CD 輸入盤

キリ・テ・カナワの芸術(6CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4786419
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

キリ・テ・カナワ・ボックス(6CD)
ザ・クラシック・アルバムズ


よくクリーミー・ヴォイスと称えられるその輝かしい声と美しい歌唱様式により、ドイツをはじめ欧米各国で人気を博したキリ・テ・カナワの名唱コレクション。
 彼女が得意としたモーツァルトとシュトラウスのオペラ・アリアから、バロック音楽に至るまで幅広い作品が収められており、デッカ(とPHILIPS)ならではの優れた音質で、その美しい声による歌の魅力を微細な部分にいたるまで楽しむことができます。

【Disc1/オーヴェルニュの歌】
各国でベストセラーとなった世にも美しいフランス民謡アルバムからのセレクション。中でも陶然とするばかりの『バイレロ』は有名で、映画やテレビなどでもよく使用されていました。ジェフリー・テイト指揮するイギリス室内管弦楽団の演奏も絶品です。

【Disc2/モーツァルト】
冒頭を飾るのは、1971年にコヴェントガーデンで大成功を収め、彼女の名声を世界的なものとした思い出の役柄でもある『フィガロ』の伯爵夫人のアリア。収められた演奏は、その成功から10年後にショルティの指揮で録音された全曲盤からの2曲で、克明なオケが彼女の得意曲をさらに引き立てています。
 続いて、コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団の伴奏で録音したアリア集が丸ごと収録されています。類まれな美声によるアリアの数々は実に魅力的で、聴いていて心地よいことこの上なし。デイヴィスの指揮による伴奏もたいへん充実した立派なものです。
 2曲収められたコンサート・アリアは、ジェルジ・フィッシャー指揮ウィーン室内管弦楽団の伴奏。K.528はモーツァルトがなかなか自分のためのアリアを作曲しないことに業を煮やしたヨゼーファ夫人は軟禁状態で書かせたエピソードで知られるアリアで、短時間で書かれた物ながら夫人を満足させる素晴らしい仕上がりとなったことでも有名。アルバムの最後に収められたK.383は、アロイジア・ヴェーバーとの失恋が生み出した曲で、感謝の気持ちに満ちた内容からリサイタルの締めくくりにもよく使われる佳曲。『劇場支配人』のアリアはプリッチャード指揮ウィーン・フィル演奏の全曲盤からの1曲。恋の気持ちをコロラトゥーラで歌い上げる明るい曲です。

【Disc3/歌の翼】
CD時代初期に人気のあったフィリップスのオリジナル・アルバム「歌の翼(原題:AVE MARIA)」をそのまま収録。ナチュラルな優秀録音により捉えられたキリ・テ・カナワ全盛期の声は実に綺麗で、なだらかなラインの生きる選曲も含めて人気のあった理由がよく判る傑作です。

【Disc4/リサイタル】
1990年に発売されたデッカのオリジナル・アルバム「キリ・テ・カナワ リサイタル(原題:KIRI IN RECITAL)」をそのまま収録。ラフマニノフのヴォカリーズ、リストのローレライといった美しい作品から、ラヴェルの5つのギリシャ民謡、オブラドルスのスペイン古典歌曲集などといった作品までピアノ伴奏で収録。細かな表情づけに長けてきたキリ・テ・カナワの表現力が楽しめる内容です。

【Disc5/R.シュトラウス】
1991年に発売されたデッカのオリジナル・アルバムをそのまま収録。ショルティ指揮ウィーン・フィルと共演した『四つの最後の歌』は、キャリアを積んだ彼女の見事な歌がオーケストラの表情豊かなサウンドとマッチして素晴らしい聴きもの。ジュネーヴ・コンクール優勝の腕前を持つショルティのピアノ伴奏による歌曲も親密で美しい仕上がりです。

【Disc6/オペラ・アリア集】
キリ・テ・カナワが得意としたオペラの全曲録音がら抜き出したアリア集。ヴェルディの『椿姫』『シモン・ボッカネグラ』『オテロ』、プッチーニの『マノン・レスコー』『トスカ』、グノーの『ファウスト』、ヨハン・シュトラウの『こうもり』、ビゼーの『カルメン』、リヒャルト・シュトラウスの『アラベラ』からの選曲で、録音時期は1984年から1991年となっています。(HMV)

