内容はＧＯＯＤ！ これでやっとSKYのＣＤをコンプリートできました。 今回の再発売＋BEST OF SKYで、SKYの全作品をコンプリートできます（Sky2のGavotto and Variationは一番盛り上がる最後がカットされているので、別途Best of Skyが必要）。全部聞きなおして、やはり思うのは、Monkumanが在籍していたときが、私の好みに一番合っていたなということです。

Gavott and variationの全演奏を聴くには、今のところこれしかない。Monkman在籍時のベスト盤としては悪くないが、私としては、Sky、Sky2とこれで、Monkman在籍時の演奏をコンプリートするのがお勧め。最初は本当に未だ在庫があるのか心配で、当初予定の入荷日に入らなかった時、半ば諦めたが、入手できて本当に良かった。

CD１枚に納めるためでしょうが、Gavotte ＆ Variations が途中でカットされているのがとても残念。それさえなければ最高なのに...

スカイは当時人気があったクラシック畑のギタリスト、ジョン・ウィリアムズをフィーチャーした、今で言うと「クラシカル・クロスオーヴァー」的なグループである。下の方はエイジアと同時期と書いておられるが、本作のリリースは１９７９年４月で、エイジアの１作目は１９８２年のリリースであるので、同時期ではない。７９年６月にウェットンはＵＫで来日している（私も見に行っている）。私の認識では、本作はプログのファンよりもクラシックやジャズのファンに受け入れられた感じがする（当時それなりの発行部数があったオーディオ雑誌で好評価を受けたこともあって中高年にも人気があった）。また、エイジアはプログのファンから「総スカン」ということはなく、一部のプログ・スノッブが「産業ロックに走った」と非難はしたが、売り上げを見ても、一般的には好評だったと記憶している。本作のほうはクラシック曲やクラシック風の曲をロック・バンド編成で演奏した、良く言えば万人向け、悪く言えばイージー・リスニング的な側面もある作品だと思う。

LPでリアルタイムで聞き、来日公演を楽しみにしていた方には嬉しいCD再発。SKY1(CD-1)+おまけ？CD(CD-2)となっています(音質は良好)。当時のライナーではジャズ・ロック〜フュージョンの扱いでした。801で健闘していた、フランシス･モンクマン(key)のキーボード・ワークが開花したバンド。何と言っても、LPのB面を占めた、Where Opposites Meet： Parts 1-5が聴きどころです。

当時はロックオムニバスの名作「ピーターと狼」に参加したKevin Peekとex.Curved AirのFrancis Monkmanが参加で話題となった、ロックとクラッシックの融合を試みた文字通り”フュージョン”グループの1st。 M2の[Carillon]は当時7インチシングルでも発売された。音のほうはプログレとは似ても似つかぬライトタッチな音で万人向けであったが、プログレファンからも一定の評価をされていた。 同時期にデビューを果たしたが、プログレファンから総スカンを喰ったASIAのほうがずっとプログレらしかったのが何とも皮肉だ。

オリジナルは文句なしの最高傑作。 ＬＰ２枚組でボーカルなしでそしていきなり全英１位。 当時、ヘビーローテで何度も聴きました。 アンソロジーの２枚目は若干落ちるが不要な人はＵＫ版を買うのも手でしょう。 SKY3以降も是非リイシューしてほしい。 個人的にはフランシス･モンクマンがキーマンだと思う。

記念すべきSKYのデビュー作。 SKY2には若干劣るが名作であることには間違いない。 まさか日本版でリイシューされるとは思わなかった。 惜しむらくは怒りの日・断頭台への行進、それにSKY3からヘンデルのサラバンドを入れてほしかった。 音質はよい。

2枚組みにするならぜひScipioのフェードアウトをカットせずに、アナログ盤と同じ長さにして欲しい。Disk2の曲目は5,6,7枚目からからの抜粋で魅力に欠けます。John Williamsが抜けてからの曲を混ぜるよりもどうせならFive-LiveのCD化で割愛されたAnimalsを入れていただきたい。お願いします。

アナログ盤の1st,2nd,3rdを持っている。CDが欲しくて買ってみた。CD化されていない3rd以降の音源もあってうれしい。Hottaはライブ音源だが、SKY２の1曲目スタジオ音源がいいかも。 カーブドエアのフランシスモンクマンからこのバンドに来た人は、SKY1とSKY２をお勧めする。バイオリンなしのヴィヴァルディが入っているから