM"のサウンドとその未来について、多角的な視点から見ていきたい。ここに著した内容が、クリエイター諸氏のこれからの音楽制作に役立つことを願うばかりだ。

◎イントロダクション:"EDM以降"の世界(KSUKE、SUI、tomad、TREKKIE TRAX、Ujico*/Snail's House、Yunomi)
◎アーティスト・インタビュー@:Pa's Lam System
◎アーティスト・インタビューA:w-inds.
◎ポストEDMフォト・ギャラリー
◎制作テクニック解説:Hi-ra、KSUKE、Masayoshi Iimori、Yunomi
◎アーティスト・アンケート:AMUNOA、kz、JapaRoLL、TJO、PARKGOLF、YUC'e、他
◎海外クリエイター・インタビュー:ダニエル・メルロー
◎スペシャル対談:☆Taku Takahashi × banvox

■Interview
藤城剛
〜人気音楽番組『関ジャム 完全燃SHOW』 担当プロデューサーが制作の裏側を語る!

昨今、テレビの音楽番組の減少がささやかれているが、その中でも独自の切り口で企画を立て、注目を集めているのが『関ジャム 完全燃SHOW』だ。現在は関ジャニ∞と古田新太を軸にしたホストと、音楽業界人のゲストを交えたトーク。そしてライブ・セッションという形で番組が作られているが、その内容が実に興味深い。スタジオ・ミュージシャンやクリエイター、エンジニア、振り付け師など、いわゆる裏方として支えている人たちを"深掘り"しているのだ。レコーディングについてを取り扱ったあとには"サンレコっぽい内容だ"とTwitterでつぶやかれるなど、弊誌としてもその動向に注目していた。そこで、『関ジャム 完全燃SHOW』がどのように制作されているのか取材を依頼。番組プロデューサー・演出を手掛ける藤城剛氏がその疑問に答えてくれた。

■Production Report
ザ・エックス・エックス『アイ・シー・ユー』

ロミー・マドリー・クロフト(vo、g)、オリヴァー・シム(vo、b)、ジェイミー・スミス(k、prog)の3人から成るロック・バンド、ザ・エックス・エックス。2005年にロンドンで結成され、2009年に発売した1stアルバム『xx』は大きな話題となった。彼らの3rdアルバム『アイ・シー・ユー』がリリースされたのは2017年1月の第2週だが、その時点で今年の"Album of the Year"の有力な候補として見られている。そのアルバム・サウンドを担っている重要人物は3名。まず1人がメンバーのジェイミー・スミス。これまでのアルバムでもレコーディングを自ら行ってきた。次の1人がロデイド・マクドナルド。アデルやボビー・ウーマックのプロデュースで知られる人物で、過去作に引き続き今回も共同エンジニア/プロデューサーを担当した。そしてこれらの2人にも増してサウンド面で注目すべき人物こそがイギリスの人気エンジニア、デヴィッド・レンチだ。ここでは『アイ・シー・ユー』に収録された「Say Something Loving」のミックスについてレンチが詳細を語ってくれた。

■コンサート見聞録
DEAN FUJIOKA@東京国際フォーラム

7月にEP『Permanent Vacation / Unchained Melody』を発表したDEAN FUJIOKA。そのリリース直後には"History In The Making"と銘打ったライブを開催した。ダンス・ミュージックやロック、フォークなど、多様なジャンルを吸収して作られるDEANのサウンドが、ライブでどう表現されるのか気になる人も多いだろう。本稿では7月13日に東京国際フォーラム ホールAで行われた公演の模様をPA面からレポートしていく。

■behind the scene〜映像を音で彩る作曲家たち
大間々昂

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