【収録情報】
Disc1
・カントルーブ:『オーヴェルニュの歌』より第1、2、3集
 イギリス室内管弦楽団
 ジェフリー・テイト(指揮)
 録音時期:1982年

Disc2
・モーツァルト:『フィガロの結婚』より
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
 録音時期:1981年

・モーツァルト:『ツァイーデ』『偽の女庭師』『ティートの慈悲』『魔笛』『コジ・ファン・トゥッテ』『羊飼いの王様』『ルーチョ・シッラ』『イドメネオ』より
 ロンドン交響楽団
 サー・コリン・デイヴィス(指揮)
 録音時期:1982年

・モーツァルト:『劇場支配人』より
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ジョン・プリッチャード(指揮)
 録音時期:1989年

・モーツァルト:わが美しき恋人よ、さようなら・・・とどまって下さい、いとしい人よ K.528
・モーツァルト:わが感謝を受けたまえ、やさしい保護者よ K.383
 ウィーン室内管弦楽団
 ジェルジュ・フィッシャー(指揮)
 録音時期:1980年

Disc3
・グノー:悔悟
・モーツァルト:証聖者の荘厳な晩課 K.339より「ラウダーテ・ドミヌム」
・J.S.バッハ:御身は我がかたわらに BWV.508
・J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
・グノー:聖チェチリア祝日のためのミサ・ソレムニスより「サンクトゥス」
・メンデルスゾーン:歌の翼に
・フランク:天使の糧
・モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
・シューベルト:アヴェ・マリア
・パーセル:トランペット・テューン
・ヘンデル:『サムソン』より「輝ける大天使たちを、その天界の合奏を」
 イギリス室内管弦楽団
 バリー・ローズ(指揮)
 録音時期:1984年

Disc4
・パーセル/ブリテン編:聖処女マリアの諭し
・リスト:ローレライ
・リスト:どうやって、と男たちはたずねた
・リスト:夢にきませ
・リスト:平和はみつからず、さりとて戦う気にもならず
・ラヴェル:5つのギリシャ民謡
・ラフマニノフ:ヴォカリーズ
・グラナドス:マハと夜うぐいす
・オブラドルス:スペイン古典歌曲集より(恋人に/心よ、お前はなぜ/母さま、わたしは恋を抱いて/いちばん細くきれいな髪で/花嫁はおちびさん)
 ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
 録音時期:1989年

Disc5
リヒャルト・シュトラウス: ・4つの最後の歌
・あおい
・父が言いました
・母親の自慢話 ・マドリガル
・セレナーデ
・ひどい天気
・万霊節
・夜
・ツェツィーリエ
・わが胸の思いのすべては
・出会い
・明日には
・献呈
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(4つの最後の歌)
 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮、ピアノ)
 録音時期:1990年

Disc6
・ヴェルディ:『椿姫』『シモン・ボッカネグラ』『オテロ』
・プッチーニ:『マノン・レスコー』『トスカ』
・グノー:『ファウスト』
・ヨハン・シュトラウス2世:『こうもり』
・ビゼー:『カルメン』
・リヒャルト・シュトラウス:『アラベラ』
 より全曲盤からの名アリア集
 録音時期:1984〜1991年

 キリ・テ・カナワ(ソプラノ)

 録音方式:ステレオ(アナログ&デジタル)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Canteloube: Chants d'Auvergne (Vol.1) - English Chamber Orchestra, Jeffrey Tate

ディスク   2

  • 01. Mozart: Opera Arias - London Philharmonic Orchestra, Sir Georg Solti

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ユーザーレビュー

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ながら族で聞き流してもいいし,じっくりと...

投稿日:2014/04/24 (木)

ながら族で聞き流してもいいし,じっくりと聞き込むと更に素晴らしい。 しかし,なんて美しい声なんでしょう。 これを聴いてあんまり感動しなかったら,その人は音楽を必要としない人ではないのかな・・と思うほど。 ジャケットの写真も綺麗だし,収録曲もいい。文句なしです。

futa さん | 愛媛県 | 不明

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普段は、交響曲とか協奏曲とか楽器を使った...

投稿日:2014/03/06 (木)

普段は、交響曲とか協奏曲とか楽器を使った演奏を聴いているのですが、声の演奏を聞きたくなるといつもキリの歌を聞いています。 何を歌っても上手なんです。ショルティとの息のあった演奏も見事です。 お買い得感満載のお勧めセットです。

氷の丈二 さん | 山梨県 | 不明

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