ピアノによるインプロヴィゼーショナルT
カール・ミカエル・ベルマンの『フレドマンの手紙と歌』をテーマとした即興曲(15曲)
二クラス・シヴェレーフ(ピアノ)
2006年8月28日〜30日、ストックホルム、ニーブローカイエンでの録音
スウェーデン発!
即興の真髄を徹底的に追求する驚異のシリーズ!
スウェーデンのカプリース(Caprice)から「インプロヴィゼーション(即興)」の真髄を徹底的に追求する驚異のシリーズがスタート!
「ピアノによるインプロヴィゼーショナル」とは、3年間で全10タイトルのリリースが予定されているピアノによる完全な即興演奏のシリーズ。
このシリーズ全体に一貫して適用される重要な理念とは、
@インプロヴィゼーション(即興)であること。
A10タイトル全てで同一のコンサートホール、同一のピアノを使用(ピアニストは各タイトルで変更となる)。
Bレコーディングの直前(ホールに入ってから)にテーマが提示される。事前提示は一切なし。
Cセッションは全て真夜中に行われる(人間の脳の活動時間に着目)。
という徹底された4項目。
ピアニスト自身の備えたテクニックや即興能力はもちろんのこと、音楽性や人間性もが試され演奏に直接反映されるという部分も非常に興味深いところです。
この「ピアノによるインプロヴィゼーショナル」に挑む最初のピアニストは、スウェーデンの実力者ニクラス・シヴェレーフ。そのシヴェレーフに提示された注目のテーマは、18世紀スウェーデンの高名な詩人であるカール・ミカエル・ベルマン[1740-1795]の「手紙と歌」。
シヴェレーフの閃きによって次々と放たれるベルマンをテーマとした即興演奏は圧巻の一言。まったく新しい視点とアイディアによるシリーズがいま始まります。(東京エムプラス)